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ぬくもり

とある札幌の秋の夜の話です。


 例のぬぎぬぎブーム真っ最中のるー君が、例によって服を全部脱いでしまい、私の座っているパソコンの椅子によじ登り、私の背中と背もたれの間に無理矢理割り込んできました。


この日の札幌はちょっと肌寒く、ちょうどこの時間帯は部屋の中もひや~っとしてきてました。

 なので、るー君が私の背中にぴた~っとくっついてるの、人肌が温かくて気持ちいい。

 でもしばらくくっついていましたが、そのうちいなくなってしまいました。

 何となく、るー君の温もりが背中に残っています。


風邪を引くといけないので、すぐにお風呂へ直行。

るー君は既に裸なので、そのまま湯船に入れました。

私は着ていたパーカーをハンガーにかけ、他の服を洗濯機に入れてお風呂に入りました。


 お風呂からあがってきたら、遊びに来ていた私の母が言いました。


「なんかさ、パソコンの椅子が濡れてるよ」


え?


――――そういえば。妙にるー君、暖かかったよなあ……



ハンガーにかけたパーカーを確認したら。



……背中に、派手に、しみ。



盛大に、濡れてる。





・・・・・。



どうやらるー君、私の背中で、やっちまったみたいです。


あたしゃ、電柱じゃないっ!



電柱より、太いもん!!←自爆。

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