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TRJ〜教師の本当の仕事  作者: おみき
第1章 日常から非日常へ
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決断

そうだ、触れてはいけない。

「一つだけお願いがあります。」俺は、校長が話をつなぐ前に、自分から願いでた。


「精鋭となる人員は私に選ばせて頂きたいのです。」


校長は、黙って頷き

「初めから、そのつもりだったよ。そして、人数は最小限と言うんだろう?」


「ありがとうございます…我儘を聞いて下さり感謝いたします。」俺は頭を、下げる。


「いやなに。君のことだろうから、そう言うだろうと思っていたよ。守りに回す人数を出来るだけ多くしたい、自分達がやられても影響が限りなく少なくなるようにってね。しかし、最小限で連れて行かれる精鋭たちは気の毒ではないのかね?」


「そこは、大丈夫です。全滅する前に私が必ず、その者達は生還させますから。」


「そうか、君の、能力の一つは、それだったね。しかし、それは…」言いかけた校長の言葉を遮るように、俺は続ける。


「出発は、明日にいたします。」

さあ、連絡もしなけりゃならない。急ぐかね。



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