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学食を出ると、外が騒がしい。
――なんだあ?
救急差が来ている。パトカーも。群がる野次馬の一人に聞いた。
「どうした」
「屋上からだれか飛び降りたらしいぜ」
そいつはそう言った。
後で聞いた。
主に彼女から。
飛び降りた奴は、なんと彼女の元彼だった。
そいつは鍵がかかっていたはずの屋上に入り、そこから飛び降りたのだ。
ほぼ即死だったようだ。
彼女が言うにはそいつは最初こそ優しかったが、どんどん横暴になっていったそうだ。
それで別れたと言う。
俺と付き合い始めたのはその後のことだ。
俺は考え、一つ頭に浮かんだ。
あいつは俺を呪い殺そうとしたのではないか。
それを俺が無意識に跳ね返したのではないのかと。
終




