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聖典のアルカナム  作者: ヌキヤ讃岐屋
第一章 学園(前編)
1/49

始祖討伐の物語

神様の定義ってなんだろうか?


答えは『人ならざる人ならば神と呼称される』


どうやってなるの?


僕の答えは『なれない』

在るのに在り得ない、この矛盾を成立させて初めて神様なんだと思う


この世界の神様は僕

だからこの定義は間違いではない


だけどこの世界は間違った方に一度進んでしまった

僕の思い描く理想とはかけ離れてしまった


人間に自由を与えてみたら

もうめちゃくちゃにされていた


だから僕は作り替えた

神がレールを敷き

人はそのレールの上で足掻く世界に


僕のレールは十戒として定め、本にし人の手に渡し遵守させた

『一つ、我は唯一絶対の神である

二つ、我以外の神を詠ってはならぬ

三つ、安息日を設けよ

四つ、殺めることを禁ず

五つ、姦淫をすることを禁ず

六つ、盗みを禁ず

七つ、隣人を犯すことを禁ず

八つ、父母を敬え

九つ、上記五つ行う場合互いの了解必要とする

十、上記を絶対遵守し、反した場合には罰をもって正す

      

        以上十の戒律を原則とし絶対順守するものとする』


これを記した教典を聖典『アルカナム』と呼び


そして聖典『アルカナム』の最後にはこうも記した


「汝ら塔の頂きに達し我を下しし者の願いを一つ叶えるだろう」


これが神代が人の時代に干渉した時代


聖典歴の始まりである...

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