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2

鏡に映るわたしは、頬を赤く染め、照れた笑みを浮かべている。


どうやら昨夜、寝ている間に再びマカに力を注がれていたおかげで、昨日よりはっきりとした存在になっている。


顔色も普通の人間と変わらない。


感触も昨日よりはっきりと感じられるようになった。


「ナナオ、着替えたか?」


「あっ、うん」


声もはっきりと通る。


こんなに大きな声で、いろんなことがしゃべることができるなんて、生前ではありえなかった。


ふすまを開けて、寝室に入ってきたマカは、わたしを見て頷いた。


「ソウマにしては良い物を選んだな。それで家事はこなせそうか?」


「ええ。動きやすいし、大丈夫だと思うわ」


「多分、防水加工もされていると思うから、水仕事もやれるだろう」


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