67.屋敷でのもてなし
夢は、このモーリシャス島の楽園のような景色に興味があったが、ルシファーとの戦い芸術性を感じてしまい、それを超えられるものはなかった。
戦いの疲れを癒すのどかな夏休みを過ごす事になった。
魔族がいなくなり、島の人達もビーチに顔を出すようになり、海辺のレストランは、魔法使いと島の人たちが遊びに来て大賑わいになっていた。
フィリアとエルミナから、相談をされた。
二人は、これからも土曜日と日曜日は、セーシェルの夢の屋敷に遊びに行きたいと頼まれた。
エルミナは、アトランティスに帰るけど夢の屋敷に遊びに行けば天界の食べ物があるという情報を掴んでいた。
それに夢の屋敷には、天界の魔法書があり、頼めば天界から送ってもらえる。
その話を聞いてフィリアも乗った。
魔法書以外にも剣術の稽古をしたいことと夏
と冬は天界に行ける。
フィリアは、夢の屋敷の場所を知らないからこのまま着いて行く事にし、エルミナも一緒に来ることになった。
空間転移魔法を使うのは、かなりの魔力量を消費するので帰りは、エミリーンの王家の豪華客船で帰る事になった。
港でその船を見たフレイアが、夢に聞いていた。
「本当にこの船で帰るの?」
「人間界の旅行だから人間が作った船で帰ろうよ」
「これ、幻獣が出たら一瞬で破壊されるよ」
ルシアが楽しそうに船を見ていた。
「すごーい、また沈没しそうな船で大冒険だね!」
その場にいた人達は、何処かで聞いたセリフだと思った。
今回は、黄金の翼の国の小型の客船を呼び空を飛んでセーシェルの屋敷に向かった。
初めて空を飛ぶ客船に乗ったフィリアは、大喜びだった。
「海中の滝が見える!空から見るモーリシャス島ってこんなに綺麗なんだ」
純粋な子供のように島を見ていた。
友達を屋敷に招待するのははじめてだけど夢は、気になる事があった。
いまだにバニーガールは、どういうときに着るものなのかわかっていなかった。
女性に聞くとあまり喜ばれない、男性のお客に最高のもてなしをするときに着用するという情報を入手した。
今日は、女性のお客さんが多い、セレナは、間違い無くバニーガールだろ、主任だから仕方ない、他はしてないと思う、アフロディーテさんの包帯が一つ使っただけでも奇跡に近い、そんなに手に入る訳が無い。
客船が庭に着陸した。
夢の屋敷の作りは、天界の神殿を作った神々が建てたもの、この屋敷を初めて見た人は、唖然とする。
庭から出るとルビーとサファイアがメイドを従え夢に挨拶にきた。
「夢様、モーリシャス島では大変だったそうで、お仕えできなかった事を心苦しく思っております」
「次回から夢様がごゆっくりお茶をお飲みいただけますようにお近くで魔族を斬り殺しておきます」
そしてメイドたちが、来客の荷物を預かりルビーとサファイアが誘導してくれた。
みんなバニーガールの姿じゃなかったから安心して屋敷に入るとメイドたちが挨拶にきた。
全員バニーガールだった。
フィンだけは、大喜びだった。
「夢様、一生ついていきます!!」
夢は、それを聞いてバニーガールは男性には最高のもてなしなんだと思った。
ルビーとサファイアは、まだ有給休暇中だったが、夢に挨拶で顔をだしただけだった。
バニーガールのコスチュームが急な来客に全員分用意ができなく、屋敷内で接客するメイドだけバニーガールのコスチュームを着る事になっていた。
天界の食材を使った豪華な料理が出て来た。
ルシアもしっかり天界のフルーツパフェを食べていた。
豪華な食事が終わり皆んなを庭を案内しているとペガサスが2頭いた。
もう用意されている!
そしてベヒーモスの小屋がありそこにモスがいた。
食事が終わりみんな帰っていった。
フレイアは、天界の学校に戻り夏休みと冬休みは一緒に旅行する約束をして天界の客船で帰っていった。
ミコとエミリーンをユニコーンの馬車で送った。




