表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
1/2

大学で講義を受けていると、突然聞こえてきた。

はっきりと。

「死ね」

男の声だ。

しかし聞いたことがない声。

この講義は受講人数が少なく、みんなの声を知っている。

しかしその場にいる誰の声でもなかった。

「死ね」

また聞こえた。

「死ね」

まただ。きょろきょろしていると先生と目が合った。

「おい、どうした」

「いえ、なんでもないです」

先生は怪訝な色を浮かべたが、そのまま講義を続けた。

講義が終わるまで、その声は何度も聞こえてきた。


で、講義が終わると聞こえなくなったかと言うと、そんなことはなかった。

学食に行く時間だが、気が付けば校舎の裏に来てしまっていた。

声は続いている。

「死ね」「死ね」「死ね」と何度も何度も。

戸惑っていたが、聞いているうちに段々と怒りが湧いてきた。

それは徐々に大きくなり、限界を迎えた。

俺はまさに全身全霊で叫んだ。

「おまえが死ね」

その後、声は聞こえなくなった。

――なんだったんだ、いったい。

気にしながらも、俺は学食にむかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