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4.7 北山来々留

 東海から隠し部屋について聞くと、北山はまず二葉の元へ報告に向かった。二葉は酷く驚き、自分の目で見るまで信じられないとのことで、共に隠し部屋を確認することになった。西空はまだ正宗が部屋にいるだろうからという理由で隠し部屋に向かわず、2階の調査を継続している。


「隠し部屋か。さすが金持ちの家は違うね」


 北山は隠し部屋への出入り口を見ながら嫌味っぽく呟いた。


「正宗は頻繁に出入りしてたみてえだ。最近だと、五十嵐、高橋が出入りした形跡があった。絶対にこの部屋には何かがあるぞ」


 東海が腕を組みながら、少し誇らしげに言った。


「こんな部屋があったなんて」


 二葉はぐるりと部屋一帯を見回し、


「何も知らなかった。何も知らなかったのよ……」


 無罪を訴える罪人のように嘆いた。


「それで北さん。何処から調べるんですか」

「待って南ちゃん。まずは二葉さんに許可を得ないと」

「好きに調べていいわ」


 二葉が即答する。


「ただ、あたしも一緒させてもらうわ。いいわね」

「勿論です。むしろ確認の手間が省けて助かります」


 隠し部屋は10畳ほどの広さで、床はタイル張り、壁は厚いコンクリートで固められていた。壁に窓は無く、代わりに天井に小さな天窓が取り付けられていて、木漏れ日のように僅かな光が降り注いでくる。それと、これは後で分かったことなのだが、この隠し部屋、と言うよりも正宗の書斎全体に防音加工が施されており、中でコンサートを開催しても音が殆ど外に漏れない作りになっていた。

 部屋の床や壁の色は白に近いベージュで統一されていて、学校や公民館等の古いトイレのような印象。入口の斜め向かいに銀色のシンクが設置されており、それがますますトイレの印象を強くしていた。試しにシンクの蛇口を捻ると、問題なく水が出てきた。

 シンク下の収納棚には包丁、まな板、鍋、IHヒーター等が収納されていた。

 シンク向かいに小型と大型の2つの冷蔵庫。小型は見るからに古い型で、ブブブと奇妙な音を鳴らしていた。

 大型は逆にハイテクそうな雰囲気で、一般家庭で購入するようなものではないことが一目で分かった。恐らく業務用の冷蔵庫。

 また、冷蔵庫の隣にはダイヤル式の金庫が設置されていた。後で冷蔵庫共々、中を改めさせてもらおう。

 シンクの右隣には銀色のパイプ棚が設置され、絵の具、筆、筆洗い、キャンバス、画用紙等、様々な画材が整理されていた。画材以外にも、のこぎり、トンカチ、釘、木の板等、DIYの道具が整理されていた。


「これ、何かしら?」


 パイプ棚に置かれていた長方形の木の板を手に取った。それは手の平を2つ横に並べた位の大きさで、表にはダッキーと、カタカナで名前らしきものが書かれている。似たような木の板は他にも10数枚並べられており、ノブ、カズ、ジョセフ、ジョシュア、ジョンなど、全て別の名前が書かれていた。


「北ちゃん、ちょっと貸して」


 東海が木の板を手に取り、注意深く観察する。


「……特に変わったことはないな。ホームセンターで買った木の板に、正宗が絵の具で名前を書いただけだ」

「あ、やっぱ名前なんだ」

「ああ、犬の名前みてえだ」

「と言うことは、やっぱそれってそれの表札なんスかね……」


 南地は部屋の奥にあるものを指差した。この部屋に入った瞬間、全員の視線を釘付けにしたものだった。

 それは犬小屋だった。大型犬用のものと思われる大きな屋根つきの、年季の入った犬小屋が、何故か部屋の奥に設置されていた。小屋の正面には鉄の杭が床に打ち付けられ、首輪が鎖で繋がれていて、なおかつ小屋の出入口上部にはマーシーと書かれた表札が掛けられており、いよいよもってそれが犬小屋であることに疑いを挟む余地は無かった。

