表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/8

◎旅立ちで。

夜は更け、村に着くまでに降った雨で木々は濡れていた。


もしサロスとコアが見かけた集落やらキャンプ場に行っていなければ雨に降られることもなかったであろうが、2人は気にしていなかった。


特にコアなんかは今まで見たことがないと言って、商人の売る珍しい魚に、村の兵士の背丈ほどの槍などに目を丸くして寄り道を楽しんだ。


そうして、まるで遊び歩いてきた若者のように千鳥足でようやく着いた。


「愛しの俺の店!レリク!」


月明かりだけを頼りに店の看板を読み上げ、サロスは両手を空に向けて喜んだ。


村に音もしない時間のため、コアも今夜はサロスの家に泊まる。


ドアを開け、スイッチに触れる。


懐かしさと安心を感じ、慣れた手つきのそれをサロスは嚙み締めた。


「電気付けないの?」


コアは固まって動かないサロスの顔を覗いて言う。


謝りながら歯を見せ照れ笑い、窪みに電気を流した。


部屋は煌々と照らされ5日程前の内装、そのままであった。

裾や袖が破れた服、何かの牙や鱗。

長年手入れされていないであろう錆びた剣。


パチパチと音を立てて付いた明かりは窓を透かし、外に漏れる。

そして村の一つの家に届いた。


「あれって、もしかして!」


光で目が覚めた子供がベッドから飛び起き、窓のへりに手をついた。


レリクでは疲れ切ったコアをサロスが自室に運びベッドに寝かせる。


左右で瞼の開き具合が異なっているコアの顔を見てサロスは少し吹き出した。

だが、気づかず寝てしまったコアをもう一度見ると、サロスの顔が緩む。


布団を掛け、サロスは傍にある椅子に座った。


部屋の明かりをほぼ消し、残るのは机の上のランタンだけ。


コアの寝息以外聞こえない静かな夜にサロスはいわれのない安堵で満たされた。


「やっと戻ってきた。」


自然と吐き出された言葉が部屋に溶け込んだ。


頭を揺らし、サロスは目をつむった。


「サロス!起きて!」


コアの大きな声と揺さぶりで目が開いた。


「なんだ!」


「車が盗まれてるよ!!」


頭が真っ白になり、サロスは、トーンを落とし、もう一度、ゆっくり、コアに聞く。


「なんだって。」


「だから!車が消えてるんだって!!」


「嘘だろ!?」


目がはっきりと覚めた。


椅子から立ち上がり、コアに流れの説明を求める。


「さっきのことなんだよ。サロスが寝てたから朝食を作ろうと思ったんだ。」


コアは調理場に向かい、材料を机に並べていた。

その途中で窓のへりに置いてあるバジルに気が付き、手に取ろうと窓に注目した。


「そこで見たんだ。車がない車庫を!」


コアは話終わるなり、サロスの肩を掴んでめちゃくちゃに揺らした。


首が前後に揺れ、取れそうになるサロスはコアの腕を持ち上げ自分の肩から剥がした。


「落ち着け。まず勇者の私物なんて誰も欲しがらないはずだから廃品置き場にでも運ばれたんだろう。」


「じゃあそこに行けば、」


「多分な。」


コアはサロスの腕を引き、部屋のドアノブを回す。


部屋から2人が出てきたそのタイミングで店の入り口が開いた。


入ってきたお客さんにコアは見覚えがあった。


大きく口を開け、お客さん達を指差した。


「カイ!ヘレン!」


「「コア!」」


腕を離し、階段を駆け下り、やんちゃ坊主達を抱きしめた。


「お前、生きてたのか!良かったー!」


やんちゃ坊主のカイはコアの背中を力強く叩き喜んだ。

ヘレンも口数が少ないながらに涙を浮かべて笑っている。


「みんな、お前を心配してたんだぞ!サロスに連れ去られたんだって。」


カイがコアにそう言うと、サロスは前に出て腕を組んだ。


「誰が連れ去ったって?」


その声を聞き、またもやカイとヘレンの2人は泣いて喜んだ。


「「サロス!」」


「良かったー!サロスも無事だったんだ!」


サロスの腹に2人一緒に抱き付いた。


だが、サロスは喜べない。

抱き付かれた腹の傷が痛んだ。


それが思わず顔に出てしまった。


「ご、ごめん。痛かった?」


ヘレンが離れてカイが聞いた。


「今、サロス、怪我してて。」


コアが案ずるよう答えると、2人は申し訳なくなり下を向き顔を背けた。


「心配するな。コアが治してくれたからな。」


サロスは頭を撫で、笑顔を見せる。


「それより、2人はなんでここに来たんだ?」


「そりゃあ。昨日の夜にここの明かりが点いたのを見たからだよ。」


カイは言い終えるとすぐ聞き返した。


「コアとサロスの方こそどこかに行こうとしてたでしょ?」


子供の観察眼は侮れないと思いつつ、サロスは驚きながら答えた。


「車を探しに廃品置き場までな。」


ヘレンが聞き返した。


「車?」


コアは会話に乗って補足する。


「今朝、車庫を見たら車が無くなってたんだ。だから国に回収されたかもって。」


「多分、廃品置き場には無いと思うよ。」


カイがポロッと溢した。


「「なんだって?」」


身を乗り出し、サロスとコアは被って聞いた。


「車はコアのお母さんが引き取ったんだよ。理由は分からないけど。」


それを聞き、サロス達は見合った。


カイとヘレンを一旦家に返し、サロスとコアは家に向かう。


コアは自分の母親と話すというのに緊張して手足の動きが一致し、サロスも余裕がないのかコアの動きに気付かない。


妙な空気感を纏い家まで歩いて行く。

壊れた機械のような音を立てそうな歩き方を続け、あと1キロほどの地点である言葉を耳にした。


