おっさんと連日の宴
家につきドアをあけると にぎやかな声と料理のいい匂いが漂っていた
リビングルームにいくと 転移組とマウアー兄妹とペイルさんリーネさんリドリー アムさんセイ
ライネルさんレティーさんがいた
「あっ!アマガイさん おかえりなさい!」
とメイちゃんが料理をならべながらいってきた
「ただいまメイちゃん 昨日の今日で今回はなんの集まりだ?」
と聞くと
「ドギーちゃんたちの引っ越し祝いとお兄さんのコーギーさんが目を覚ましたお祝いとあとはまだ秘密です」
といい 席についてください と言われ荷物を部屋に置き再びリビングルームに戻りいつもの席に座ると
「よっし!全員そろったね! いろいろなお祝いの会をはじめよう!!!」
とニーニャがいい マウアーに ほら!挨拶して!! と催促し緊張した面持ちで マウアー コーギー
ドギーの兄弟が席をたつ アルさんがコーギーに 無理しないでね というと ニコ とわらい大丈夫ですと小さい声でいってきた
「えーっと このたびは弟と妹を助けていただいただけではなく こうして仲間として私たちを受け入れてくれてありがとうございます 今後は皆さんの恩にむくいるため少しでも役に立てるようがんばりますのでよろしくお願いします」
とマウアーがいい 3人で頭をさげた みんなが拍手をし ニーニャが
「固い!固すぎる!!! 恩なんてないよ? 役に立とうとか思わなくてもいいし 一緒に住む仲間だし家族みたいなもんだもん 楽しくやろうよ」
とマウアーの横に行き元気に笑いながらバンバンと背中をたたいた マウアーは涙を流し ありがとうございます! といった リオンが コーギー君の負担が心配なので早く座らせてあげてください といい
3人とニーニャが席に着いた
俺はコーギーに もう大丈夫なのか? 無理はするなよ? というと 大丈夫です ありがとうございます と笑顔でいってきた
ライルが もう食ってもいいのか? というと
「もう1つ発表があります!!」
とメイちゃんがいいながらリドリーとセイをみた すると ペイルさんリーネさんリドリー アムさんセイが立って横一列に並んだ そしてペイルさんが代表して
「今回は我々の娘達を助けていただきありがとうございました 改めてこの場を借りお礼を申し上げたい」
といい全員で頭をさげた そして頭をあげ
「つきましてはというわけじゃないが その後の話し合いで娘たちが君たちと一緒に冒険者としてやっていきたいと言ってきた 正直 君たちの足をひっぱると思う それは皆の命に係わる問題だ
我々の一存で決めることはできない みんなの意見を聞かせてもらえるとありがたい」
と言ってきた みんなは一度 目を合わせあい そして俺に注目した
「ん?俺?」
と聞くと みんな うんうん とうなずいた リドリーとセイは何かを期待する目と不安が混じったような目をしてこちらを見ている
「ふむ んー 正直言えば 俺はペイルさんやリーネさんアムさんの考えがよくわかる それは何度か無茶をして死にかけたことがあるからなおさら心配するのも理解できる しかしここで二人を受け入れず
二人が我々の知らないところで無茶をしたらなおさら困る 素直に答えるとこんな感じだ」
というと ペイルさんとアムさんが うんうん うなずいていたが リーネさんが
「結局 受け入れるのか 拒否するのか どっちだい?」
と真剣な目でこちらを試すように聞いてきた それに合わせみんなの目線がまた俺に集まる
「条件を出そうと思います とりあえず我々が次のダンジョンを攻略しに行くまでについてこれる実力をつけているか その時にライネルさんとカルアさんに判断してもらおうと思います」
というと レティーさんが 一番公平な判断ができそうな二人ですね とにこやかに言う
それに うなずき さらに
「たぶん次のダンジョンを攻略した場合 我々はこの街を出ると思います その時 我々も含め
この街に残りたい者 次のダンジョンのある場所へ移動する者を話し合いたいと思っています
実力をつけダンジョンを一緒に攻略した際は二人もその時に判断を聞くということでどうでしょうか?」
と俺がいうと ペイルさんがにこやかに それでかまわない ありがとう と礼をいい アムさんも仕方ないわね と妥協したような顔をした リーネさんが
「わかった アマガイすまないが よろしく頼む ただ二人には実力をつけたいからと言って少しでも無茶をしてみんなに迷惑をかけた時点で強制的にこの話はなかったことにする」
とリドリーとセイをみながらいった 二人は わかった とうなずいた
それをみてニーニャが
「んじゃ 暫定的だけど! 一応 あたらしい仲間が二人増えたってことで アマちゃん!乾杯の音頭をとれ!!」
とグラスをもって立ち上がった みんながそれにならい グラスを持ちたちあがったので
「えっとだいぶうちもにぎやかになったな 新たな出会いへの感謝と今後の冒険の無事を祈って 乾杯!」
と俺がいいグラスをあげるとみんなが
「「「 かんぱーーーーー!!! 」」」