 捻くれ者は犬じゃなくて、別の動物の小屋の可能性もあると主張するかもしれないが、そういう問題ではない。


「何か、気味が悪りいな……」

「じゃあ東君お願いね」


 北山が犬小屋を指差しながら言った。


「へ? まさか犬小屋の中に入れと? 首輪をつけて、犬になれってこと?」

「このイースト菌は何言ってるのかしら。大変面白い絵面になるから、そうして貰ってもまったくもって構わないけど」


 北山は携帯を取り出し、カメラモードを起動する。


「さあ東君。ハウス!」

「じょ、冗談に決まってんだろ。能力で調べろって意味だろ。もちろん分かってるさ。冗談が通じないなあ、北ちゃんは」

「正直冗談に聞こえなかったけど、そういうことにしといてあげる」


 東海は犬小屋にそっと手を触れた。情報を一つも漏らさず掬い上げようと、しばらく無言で淡々と犬小屋の隅々まで、愛撫するかのように指先でなぞっていく。


「……なんだこれ」


 東海は眉間に皺を寄せながら、不快気に呟いた。


「北ちゃん。これ気味が悪りいよ。おかしい。理屈に合わない」

「何が分かったの?」

「この犬小屋、何でか知らねえが犬だけじゃなくて人間も使ってる」

「ど、どういう意味っスか?」

「そのまんまの意味だ。犬が使った形跡だけじゃなく、人間が使った形跡が残されている」

「誰が使ったのか分かるかしら」

「ごめん。この犬小屋、思ってた以上に古りいから、そこまでの情報は記録されてなかった。だが、間違いなく誰かが使用している。使用するって言うのは、もちろん犬のように犬小屋の中に入って長い時間を中で過ごしたって意味だからな」

「ちょっと待って! 何でそんなことが分かるのよ」


 後方から二葉が叫んだ。


「簡単です。東君はサイコメトリーの能力保持者なんですよ」

「サイコメトリー? あんた何言ってんのよ。下らない冗談は止めて」

「冗談じゃありません。東君は神経過敏症で、特に指先の感覚が常軌を逸して鋭いんです。だから、常人には到底察知できない、残されたごく僅かな凹凸や、摩擦力の違い、特徴を鋭敏にキャッチすることで、物が何時誰に使用されたのか知ることができます。まさに、サイコメトリーと表現するのに相応しいでしょう」

「そんなことが可能なの? でも待って。流石に誰が使ったのか識別するのは無理なんじゃないの」

「二葉さん。指紋が一人一人違うことはご存じですよね。だから警察は現場に残された指紋を採取し、容疑者を絞り込みます。それと同じことです。物を使用した痕跡は、指紋と同じように一人一人全く異なります。東君はその違いを識別することが可能なのです」

「そ、そんなことが……」


 一先ず二葉は信じてくれたようだ。ま、適当にそれっぽく言ってるだけなのだけどね。北山は心の中で舌を出した。

 相変わらず堂々とホラを吹くなと言いたげに、東海は一つ溜息を吐いた。


「取り敢えず犬小屋についてはこれぐらいにしといて、次はそこの金庫を調べてみましょう」


 北山が隠し部屋出入口のすぐ隣に設置されているダイヤル式の金庫を指差しながら言った。


「調べるって言っても、どうするのよ。あたし番号知らないわよ」

「大丈夫です。東君。お願い」

「はいはい」


 東海は金庫の前に移動し、ダイヤルに手を触れる。数秒の後、ダイヤルを握り迷いなく左右に

回すと、ガチャリと音を立てて、堅牢そうな金庫があっさりと破られた。物の履歴に残されている暗証番号を見たのだ。


「な!? どうして分かったのよ!」

「二葉さん。さっき言ったとおりです。サイコメトリーですよ。信じて頂けましたか?」


 二葉はポカンと口を開けたまま、無言で頷いた。


「じゃあ開けるぞ」


 東海が取っ手を引き、金庫の中を暴く。


「ビエッ!」


 次の瞬間、南地が小鳥のような悲鳴を上げた。暴かれた金庫の中に、大量の札束が眠っているのを目にしたからだ。どんな人間でも、一束ぐらい持ち出してもばれないんじゃないかと、邪念を抱いてしまう程の量だ。というか二葉さんの目を盗んだ隙に……


