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TRJ〜教師の本当の仕事  作者: おみき
第4章 行動
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囚われ

月は輝く、美しく。偽りの輝きであったとしても。

予想通り、件の2人は口を割らない。当たり前だよな。しかし、もし無理やり頭の中を覗かれたらどうなるのだろうか。もしそんな能力もっていたなら。


俺はもってるんだな、これが。滅多に使うことはないが。


そして俺はこの能力を俺は嫌っている。嫌悪している。だから使う気はない。


しかも、相手があの人なら、俺の能力は知っているはず。つまり頭の中を覗いても真実には届かないことになる。罠に嵌まりにいくようなものだからな。


いっその事、先輩の頭を覗けたなら良いのかもしれないが自分より格下の相手以外には通用しない能力…どころか格上相手にチカラを使えば、逆にこちらの頭の中を覗かれてしまうリスキーな能力。格下の頭を覗いてもあまり意味もなく、格上には通用しない、まさに器用貧乏とは俺のことだな。


さて、さて、どうするか。 …なんてね、決まってるさ。先輩達が帰ってくるのを待てばいい。どんな展開になるかねぇ。

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