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アマガイ親衛隊の大冒険②

ニーニャとアマガイの出会いの話です

ライネルさんについて行き門までたどりつくと


「この時間から外にでるのは危険ですよ!」


と門番の騎士さんが声をかけてきたがライネルさんが お勤めご苦労様 でも大丈夫よ とウィンクすると門番さんが敬礼をし


「ライネルさんでしたかっ! 大丈夫だと思いますがくれぐれもお気をつけて!」


といい見送ってくれた

私たちは門番さんにお礼を言い門をでて東のダンジョンへと向かって歩いた


道中 ダンジョンに入ったことのない ヨーコ カナ メイちゃん セイ が色々質問してきて私たちはそれぞれ答えながら歩きダンジョンの話題がひと段落したころ合いで


「ニーニャあなたたちはこちらに来る前からのチームだったの?」


とライネルさんが聞いてきたので こっちに飛ばされてから組んだことを話した

それを聞いてライネルさんが私たちがこちらに来てからの話を歩きながら聞きたいというので

私から話すことにした


「えっと まずこっちに飛ばされた後 私たちを飛ばした本人が私と私をこの世界でナビしてくれてた男の職員どちらかを向こうに返してくれるっていったんだ」


と私が話だし皆その話に耳を立て聞き出した


「そしたらさ? その男が急変してさ?いきなり短剣で私を刺してきたのさ」


と私がいうとリドリー達地元組とメイちゃんが えっ!? と驚きヨーコとカナは苦々しい顔をした

リオンは真剣にこちらの話をきいていた


私は当時を振り返り


てめぇが死ねば俺は帰れるってことだろ!!! と私を刺した男が錯乱したかのように叫び私のお腹に刺さったナイフを踏みつけた


私は死を感じ恐怖した だからGMに 彼を飛ばして!! とお願いした

彼は飛ばされる瞬間 安堵し次に自分の手をみて震えだし あぁぁぁぁぁ と頭をかき乱しながら地球に転移していった


そしてGMは私をみながら


「彼はあなたを殺したと今後は罪に苛まれるでしょうね」


と笑い そして消えていった


私はだんだん痛みも感じず全身が冷たくなって寒くなってきた


「や・・・だよぅ・・・・死にたくない・・・よぉ・・・・たすけて コウ・・・スケェ・・・」


と今は居ない旦那に助けを求めたけど やっぱり助けなんて来なくて あぁ 私死ぬんだなぁ と

思ったら泣けてきた 声を出して泣きたかったけどもう声も出せないみたいで ただただ目から涙がでてきた だんだん息もできなくなってボーっとしてきたとき うっすら誰かの声が聞こえた気がしたけど

もう眼もあけれなかった


私はそのまま意識を失った


目が覚めると見たことのない部屋でベッドに横になっていた


「ここ・・・は?」


と声をだすと あら?お目覚めですか? と柔らかい声が聞こえ声のほうをみるとシスターの格好をした美人さんがこちらに微笑みながら聞いてきたようだったので


「あの私刺されて・・・・それで・・あのぉ?」


と未だ頭が混乱していたようでしどろもどろ質問すると


「ここでシスターをしているレティーと申します あなたは路上で腹部を刺されていたようで大変危険な状態でここに運ばれてきました 今はあなたが運ばれてから3日たったお昼少し前というところです」


とレティーと名乗ったシスターが教えてくれた そして 沢山血が流れてしまったのでしばらくは安静にしてくださいね? と笑顔でいってくれたので 私はキャラ名の ニーニャと名乗り レティーさんにお礼をした

するとレティーさんは


「お礼なら私ではなくアマガイさんという冒険者の方に言ってください 彼が大変焦りながらあなたを運んできて 彼女はきっと俺の仲間なんです! なんとか助けてあげてください!!」


と必死に言ってきたんですよ? と嫋やかに笑いながら教えてくれた


私はその話を聞き そのアマガイって人もこっちに飛ばされて居残った人なんだと感じ レティーさんに


「あの・・・そのアマガイさんという方は今はどちらに?」


と聞くとレティーさんは少し考え たぶんそろそろ日課をおえこちらに顔を出すと思いますよ? と教えてくれた

私が お礼を言いたいんですが というと 顔をだしたら通してくれると言ってくれたそして


「それまでゆっくりお休みください 急に動いたりは厳禁ですよ?」


とにこやかにいいレティーさんが部屋から出て行った

私は ふぅ とため息をつき これからどうしたらいいのか 地球には帰れるようになるのか 向こうにいる旦那にはどうやって伝えたらいいのか など不安だけが募り 涙が止まらなくなった


しばらく どうしていいかわからず泣いていると コンコン とドアがノックされ 


「アマガイさんをお連れしました 入っても大丈夫ですか?」


とレティーさんの声が聞こえ 焦って涙を拭き呼吸を必死に整え どうぞ というと

失礼します とレティーさんが部屋に入ってきた そして アマガイさんが来ていますが通して大丈夫ですか? と聞いていたので お願いします と答えるとドアを開き どうぞ と声をかけると