「あれ、サロスか?」

「まさか、脱走したのか?」

「こっちの身にもなってくれよ。」


サロスの店、レリクは村の中でも郊外に近い。サロスがわざとそこに店を構えたのかは定かではないが今までそれが功を奏していた。


だから、1週間近く店を開けたままにしていても何も盗まれることも、荒らされることもなかった。


だが、今、熊が人里に降りてきたように人々はサロスを警戒している。


そのことをサロスは気にしていなかった。

しかし、コアは違う。


人一倍の正義感を持ってその言葉達、反応に怒りを募らせていた。


「とっとと死んでくれよ。」


そう聞こえた気がした。


コアはとうとう堪忍袋の緒が切れた。


形容しがたい気持ちを口から溢れさし、声の方へ歩く。


コアが空気を肺に吸い込んで、吐き出す前にサロスが口を塞いだ。


「何だよ!」


「お前。何を言おうとした。」


サロスは一定の低さでコアに聞く。


「何って、サロスはみんなのために戦ったのに、助けてくれたのに、あんな言われ方して良いの!?」


「構わない。」


「なんでよ!」


コアの追求は来るところまで止まらない。サロスは今までの数日で理解していた。


「構わないからだ!」


それでも、言いたく無いことはある。


「なんで。」


コアは突然発されたサロスの大声にたじろいだ。


「いいか。よく聞け。俺は誰かに褒められたいから人を助けたわけじゃない。助けたいから助けたんだ。」


周りの目線が2人に集まっていく。


「でも、このままじゃ勇者の評価は変わらないんだよ。」


少し空けてコアは薄々答えが分かる質問をした。


「変えたいとは思わないの。」


「思わない。」


考える暇もなく前々から決めていたようだった。


「どうして。」


そんなことになぜ決めているのかコアには分からない。


サロスはコアの疑問に答え続ける。


「勇者が今のような印象になったのは勇者自身のせいだからだ。人々から期待され、送り出されたのに、魔王は倒せず、世界は救えず、人々を裏切ってきた。」


人集りを掻き分け、1人の女性が2人に近づく。


「だから、村の人が言う”勇者”の評判は正しいし、それを変える気はない。」


現実は御伽話ではない。


一回染み付いた汚点は何をやっても消えることはない。


たった一つの方法を除いて。


「でも、変える方法はある。魔王を倒し、世界を救う。できなかったことをやり遂げるんだ。勇者になりたいんだろ?」


コアはサロスの目から何かを感じた。


こちらを見ているのに、側にいるのに、違う場所を見ているような、どこか遠くにいるような、変な感覚。


言うなれば、疎外感だろうか。


サロスの目からそれを感じた。


だが、コアにその感覚を伝える言葉は見つからない。


「うん。」


結局、頷きだけになってしまった。


「そうだよね。勇者らしく世界を救わないとだよね。」


「なんで、それをあなたがやらなくちゃいけないの。」


コアに馴染み深い声がそう言った。


振り向き、姿を見ると、自然と口からお母さんと呟いた。


コアの母親はコアを一瞥し、サロスに目を移した。


「あなた!なんでうちの子を巻き込むの!」


狂気とも取れる調子でサロスに詰め寄る。


「コアをあなたなんかと遊ばせるんじゃなかった。」


足取りもサロスに突き刺す指先も魔族に対する時と似ている。


「私の子を返して!」


3言目を発する母親の目は涙を溜め、赤く血走っていた。


見物客の声もしだいにサロスへの悪虐が強まっていく。


「そうだ!そうだ!」

「コアを巻き込むな!」

「お前は勝手に死んでればいいんだよ!」


何度も聞いた死ねという言葉も一人一人で言い方が変わる。


知りたくもないそんな情報がサロスの経験から分かってしまう。


サロスは理解している。

勇者が非難される理由も、自分が罵詈を浴びせられる理由も。


だからこそ、何も言えない。


サロスは下を向き、その言葉を受け入れた。


「お母さん!…もうやめて。」


やはりコアは受け入れらない。


「サロスは村を救ったんだよ!?こうなることを知ってたのに。自分を犠牲にしてまで僕達の村を守ってくれたんだ!」


なのに、と両拳を握り、爪が手の平に突き刺さるほど、握りしめる。


「なのに!みんな!サロスが勇者だからって!」


「コア。あなたは彼に騙されてるの。勇者になりたいって言わされてるんでしょ。そうなんでしょ。」


母親は虚空を掴むような枯れ切った声でコアを説得する。


最後の家族の振り絞られた言葉に応えたいと思う。


「違うよ。」


それでも、コアは決めた。


「僕が決めたんだ。」


何人いるか分からないけど、どんな反応をされるか見当もつかないけど、みんなに知らせるべきだと思った。


「僕は勇者になりたい。この世界を救う勇者に。」


勇者宣言をした若者が目の前に見えている人達はもはや口も開けない。


大犯罪者が今、この瞬間、誕生したのだから。


「どうしてよ。あんなに、止めたのに。どうして諦めてくれないの。」


母親は崩れ落ち、地面にうなだれて座り込んだ。


「コアのお母さん。俺がコアを守ります。」


「何言ってるの。絶対にコアは行かせないんだから。」


サロスはコアの顔を見た。


静かに頷き、コアも察し、頷き返した。


「コアは分かってます。あなたが大事に思ってくれていることも、愛してくれていることも。だからこそ、コアは俺のところに来たんです。他の人を探すわけでもなく、1人で行くこともなく、俺を選んでくれた。」