といいグラスをあわせ 祝いの食事がはじまった
ご飯をたべながらライルが俺に
「ところでお前の新チーム 名前なににしたんだ?」
と聞かれたので
「ファミリアだ」
というと ライルは にっししし と笑いながら おめぇらしいな といった それを聞き すこしげっそりしながら慧が
「いい名前ですね・・・・うちはいまだにきまりませんよ」
とニーニャたちをみながらいい 深いため息をついた 俺は ご愁傷さまだな がんばれ というと
損な役回りばかり回ってきている気がしますよ と自虐的に笑いながら酒をあおっていた
するとヨーコがグラスをもちながら俺の近くに来て
「アマガイさん うちらのチーム明日から活動できるよ! どこにいこうか!!!」
と言ってきたのでじゃあ 明日の昼から東の森にいこう というと 了解!みんなに伝えてくる とみんなのほうへ手を振りながら行った
宴の中 それぞれが楽しそうに談笑したり今後の話をしあっているのをほほえましく見ていると
「アマガイさん 少々いいですか?」
とアルさんに呼ばれ 教会のほうへ二人で向かった そして教会についたので
「何かあったんですか?」
と用件を聞くと アルさんはこちらを振り返り
「今後のことを少々お話ししたくて メイのことも含め」
と少し言いづらそうに話してきた 俺は はい といい話を促すと
「メイが転職して冒険者になるというのは本人の意思を確認したので納得はできませんが認めています
メイが抜けるので私がコーギー君やリュートさんにヒールをかけるつもりで私も転職しました」
と言ってきた 俺は いろいろ負担をかけてすいません と謝ると いいえ それはかまいません ただ
といい
「このまま順調にダンジョンをクリアできた場合 きっとメイは皆さんについていくと思います
そうなると私も行きたいのですが ここを誰が管理するのかとかコーギーさんの容態とか色々考えると」
と伏せてしまった 俺は
「ここには仲間がいます 教会ならライネルさんがいます マウアーにも頼めると思います
コーギーについてはレティーさんにお願いします だから少しは自分のやりたいと思うことをやってもいいんじゃないですか?」
というと 悲しそうな笑顔をむけ そうですね ありがとうございます といってきた
またなにかあったらその都度かならずいってくださいとお願いし 二人でみんなのもとにもどった
するとペイルさんとリーネさんが帰り支度をしていた
「お二人とももう帰られるんですか?」
と聞くと 店を知り合いに任せてきていて心配だから といってきたので
リドリーは俺が送りますから安心してください というと
「ん?なにいってんだ? リドリーは今日からここに住むんだよ」
と言ってきた 俺が驚いていると いたずらが成功した子供のように笑いながら
「冒険者としてチームにはいったんだ もう一人立ちだ アマガイたのむぞ?」
とリーネさんが言ってきた ペイルさんがにこやかに俺の肩を ポンポン と叩き リーネさんと二人で帰っていった そのあとすぐアムさんとレティーさんも帰るというので二人の元へ行くと
「じゃぁ くれぐれもセイをよろしくお願いするわね」
とアムさんが言ってきた あぁ やっぱりセイも今日からここに住むんですか? と聞くと
リーネさんに言われてしぶしぶらしかった レティーさんには
「頼み事ばかりで申し訳ないんですが コーギーのことなんですが」
と俺がいうとレティーさんは
「大丈夫ですよ? 皆さんが町を離れることになった場合 私が責任をもって治療にあたりますから」
と言ってくれ 俺は ありがとうございます と礼をいい 二人を見送った
そしてライネルさんが 私も失礼するわ といい俺の背中をたたいてきた 俺は いつもなにかと
すいません と礼を言うと
「同じ女神さまの使途じゃない 水臭いこと言わないで それとここは私がしっかり守るわ 時の女神さまの総本山として!」
と胸を張り 満面の笑顔でいい 俺は 時の女神さまをよろしくお願いします というと ほかの町に行っても信者を増やすのよ? と笑顔でいい 手を振りながら帰っていった
全員を見送ると マウアーがコーギーを背負い 眠そうに目をこすっているドギーと手をつなぎながら
「この子たちを休ませるよ 今日は本当にありがとう」
と笑顔でいってきた コーギーも笑顔で手を振り 3人で部屋に戻っていった
俺はそれを見送り そろそろ部屋に戻ろうとした時
「アマガイさん!」
と呼ばれ振り返るとメイちゃんがこちらに来てモジモジしながら
「明日 東の森に行くんですよね!? あの明日 私達のほうはリュートさんが治るまで個人活動ってことになったんで私も連れて行ってくれませんかっ!?」
と言ってきたので 明日の昼にチームのみんなにきいてみてOKならね というと 嬉しそうに
ヨーコやカナのほうへ駆けていった アルさんがこちらをみながら 頭をさげていたので 手を挙げて
俺は部屋に戻って武器の点検をすませ 明日に備え眠りについた




