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水際のたたかい・その2

今回、やはりちょっと綺麗ではないネタです。

お子様的下ネタに耐性のない方はブラウザバックでお戻りください。

 るー君の水に対するこだわりは強いです。前に書いたお風呂もそうですが、洗面台やキッチンもすごかったです。


 まだ身長九十センチとかのちっちゃな体で必死に洗面台をよじ登る姿は、思わず応援したくなってしまいます。でもすぐ下ろされちゃうんですけどね。

 中でも一番困ったのは、トイレです。

 気がついたら、トイレで水遊びしていたりするんですね。ほら、たまっている水でバチャバチャと。やめて!


 そこで、それ以来我が家のトイレは、誰も入っていない時も施錠するルールになってしまいました。トイレのドアって、外からドライバーとかで回して解錠できるようになっていますよね。ちょうどサイズが合ってたので、ドアノブにドライバーがわりに五円玉に毛糸を結びつけて下げておくようにしました。入るは五円玉で鍵を開けて入る。出るは鍵を閉めて出る。遊びに来るお兄ちゃん達のお友達にも徹底。

 それでも、たまにうっかりしちゃうがあるんです。


 るー君が四歳になった夏のある日。

 キッチンの壁を挟んだ向こうがトイレになっているのですが、そこから水をジャージャー流している音が聞こえてきました。

 しまった! るー君がいたずらしてる!

 すぐにトイレに駆けつけると泣きそうな顔をしたるー君が、なぜかすっぽんぽんで洋式便器の中に体育座りしていました。


「なにやってんのおおおおお!」


と、るー君を出そうとしましたが、出ない。

 何と、るー君、体育座りしたら足とおしりが便器の前後につっかえて、身動きがとれなくなっていたのです。ミラクルフィット!

 どうやら、身動きがとれなくなって困ったけれど、当時まだ喃語ばかりで言葉の出なかったるー君は「水を流していたずらすればお母さんが止めにくる」ことは理解していたようなのです。何度も水を流して、私を呼んでいたようです。


 ごめんよ、すぐに気がつかなくて。

 ごめんよ、君は困っていたのに大笑いして。


 それ以来、トイレで水いたずらすることはなくなった……と言いたいところですが、便器の中で遊ぶことはなくなったものの、そのほかはちょこっと残っています。

 小学二年生のときは、トイレットペーパーの芯を手洗いの水道の排水溝に縦に突き刺し、水道を出したあげくにトイレのドアに鍵をして逃げる、といういたずらをやらかしてくれました。あと五センチほどで、手洗いのシンクから水があふれるところだった……怖い。


 まだまだ油断のならないるー君でした。

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