母親は顔を見上げた。


「勇者になりたいと言うために。命を張ることをあなたに伝えられないから。」


「だからって。」


母親が落ち着きを取り戻し、冷静にサロスの言葉を聞いていた。


「だからです。悲しませないようにと思って言わなかったコアの気持ちを俺は引き受ける責任があります。」


一拍置き、続ける。


「俺がコアを必ず守ります。」


決心を言い切ったサロスは母親に頭を下げた。

コアも遅れながらも礼をした。


犯罪者2名が見逃してくれと懇願しているこの状況でまともではいられない。


呆気に取られ、口の中も乾いてしまう。


1分間、サロスとコアが腰を折り続けた末、母親が発した。


「なら、絶対守り通してください。」


サロスが覚悟を持って答えた。


母親はコアに近寄り、頭を持った。

コアは持たれるまま動かされ、母親の顔を見た。


優しく照らす太陽のような笑顔でコアを見ていた。


「絶対に帰ってきて。家であなたの好きなシチュー作って待ってるからね。」


「うん。」


たった2文字なのに涙ぐんで声が震える。


母は子を抱きしめた。


もう2度と誰も失なわせない。

サロスは2人の姿を見て再び決意した。


その後、母親はサロス達に車を返し、コアにお守りを渡した。


女神の意匠が縫われている母親特製の手作りである。


コアはそれを受け取ると、ありがとうという言葉と精一杯のハグをあげた。


車を直すのに3日掛かった。

サロスとコアはもちろん、カイとヘレンにも手伝ってもらった。


バンパーを交換し、ピストン部品を取り替えた。その他にも色々手直しを加え、やっとまた走れる状態に戻った。


兵士の捜索範囲も日に日に増している。

出発する時間は限られていく。


3日目の夜。


「もう出るんだろ。」


カイがコアに話しかけた。


「うん。手伝ってくれてありがとう。」


妙な雰囲気に嫌気が差したカイはちょっとした唸り声を上げ、コアに抱きついた。


「絶対、生きて帰って来いよ。」


カイの言葉に連れて、ヘレンもコアに抱きついた。


「2人とも、ありがとう。」


そう言ってより思いを込めてコアは2人を抱き締めた。


「お別れは済んだか?」


サロスが車にもたれかかって聞いた。


「うん。」


「じゃあな。」

「バイバイ。」


サロスはコアに車に乗るように言い、カイたちの前でしゃがんだ。


「この店のこと、頼んだぞ。2人とも。」


「了解!」


カイが胸を張り、ヘレンは敬礼で答えた。


サロスも車に乗り、電気を流し、エンジンを掛ける。


振動し始めた車内で、サロスは助手席に座るコアに渡した。


「これなに?」


「変装グッズさ。それを被っとけ。特に国から出る時は。」


カイとヘレンが手を振り、サロスがアクセルを踏む。


澄み切った夜空の下、サロス達は新品同様の車を走らせた。


車は歩いて1日かかるところへ1時間も走らせれば着いてしまう。


「コア。あと少しで南門に着きそうだ。」


「もう!?」


そのせいか、普段、車に乗らないコアは驚きを隠せない。


「というか、その本ずっと読んでるよな。」


サロスはハンドル片手にコアの本を見てそう言った。


「この本、面白いんだよ。今までの勇者について記録されててさ。ほら!サロスについても。」


コアは剣の勇者と書かれているページを隅々まで読む。