「北ちゃん変な事考えんなよ」

「何を言ってるのかしら。私はいつだって冷静です」

「じゃあその手は何だ」

「これは東君に向けた、さっさと札束を調べなさいというジェスチャー。さあ、早く調べなさいな」


 東海は、金庫に向けて伸ばされた北山の腕を叩いてから、札束を手に取り調べる。一枚一枚捲っていき、不審な所が無いか調べていく。

 全部万札だ。間違いなく全部万札だ。紛うことなき万札だ……


「おい北ちゃん。生唾飲み込んでんじゃねえよ」

「何出まかせ言ってるのかしら。調査に集中して下さいな」

「……マジで変な気起こすなよ」


 東海は一束調べ終わると、次に別の束を取り出し、同じように調べていく。

 ああ、札束とは言わず、その内の1、2枚抜き取っても罰は当たらないんじゃないか。だってだって、軽く見積もっても10億位あるよね。その内1枚抜き取っても、僅か0.001%の損失でしかない。分かる? 銀行の金利より低い割合なんだよ。金持ちにとってははした金同然。

 だからYUKICHI COME HERE!――


「おいバカ山。話聞いてんのか」

「聞いてます。この札束は本物であるということ。正宗の絵を買い取るために支払われた金。そうでしょう?」

「……一応ちゃんと聞いてたんだな」

「勿論よ。まさか1枚くらい抜き取っても罰当たらない、何て小物臭いことを考えていたとでも思っているのでございましょうか」


 そう言った直後、バシン! と、東海に頭を叩かれた。


「痛いじゃないか」

「我慢しろ。それにしても、この大量の現金は何なんだろうな」

「銀行が信用できないタイプだったんですかね」

「多分違う。南ちゃん思い出してみて。和水正宗は画家であると同時に、投資家でもある。口座を作ってないのは考え辛い」

「じゃあ、この大量の現金は何なんだ?」

「……脱税、だと思います」


 北山は申し訳ないと思いつつ、二葉に覗うような視線を送る。


「いいわ。続けて」


 二葉は一言告げた後、目を伏せた。


「さっき、東君が絵画の売買で儲けたお金って言ってたでしょう。東君の能力でそういうことを読み取れたということは、正宗に対し直接現金で支払われたってことを示している。そして支払われた現金を、銀行にも預けず金庫に保管すれば脱税の構図が完成。勿論、得たお金をちゃんと国に申告してるって可能性もあるけれど……」


 二葉が深く溜息を吐いた。


「正直、父のことは胡散臭い人間だと思っていたけど、よもや脱税とはね。今までよく捕まらなかったのか不思議でしょうがないわ」

「一応、まだ脱税って確定した訳じゃあないですよ」

「いいえ脱税よ。昔のことだけど、父が取引相手から大量の現金が詰められたジュラルミンケースを受け取ってる現場を見たことがあるわ。あの頃はさほど不思議に思ってなかったけど、そういうことだったのね」

「でも、正宗さんの絵ってそんな高く売れるんですか」

「いいえ。精々10万が限度よ。正直、画家としては大して評価されてなかったから」


 二葉が暗い声で続ける。


「父は……他人の作品の売買も行っていたのよ。絵の才能は無かったけど、名画を見抜く才能は抜群だった。どうやって手に入れたのかは知らないけど、父のコレクションの中には歴史的名画もあった。ああそっか。この隠し財産は、表沙汰にできない金の流れでもあったのか……汚らわしい」

