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おっさんテンパる

回りからの目線に耐えれず逃げる様にそそくさとギルドをでるとカルアさんが紹介してくれた店へと渡された地図を見て向かうことにした。


店のあるほうへ歩いていくとそこは商業区画かわからないが 色々な店が立ち並ぶ場所へときた。

店の位置はどうやらメイン通に面してはおらず俺は地図に従ってどんどん細い路地へと入っていく


「んーほんとに店なんてあるのかな?」


と一人つぶやいてどんどん店が減り寂しい場所へと向かっていくと建物と建物の間に気にしなければ見過ごしてしまうような小さな店があった


「ここか?・・・何屋なんだろ?」


看板も無く店の前からでは中を伺うことができないので意を決してドアを開ける


「すいませーーん 誰かいますか?」


店の中は薄暗く客が誰もいないようでとりあえず俺は声をかけてみた すると店の奥から


「ん? いるよ」


と感情のこもってないような声が聞こえたので声のほうへ向かうとカウンターの前に眠そうな目をした

美少女が座っていて


「なに?」


と聞いてきたので カルアさんからの招待状を渡しながら サーベルの鑑定をしてもらいたくてきました

と伝えると 少女は うん わかった 少し待て といい店の奥に消えていった。

少しすると またせた と言いながら少女が戻ってきた。

少女の後ろからは気怠そうな雰囲気を纏った美人さんがだるそうについてきた

その美人に少女は


「お母さん この人が カルアちゃんの紹介状を持ってきた人」


と抑揚のない淡々としたしゃべりで伝えると ふぅ~ん と美人が俺を値踏みするかのように下から上まで観察しながら


「あら?・・・あなた少し変わってるのね」


と言って気怠そうな目を一瞬見開いていうと 妖艶な笑顔をみせながら言ってきた

それで? 鑑定なんでしょ? 見せて というので サーベルを渡す

美人さんは サーベルを抜くと色々な角度から見て ふむ と納得たように頷きながらサーベルを鞘へと

戻し俺を見ながら


「このサーベルはどこで?」


と聞いてきたのでオークとの件をかいつまんで説明すると あぁ 君がそうなのか と納得しサーベルを

こちらに渡しながら


「このサーベルは特殊な金属をいくつか混ぜて作ってあるものでね 強度もその辺の鋼なんかよりずっとあるし 魔力を通しやすいようだね」


俗にいう魔剣という部類のものさ と言ってきた

ただ少し痛みが出てきているのでメンテナンスが必要だ と教えてもらった


俺は魔剣と言われ少し怖くなったが 世間一般的に魔力を通しやすい素材で作られた剣の総称を魔剣というらしかった。


俺は礼をいい サーベルを装備し


「あっ・・・今更ですが私はアマガイと申します これがギルド長からの紹介状です」


とほんとに今更ながら自己紹介をしつつ紹介状を渡した

紹介状を受け取り中を読み終えると美人さんが


「あぁ アマガイ君だっけ? 私はこの店の店主でアムという こっちは娘のセイだ」


と紹介してもらった

そして少し話をさせてもらうと ここは雑貨屋さんで 店主のアムさんが興味を持ったものを取り扱っている店らしい なのでアイテムから武器・防具の類までいろいろな種類が陳列されていた。

