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●第7話 ネットダイバー

「とりあえずこれでいいよね」


(本当のエーテル酒に比べたら可也劣りステータスが増えるような事はないでしょうけど

 飲めば魔力が回復するくらいの十分な力を感じます

 これならエーテル酒を飲んだ事が無い人なら解ることはありませんよ)


「よっしゃぁ!」


(いや~それにしても真のエーテル酒はすごかったですね

 てっきり祝福ギフト「情報技術」のレベルが上がったことでステータスが伸びたと思いましたけど

 エーテル酒の効果と相乗することであんなにもステータスが伸びるとは思いもしませんでした・・・)


「そうよ「情報技術」!!レベル上がったのでしょ?何か新しい事が出来るようになったの?」


(おっ食いつきますね~ビルダ様)


勿体もったいぶらずに早く説明しなさいよ何が出来るようになったの?」


(まぁまぁ慌てずに・・・

 出来るようになったというよりPCのクラスが上がりました

 本当は段階をヘてここまで到達するはずだったのですが

 魔力が一気に上った事で、なんと!!『WIN95』まで召喚可能出来るようになったのですよ!

 っかぁ~っこんなチマチマやってたら10年は掛かるんじゃないかと覚悟してましたけど

 これはすごいことですよ!これでやっと「情報技術」の本当の凄さが解るのですよ!!

 いや~毎日毎日ツカレタ~だのアキタ~だのもう言わせませんよ!!

 良かったですね!ビルダ様ァ!!)


「そやな」


 ハイテンションに両手サムズアップでキメたヒップスを冷たい目で見るビルダ


(・・・なんですかその木で鼻をくくったような返事は) ※木で鼻をくくる=冷淡な態度をとる


「だって『WIN95』って言われてもよくわかんないんだもん」


(そうでしたね、具体的には『WIN95』にクラスアップしたことで

 高速演算が出来るようになりました、ビルダ様は地属性は無演唱で発動出来ますが

 他属性を使うには演唱が必要ですよね、この高速演算によって演唱短縮が出来るようになります)


「おぉ!」


(さらに、大容量記憶機能が搭載されましたので

 このルクサーヌ城の王立図書館にある書籍量なら全て一語一句間違い無く記憶しするくらい

 お茶の子さいさいですよ)


「おおおおぉぉぉ!」


(さらにさらに何と!何と!「WIN95」にはネット機能が付いてるのですよ!!)


「・・・・・・」


(さらにさらに何と!何と!なんとぉぉぉ「WIN95」にはネット機能が付いてるのですよ!!)


「なによそれ」


(ネットですよネット、インターネットですよ!これこそが「情報技術」の真髄!!

 「情報技術」つまり「インフォメーション・テクノロジー」はこれがあってこそ「情報技術」です

 これこそが祝福ギフトの本領発揮ですよ♪)


「だから~ぜんっぜんわかんないわよ!」


(いいですか大事な事なので一度と言わず何度でも言いますよ

 そもそもPCはPC-8801、PC-9801、WIN、WIN3.1、WIN95と今まで進化していきました)


「PC-9801、WIN、WIN3.1は魔力UPですっとぱしたPCの事ね、飛び級しすぎね!」


如何いかにも、ではPCとは何なのか何処から来たのかビルダ様は疑問に思いませんか?)


「だから祝福ギフトから貰えたのでしょ?」


(チッチッチ違うのですよ祝福ギフトはあくまで「情報技術」であって「PC」じゃありません

 「PC」は「情報技術」を使用するための1つの媒体ばいたいでしかないのです)


「ほ~じゃぁその媒体ばいたいであるからあしてPCそのものは祝福ギフトでは無いと」


(そうです)


「んでその媒体ばいたいである「PC」は神様が下さった物だとでも言うの?」


(違います・・・この「PC」は異世界の科学技術で作られた端末なのです)


「異世界?科学?」


(異世界です)


「なに?この世界の他に別の世界が有るとでも言うの?」


(そうです)


「んでこのPCはその世界でいう科学技術で作られた物だと?」


(そうです)


「じゃ~ヒップスは異世界の精霊だと?」


(そこは違います、前にも言いましたが私は祝福ギフト「情報技術」の精霊でこの世界の精霊です

 真の「情報技術」の能力とは異世界の情報を自由に得る事ができる能力なのです

 PCはそのために存在する媒体であり端末の1つなのですよ)


「はへ~」


(顔がアホな子になってますよ)


「だって話がすっ飛んでて・・・何よ異世界って本当に異世界なんてあるの?」


(有りますともそれでは実際に体験してみますか?)


「体験って?え??異世界に行けるの!?」


(いいえ異世界には行けませんけど「WIN95」を使用しネットを使えば異世界を知ることは可能です)


「おぉ!どうやるの!?早く教えてよ!!」


(まぁまぁ慌てずに・・・この頃のインターネットは情報を集めたりすることを「潜る」と表現してた

 みたいです、ネットをやる人つまり「ネットダイバー」ってことですね)


「ネットダイバーね」


(はい、ビルダ様にもネットダイバーを体験して頂きましょう

 ではこのマウスと言う物でこのアイコンをクリックして下さい)


「マウス?クリック?アイコン?」


(これとこれです、つぎは・・・)



(では行きますよ)


「オッケ~どんとこい!!」


「(レッツ!ネットダイビング!!)」

次話完成はまだ未定です。。。

シバラクオマチクダサイ

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