失礼します といいながら アマガイという人が部屋にはいってきた

私はマジマジとアマガイという人物をみた 身長は大体170㎝くらいでいかにも中肉中背といった感じで白髪交じりのボサボサ髪でクリッとした大きなたれ目で童顔におもえた


私にマジマジとみられ居心地が悪そうに


「えっとアマガイといいます あのお体のほうはもう大丈夫なんですか?」


と聞いてきたので ニーニャです その節はありがとうございました おかげで助かりました と私は礼をいった

するとアマガイは ふぅー と息を吐き よかったですねぇ といいニコっと微笑んだ


その笑顔を見たとき やっぱり私と同じ境遇の人なんだと確信した

私はレティーさんに少し席を外してもらえないかとお願いした

レティーさんは 二人にして大丈夫か?と心配したが彼は同郷の仲間で信用できる人なので大丈夫ですと答えると 無理はしないでくださいね といい部屋をでていった


アマガイはレティーさんが部屋を出ていくのを不思議そうに見送り そのままの顔で私をみてきたので

私はつい ぷっ と笑ってしまった

私が突然吹いたので一層不思議そうな顔をしたアマガイに私は


「ごめんなさい あまりにも不思議そうな顔をしてたので」


と謝ると いえ いいんですけど といい頭をポリポリ搔きながらいった

私は


「改めて この度は命を助けていただきありがとうございました それとあなたも私と一緒で転移させられた人ですよね?」


というと 彼は あぁやっぱり とつぶやき


「はい そうです ニーニャさん?の服装がこの世界の服と違うし日本人の顔をしていたんできっとこちらに何らかの理由で取り残された人かな?と思いました」


と教えてくれた

そしてここは冒険者ギルドに併設されている教会でけがをした人などの治療もヒールという魔法を使いなおしてくれると教えてもらった

そして


「GMが俺に教えてくれたんです この世界のすべてのダンジョンをクリアしたら地球にかえれると」


だから自分はダンジョンを攻略するために冒険者になったと地球に帰る方法を教えてくれた

そして私は自分の職業を盗賊にしギルド登録をすると伝えると


「この街には何人か俺たちと同じ取り残された人たちが居るそいつらと合流して今いくつかのチームに分かれてダンジョンを攻略しようという話になっているんだ よかったらその集まりに参加しないか?」


と言ってくれたので私は もちろん参加させてください! と言った


すると苦笑気味に まず怪我を治そう といい また明日くるよ と部屋をでていった


私は一人ベッドに横になり考えた 一体いくつのダンジョンがこの世界にあるのか そのダンジョンを個人個人がすべてクリアしなきゃいけないのか それとも転移してきた人の誰かがクリアしてもいいのか

本当にクリアできるのか など考えたが 頭が混乱するばかりで考えはまとまらなかった


そこにレティーさんが帰ってきて 刺された腹部を確認しヒールをかけてくれた薄い水色に手が輝き

少しひんやりして気持ちよかった


そしてこの世界のことダンジョンのことをきいた この世界はどうやら地球よりだいぶ広いようだった

そして未だクリアされていないダンジョンもいくつもあるし そもそも発見されていないダンジョンもあるかもしれないと言われた


私はクリアは無理じゃないかと思いレティーさんの前でボロボロ泣いた レティーさんは優しく私を抱きしめ 事情は知りませんが生きること希望を持つことを諦めてはいけませんよ? と言ってくれた


ありきたりな励ましの言葉だったけどなぜか安心できた

それから3日間 私が完全回復するまで毎日アマガイは顔を出してくれた

そして私は冒険者登録をし アマガイの仲間のブルーノって人を紹介された

そしてブルーノにいくつかのチームを紹介されたけどなんとなくアマガイのいるチームを選んで入れてもらった

チームには アマガイ ブルーノ のほかにライルとリュートがいた アマガイ以外おっさんだったけど

変に気を使わないで済みそうで気が少し楽になった

顔合わせをして解散になった皆がそれぞれ帰っていったとき 私は自分が無一文で泊まる場所すらないことにきづいて少し焦っていると アマガイが


「じゃぁニーニャ行こうか」


と誘ってきてどこにいくのかな?と思ったけどとりあえずついて行くことにした

するとアマガイは とある店の前にいき 恥ずかしそうに頭を掻いて


「えっとここからは一人で入ってもらえるか?」


と言ってきた 私は なんで? ときくと 顔を少し赤くし ここは女性ものが売っている店らしいんだ

だから この金で必要な着替えを自分で買ってきてくれ と私にお金が入った袋を渡してきた

私は 命を助けてもらった上にお金まで出してもらうのはさすがに気が引けていると

それを察してくれたのか


「あぁ この世界の金はギルっていって大体1ギル100円くらいだ」


と私が思っていたことと全然違うことをいってきたので私は そうじゃなくて 申し訳ないなと思ったんだよ! とつい突っ込んでしまうと え? あぁそうなのか? だったら気にしなくていいよ と驚いたように答えた それでも悪いと思ったので