ほしいものがあれば売ってやるといわれたので店内の商品をみていると


「そうだ そのサーベルのメンテナンスどうするんだい? なんならうちでやってやろうか?」


と言ってくれたので お願いします とサーベルを渡すと 今日中にできるからできたら娘に届けさせるから代金はその時むすめに渡してくれといわれたので了承した。


武器のメンテもできるのかと思い ふとニーニャの短剣を思いだし これも修理できないかと

見せると


「ただの初心者武器だね ここまで破損すると治せないね それに君の実力にもうこの武器の耐久度では耐えられないだろうね」


と言われた するとセイが俺の袖をクイクイひっぱり そちらを見ると 艶のない黒い鞘に収まっている

短剣をみせてきた


「これも魔剣の一つ」


そういいながら短剣を手渡されたので みていい? ときくと コクコク と頷いたので鞘から抜いてみると薄っすら赤く光っていた。


「買う?」


と聞かれ値段を聞くとアムさんが それはセイが作ったもんだから材料費の30万ギルでいいと言ってきた


「え?この武器 君が作ったの!?」


と驚きながら すごいね! とほめると 少し照れながら 頷いた 

売ってくれるの?ときくと ウンウン と頷いたので 俺は30万ギルをセイちゃんに渡して短剣を受け取った。


「見る目があって金払いのいい男は嫌いじゃないわ」


とアムさんがウィンクしてきた 気怠そうな雰囲気の美人がやるとなぜかエロくみえ恥ずかしくなったので 俺はテレ隠しのため 


「俺はライネルさんの工房の横に住んでいますのでそちらにサーベルをお願いします」


と頭をさげ店を出ようとすると セイちゃんが


「また来るといい」


といったので ありがとう またくるよ と店を出た。


アムさんの店には男女それぞれの服やマントなども売っていたので今度皆におしえてあげようかなと

歩いてメインの通りにでて教会へと歩いていると


「ハァハァ あっ! アマガイさん!! よかった!!!」


とカナが駆け寄ってきた どうした? と聞くと


「リドリーちゃんが3人組の男にさらわれました! 助けてください!!」


と言ってきた ヨーコは3人相手に戦ったがぶっ飛ばされカナがヨーコの容態を見ている間にさらわれたそうだ ヨーコは憩の家に伝えに向かって カナは憲兵の詰所に向かう途中だったそうだ


「よし! まず俺は教会に行き今いるメンバーに知らせる カナは憲兵ではなくギルドに伝えに行ってくれ」


と指示を出すと ギルドですか!? と聞いてきたので まだ日が高い時間に人の眼があるのに人さらいするようなやつだ 下手したら憲兵や騎士まで抱き込んでいるかもしれん! と伝えると わかりました

と全速力でギルドへと向かった


俺は身体強化をかけ教会へと全開ではしった


教会に着くと


「リドリーが攫われた!」


とドアをぶち破る勢いで開けながら 大声で叫んだ 

ニーニャが


「へ?」


と間抜けな声をだし


アルさんが


「アマガイさん 落ち着いて リドリーちゃんがさらわれたのですか?」


と聞いてきたので


「すまん とりあえず今ここにいるメンバーは聞いてくれ」


と皆を見渡す 今 この教会には アルさん メイちゃん ニーニャ リオン ライネルさん がいた


「リドリーちゃんが攫われたってどういうことかしら!!??」


とライネルさんが焦ったように聞いてきたので 俺はカナから聞いたことを皆に伝えた


「とりあえず 皆で手分けして探そう」


といい アルさんとメイちゃんは危険なので待つように言ったがメイちゃんは


「リドリーは私のチームメイトです! 私も絶対探しに行きます!!」


といい ライネルさんが 私が面倒みるわ メイちゃん 一緒に行きましょう 

と言ってくれた

ニーニャとリオンで1組できた 俺は単独で探してみるといい 探す範囲 を決めていたら

ドアが勢いよく開き


「話は聞いてるね!? すまないが手を貸してくれ!!!」


とリーネさんがきた 俺はリーネさんと組んで街の外に出て外周を探すことにした

犯人に心当たりはないの? とライネルさんが聞くと


「私はベイクという男を疑っている」


と言った 俺は前にリドリーとあったことがあるのを思いだした


「たしか 学校のクラスメイトの思いっきり嫌な奴 という やつですね?」


と聞くとリーネさんが そうだ と肯定してきた

ベイクの親はここで一番でかい奴隷商をやっていて貴族とのつながりも太くもっていて黒い噂はあるが

証拠がなく捕まらないやつだそうだ

きっとコネをつかってもみ消してるんだろうさ 

と教えてもらった


「・・・・下手したらこの街というか国に居られなくなるかもしれん相手だ それでも手を貸してほしい」


とリーネさんが沈痛な面持ちで頭を下げてきたので俺たちは


「当然!!! 私の仲間に手ぇだすなんて言い度胸だよ!!」

「チームの敵は 即 断 絶!!!!」

「私の可愛いリドリーちゃんに傷一つついていたらこの街ごとぶっ飛ばす!!!」

「俺は・・・・そうだな 一宿一飯のってやつだな」


ニーニャが うがー! と怒りながら リオンは目が座りながら ライネルさんは後半かんぜんに漢にもどりながら

俺は ニヤリ と笑いながら答えた

リーネさんは 恩にきる といい 笑った。


「では! 各自 リドリーの安全最優先でたのむ!」


俺の言葉にうなずいて 教会をでた。


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