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【12万PV感謝】神の翼 ~黄金の翼の女神~ 転生したら男の子だった!   作者: 和(のどか)
第二章 傲慢と反逆の堕天使

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86.アテネの街

 翌日、ヘカテーは二人の女性の付き人をつれて迎えに来た。


 ギリシャの見どころを案内してくる事になってるがパルテノン神殿の説明は飛ばしてもらいたかったが、簡単な説明だけと言われ取り敢えず聞いた。


 アテナを祀り、ドーリア式建築家の最高傑作だそうだが、建物は素晴らしかったし、このアクロポリスから見るエーゲ海の素晴らしさもわかる。


 あまり興味はないが、昨日アテナと揉めた場所とだけ認識した。


 たくさんの遺跡を回った。


 夢がつまらなく思っているのは、昔からの神を祀る大掛かりな建造物ばかり見せられているからだった。


 今、この国にいる人々の建造物や、美術品の紹介がない、ここには人間の歴史がなく神の歴史しかないのかと違和感を感じた。


 アテネの街に来ると一般の人達が大勢いた。


 ミコが街の人達を見てようやく安心したかのように怖い顔が穏やかになった。


「よかった人間もいるんだね」


「そうですわね、神々しか見てなかったのでほっとしましたわ」


 その言葉を聞き、皆も僕と同じ事を考えていた事がわかった。


 エミリーンは、人間界では王女なのにテーブルに座るなと言われた事はかなりショックだったみたいでず〜と喋らなかったが、ようやく喋りだした。


 ヘカテーに案内され街の人気のある大衆食堂に行った。


 地元のギリシャサラダが自慢の店だった。


 食べてみたが味はそれ程美味しいとはいえなかった。

 本当に庶民の安くて不味くない程度の物だった。

 最高のもてなし料理をだそうという料理人がいるとは思えなかった。


 地元の料理を食べていると周りの人達がルシアを物珍しそうに見ていた。


 昨日の事もあり、ルシアは、かなり警戒心が強くなり食事中も笑っていない、フレイアが立ち上がりルシアを指をさして話をしてる所に行きリーダーらしき男にテーブルに置いてあったおしぼりを顔にぶつけた。


「私の友達をバカにすることは許さない、決闘を申し込む」


「ちょちょっと〜待ってください!ご、ご、誤解です!!」


 テーブルに座ってる男達が必死で釈明した。


 昨日、闘技場でフレイアの戦いを見ていて、友達の天使がバカにされて戦った話を知っていた。


 その話をしていたという事だった。


 この男達は、震えながら誤解を解こうとしたが、震えて事で上手く喋れずたった。

 これだけの話を聞き出すのに10分かかった。


「コーヒーが冷めてしまった」


 男達がフレイアにホットコーヒーと天使のルシアにフルーツパフェをご馳走した。


「姉さんどうぞ!」


「天使さんも食べてください!」


 ミコが男達を冷たい目で見た。


「あなた達が小声で指を差しながら話をしてるから誤解するのよ」


「ですが、あっ」そこから小声になった。


「大きな声では、言えませんが女神アテナ様の戦士を倒した話なんかしてるのを神々に知られたら、我々なんかどんな目にあわされるかわからないんです」


「この辺りはパルテノン神殿以外にも神殿が、いくつもあって神々がよくこの街に来るんです」


 夢は、疑問に思った事をヘカテーに聞いてみた。


「ギリシャはかなり昔からの建造物が多いですね、それも神々のために作られた物ばかり目につきますが、人間が最近作った美術館とかはないんですか?」


「人間は、神の物を作り出すように誕生させたのですですから人間が自分達のために作った物はいらないのです」


「この街、見た感じはいいんだけどなんか好きになれない所も多いですね」


「なら、貴方がここの王になられては」


「僕は今、人間界の学校に通ってるんですけどいずれは、黄金の翼の国に帰ります」


「この国は、人間に期待してもこのまま変わらないですよ」


 周りを見たが、誰も自分がこの国を変えようなどとは思わない、神に逆らえば殺される。


 だが、人間はこのまま終わらないと思う、人間には、神にはない希望を持つ者がいる。


 ガラの悪い五人組の神が店に入ってきた。


「おい、五人だ!すぐに席を用意しろ!」


「すみません今は大変混んでまして・・・少々お待ち頂く事になると思いますが」


「俺達は神だぞ、誰のおかげで生きてられると思ってるんだ!」


 その店にいた人達の中には席を立とうとするお客が大勢いた。


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