「じゃぁ ありがたく借りとくね? 冒険者になってお金が手に入ったら絶対返すから!」


というと 柔らかく ニコッ と笑い あぁ わかった けど 無理して返す必要はないよ と言ってくれた

ありがとう と礼をいい私は店に入った こちらの世界では服は基本オーダーメイドらしくすぐにほしいときは中古を買うしかないらしい なので婦人用の服を売っているおすすめの店を受付嬢のリリって子にアマガイが聞いておいてくれたみたいだった


店内をみながらあれこれ選び とりあえずレティーさんから借りた服のままというわけにいかないので

買った服の1着をそのまま着ることにして替えを数着と下着を数枚買った 下着だけは新品が売っていてよかったと思い 外へ出ると


「お? もういいのかい?」


と結構時間がたったはずだったのにアマガイが外で待っていてくれた

私は少し驚いたけど 遅くなってごめん 待っててくれてありがと と礼を言うと


「いや そんなに待ってたわけじゃないし それよりもう買い物はいいのかい?」


と聞いてきたので うん 大丈夫 と答えると じゃぁ 次にいこう といい歩き出した

私は とりあえず後をついて行きどこに向かうのか聞くと


「あぁ 宿屋だよ」


とアマガイが答えた まだ日が高くお昼をすこし過ぎたくらいなのに宿屋だなんて・・・

もしかしたら私の身体目当てで優しくしてたんじゃないか と勘繰りいつでも逃げれるように少し距離をあけ怪しんだ目でアマガイを観察していると


「ん?どうしたんだ? 宿はこの先らしいよ? ちゃんと道は覚えてくれな?」


と言ってきた 私は意を決して まだ宿にはいる時間にははやくない? ときくと


「あぁ リリにさ 女性でも安心して泊まれる宿を教えてもらったらさ? 人気の店で夕方までに受付だけでも済ませたほうがいいって言われてさ?だから武器屋に行く前に受付だけしておこうかと思ってさ」


と言ってきた それを聞き 命の恩人の親切を疑うなんて最低だ と自分を少し嫌いになったけど

笑顔をつくり ありがと というと せっかくチームの仲間になったんだし困ったときはお互い様じゃないか と笑顔で返してくれた


そして二人で宿屋にいき最後の一部屋を借りることができた 宿のおばさんに ツインとダブルどっちだい?ときかれ シングルを1つ というと 夫婦別々の宿でもとるのかい!? と驚かれ 

アマガイが 夫婦じゃないんですよ とあたふたと説明していたのをみて あぁ この人は信用できるんだ と心から実感したとき 自分でもわかるくらい体の力が抜け心が少し楽になった だから私は


「この人ったら照れ屋で!未だに手を出してこないんですよねぇ・・・」


と大げさにさも困ったという顔をしてアマガイの腕を抱き女将さんにいうと

アマガイは目をシロクロさせたあと真っ赤な顔で いや! ちょっと!!!からかわな え? ちがいますよ? と言っていた 私は腕を抱いたまま


「冗談だよ ありがと アマっちゃん」


と笑顔で言うと アマガイは アマっちゃんって・・・まぁ・・・いいけど・・この年でちゃん付けって・・・ と頭を掻きながらつぶやき まぁいいか と笑顔で言ってきた


「うん! ありがと アマっちゃん!」


と私が再度いうと おぅ といい 買った服を部屋において来いよ と言ってきたので部屋に置き

戻ると アマっちゃんは1週間分の部屋代を払ってくれていた


申し訳なさそうにしてる私に 笑顔で ダチが気にすんなよ といい頭を撫でてきたので

私も おぅ! と答えた そのあとは 武器屋にいき短剣をかい防具屋で動きを阻害しない防具をえらび

道具屋で回復薬や毒消しを買った そして二人で屋台を食べ歩きながら宿に帰ってくると日も沈んで

暗くなっていた 私は 今日はありがとう お金は必ず返すから! というと おぅ! 無利子無催促のある時払いでいいぞ? といいケラケラ笑いながらアマっちゃんがいってくれた 

私は ありがとう というと おう! んじゃ また明日ね とニコッと笑いながら手を振って

帰っていった


それからお互いギルドで活動報告をしあったりたまに一緒に狩りをしたりしたってわけ


と皆に思い出を振り返るように話し終わると 皆が アマガイさんらしいね と笑っていた


それをみて アマっちゃん! 君のおかげで こんなに楽しく信頼できる仲間に囲まれているよ!

ありがと!!! と心の中でお礼をいい 絶対皆で一緒に帰ろうね! と心に誓った


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