[第7代剣の勇者は流麗な剣の使い手であったが、"300年前、魔王に殺され死亡"]と書いてあった。


「死亡って。これどうなってるの。てか300年前って?」


サロスは途切れ途切れに返事する。


「そうだったな。コアにはまだ言ってなかった。俺は、300年前の勇者だ。」


コアは目を点にして驚いた。


「え!?じゃ、じゃあ今のサロスは。」


「幽霊じゃないぞ。俺は生きてる。」


サロスは300年前のことを説明し始めた。


300年前。

サロスはある辺鄙(へんぴ)な村の出であった。


魔王の侵攻は止まるところを知らず日々サロスの村も危ぶまれていた。


ある時、サロスは村の友達と遊んでいると森の奥深く、洞窟の中に何かがあることに気付いた。


かくれんぼの最中で、洞窟はそんな遊びに適中であったし、それが気になって仕方がなかった。


「おーい!誰かいるのか!」


洞窟に入って、第一声は先に続く暗闇に飲まれていった。


中にも植物が生い茂り、進むのに苦労し、やっとのことで辿り着いた。

何かの場所に。


その何かとは、


「…剣?」


岩にヒビを入れながら突き刺さっている剣だった。


黄金の鍔に緑色の宝石が埋め込まれている。

それ以外は比較的シンプルな剣であった。


サロスは考える暇もなく、その剣を握る。

すると、宝石は輝き、粉塵を巻き起こした。


だが一心に剣を岩から抜こうと踏ん張った。


やがて、宝石の光が洞窟の外に漏れ出すほどになると剣を岩から抜くことができた。


力の反動で地面に座り込むが、サロスは抜いた剣をまじまじと見た。


それから、サロスは勇者として、旅に出ることになった。


道すがら、魔法使いのアストラ、戦士のヴィルトゥス、僧侶のクルックス、という仲間を見つけ、魔王討伐を目指した。


数々の試練を超え、魔王の領域に踏み込み、魔王に挑んだ。


しかし、結果は分かる通り、敗北した。


アストラも、ヴィルトゥスも、クルックスも、皆、魔王に貫かれ、斬られ、殺された。


剣の勇者であるサロスも殺されると覚悟した。


しかし、魔王には出来なかった。

伝説の剣により不老不死となったためである。


サロスは考えた。

魔王にはここで挑んでも勝てないと、ならば、仲間の遺体を持ち帰り、家族の元へ届けるべきだと。


仲間を地元に返すことを決め、魔王の領域から脱出し、周った。


周り終わったあと、家に帰ることはなかった。


村を出る時、期待された。魔王からの支配が終わると、世界は救われると。

だが、できなかった。


単純に言えば、村の皆んなに合わせる顔がなかった。

帰ることもなかったために、親にも死んだと思われたのだろう。


サロスがひと通り話し終えた。


コアは何も言うことは無く、本に目を背ける。


「ほら。到着だ。」


ブレーキを踏み、ゆっくり車を止める。


「荷物検査のため後ろを開けてもいいですか。」


サロスは警備員の言う通りにトランクのドアを開ける。


そして、手続きを通している間、コアは本を読み続けていた。


そこには、こう書かれていた。


「世界を変えようと努力し、魔王を倒すことに健闘した勇者。総勢、849名に追悼の意を。」


手続きは済み、門は開けられた。


「ありがとう。」


警備員に礼を言って、再び車を発進させる。


門をくぐり、本当の旅が始まる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