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魔法少女コネクター〜魔法騎士な俺と魔法少女な幼馴染達との絆で繋がるハーレム英雄譚〜  作者: 藤本零二
第一章〜魔法少女と魔法騎士〜

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プロローグ

 ソイツらは、突然現れた。


 〈魔人〉と名乗る人類、その身に〈魔力〉と呼ばれる力を宿した並行世界(パラレルワールド)からの侵略者達は、日本の四国上空に何の前触れも現れると、この世界の人類にとっては未知の力、〈魔術〉と呼ばれる力で人々を蹂躙し、あっという間に四国を占拠し支配してしまった。


 その後も、彼らは世界の各都市へと侵攻を開始し、世界中に自らの支配する地として〈魔界〉と呼ばれる都市を築いていった。



 彼らの目的は生存圏の確保。

 彼らの元いた世界は環境の悪化で人類がまともに生存出来る環境ではなくなったため、新天地を求めてこの世界にやって来たのだった。



 対して、この世界の人類達は科学技術の粋を集めて作った兵器などでもって、魔人達に支配された土地〈魔界〉を再び人間の土地へと奪還すべく抵抗した。

 しかし、魔人達もまた自らが〈使い魔〉とした〈魔獣〉と呼ばれる魔術を扱う特殊な生物達を使役して反撃し、戦争が激化していった。



 そうした戦争の中、各地で討伐された魔獣達、その遺体に残されていた魔力が自然に気化したもの、〈マナ〉と呼ばれる力が空気中に漂うようになり、それらマナが一地点に一定量貯まることで発生する〈マナプール〉、そのマナプールから魔人に使役されていない野生の魔獣達が自然発生するようにもなり、そちらの対応にも人間達は注力せねばならなくなった。



 その結果、度重なる科学兵器の使用とマナの影響で大気が汚染され、これ以上地球環境が悪化すると地球に住めなくなることを恐れた人々は科学兵器の使用を断念せざるを得なくなった。


 同時に、新天地を求めてやって来た魔人達にとっても、この世界の地球環境の悪化は望むところではなく、侵略行動を制限せざるを得ないと結論付けた。



 こうして、この世界の人間達と並行世界(パラレルワールド)からやって来た魔人達との思惑が図らずも一致し、世界規模な戦争は終結し、ごくごく一部の地域を巡っての小さな戦争へとシフトしていくこととなった。



 だが、戦争が小規模化されたからといって、この世界の人間達が魔人達に対抗出来る力がなければ、この世界はあっという間に魔人達に支配されてしまう。

 故に、この世界の人間達は一刻も早く、魔人達に対抗するための科学兵器に変わる手段を開発しなければならなかった。


 そんな折、とある科学者が自然界にてマナがある条件下で結晶化する〈魔石〉という物質を発見した。

 この魔石を研究解析し、魔石を科学的に生成することに成功、そしてその魔石を使うことで、魔力を持たない人間でも魔術を扱えるようになったのだ。


 魔石を用いた魔術を、魔人の扱う魔術とは区別して〈魔法〉、この魔法を使って戦う戦士達のことを〈魔法師〉と呼んだ。

 やがて、魔法と科学技術の融合した〈魔法科学〉が瞬く間に発展していき、魔法と科学を合わせた新兵器の開発が進み、当初は魔法のみで戦っていた魔法師達の装備が充実していき、さらには魔石と〈魔法陣〉という魔法式をプログラムした特殊な陣を利用した、非魔法師でも扱える魔法科学兵器という兵器が開発され、人間達は科学兵器に頼らずとも魔人達に対抗出来るようになった。



 だが、それでも魔人達の力は脅威的で、【幹部】クラスと呼ばれる上位魔人は、たった一人でも一つの都市を制圧出来るだけの力を持っており、魔法科学という力を得てもなお、この世界の人間達は劣勢を強いられ続けた。


 その結果、魔人達の支配する領域〈魔界〉は、一部奪還出来た地域はあるものの、その領域は世界各地に少しずつ広がっていっており、日本の九州、その中心都市である福岡もまた魔人達に狙われている都市の一つである。


 そうした中で、今よりおよそ20年前、福岡にある民間魔法科学研究所〈ダブルナイン〉に所属する魔法科学研究者、緑川一二三(ひふみ)博士によって、新たな戦闘魔法師システムが誕生した。


 それは、緑川博士が独自技術で作り上げた新型魔石〈マジストーン〉、そのマジストーンを使って、()()して戦う少女、〈魔法少女〉。

 その魔法少女達による新生魔法師部隊、【魔法戦姫(まほうせんき)マジピュリー部隊】。



 彼女達は単体でも【幹部】クラスの魔人と渡り合うことが出来る程の力を持っており、福岡に襲い来る魔人達を(ことごと)く返り討ちにしていった。

 その圧倒的力とその美しさから、彼女達は福岡の人々にとっての希望の女神と呼ばれるようになっていった。



 やがて時が経ち、初代【マジピュリー部隊】のメンバーは皆引退し、現在は新たな五人の魔法少女(マジピュリー)達が、福岡の平和を守るために戦っているのだった……

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