光の姫
雪が強く吹き付ける冬のこと、俺が出会ったのは美しいものだった。
「貴女の妹、フォーリアよ。」
コルフィーヌが抱いているのは赤子であった。緑と青の瞳を持つ、可愛らしい赤子だ。
「光…?妹って?」
俺は、上手く状況が呑み込めないでいる。
「亡くなった私の親友の遺言で引き取ることにしたの。ややこしいのだけど、一応血の繋がった子よ。」
彼女の説明によると…親友であったインルビン皇女と、彼女の母ミンナスがいとこであったらしい。
(…コルフィーヌとインルビン皇女の続柄って何?フォーリアの続柄って?)
何だか、聞いている限りでは確かにややこしい。
「簡単にいうと、私の養女であり、伯父様の娘ってことになるかしら?」
この家系はどうやら、とんでもなく複雑な家系図を書かせる家計らしい。コルフィーヌが叔母だということは容易にわかるのだが。
(う~ん、こんな感じか。)
やはり、複雑。
…でも、妹は可愛いし、まあ気にしない、気にしない。
結局、この日は妹をあやしたりと戸惑うことの多い一日であった。
続柄って、難しいのが出てきますよね。
今回は家系図ネタでしたが、これ結構、大変なことです。実際に6回以上この家系図を書くことをやってみた事があります。
…コルフィーヌを書くときが一番大変でした。(彼女だけ、他の兄弟、姉妹たちと父親が違う上に、その父親が一応、2番目に生まれた人なので。)
つまり、ファンテーヌの言う『複雑な家系図』を書いてしまったのでした。(フリーハンドで、ごめんなさいね。)