「二葉さん。一旦休憩しましょうか?」


 二葉の顔は真っ蒼に青ざめ、手が小刻みに震えていた。


「いいえ大丈夫よ。さっさと部屋の秘密を暴いてしまった方が楽になれるわ。まだ、その冷蔵庫は調べてなかったわね」


 二葉が冷蔵庫の正面に立ち、取っ手に手を掛けた。だが……


「止めろ!」


 突如低く鋭い声が隠し部屋内に響き、驚いた二葉は冷蔵庫から手を離した。振り返ると、隠し部屋入口に西空が息を切らしながら立っていた。


「それ以上は止めろ。今すぐ正宗さんの部屋から出て行って下さい」


 西空は不躾に言い放つ。


「いきなり何よ。あんたにそんなこと言う権利はないわ」

「西空君。突然どうしたの。和水正宗の手前上、ここの捜査は遠慮するんじゃなかったの?」

「その正宗さんにお願いされたんです。勝手に部屋を荒らす不届き者共をどうにかしてくれって」

「は? あんた何言ってるのよ。この家は――」

「いいから一人残らずさっさと出て行ってください」


 西空が切り裂くような目つきでこちらを睨みつけてきた。背が低く、童顔気味で可愛らしい見た目とは裏腹に、その迫力は本物だ。何より、つい先程彼自身の異常な運動能力を見せつけられた後だ。彼が実力行使に出たら、文系の自分達は一溜りも無いだろう。

 でも……理由も分からぬまま、調査を中断するなんてできない。


「西空君。君が本気なのは分かった。でも、自称と言えど私達は探偵。そこに手掛かりがあるにも関わらず、おめおめと退散する真似はできない」

「それが死者への冒涜だとしても? 誰にだって死んでも暴かれたくないものがあります。死人に口なしと言いますが、オレにとっちゃそうじゃありません。今も止めろ止めろと泣いています。憐れな死者にこれ以上苦痛を与えないで下さい」

「君が言ってることは理解できなくもない。でも、どうして今それを言うの? この調査が死者への冒涜だというのなら、どうして調査前に言わなかったの?」

「今さっき、正宗さんに懇願されたからです」

「答えになってない。そもそも調査前に言ってたよね。見えない者にとっては居ないも同然――」

「いいから出て行けっつってんだよ!」


 猛虎が吠え猛るように西空は吠えた。

 だが、北山は一歩も引かない、西空の切り裂くような視線を真正面から迎え撃つ。

 南地は挙動不審気味だが、それでも部屋から出ていこうとしない。

 東海は負けじと西空を睨み返すが、その足は震え、腰が引けていた。

 一触即発。ピリピリと張り詰めた空気が漂う中、その緊張は意外な形で解除される。


「だ、誰か、誰か助けてくれえええええ!」 


 絶叫が屋敷内に轟いた。それは余りにも唐突で、西空を含み、此処にいる全員が驚いた。

 その絶叫は北山達のものではない。勿論、西空のものでもない。絶叫は廊下から響いてきており、開きっぱなしにしていた扉を潜り抜けて、隠し部屋まで届いた。消去法で考えると、この叫び声は五十嵐のものだ。

 だが何故、五十嵐は助けを求めている。彼は2階の物置に閉じ込めて置いた筈。いや、目が覚めて閉じ込められていたら普通助けを求めるか。しかし、それにしても切羽詰った叫び声だ。


「……糞ッ!」


 西空は構えを解き、声のする方へ一目散に駆け抜けていく。


「わ、私達も行きましょう」


 一拍遅れて、北山達も駆け出した。

 だが、次の瞬間、北山の視界がぐにゃりと歪んだ。立っていられない程の激しい頭痛が襲い掛かってくる。

 嘘……このタイミングで!


「北ちゃん!」


 東海の慌てた声を最後に、北山の意識は闇に墜ちた。


 ***


 私は今車に乗っている。瞬きすらせず、巨大な門をひたすら見張っている。この門には見覚えがある。和水邸の正門だ。私は一瞬たりとも門から目を逸らさない。誰かが出てくるのを待ち構えているようだ。

 私は胸に掛けたペンダントに意識を向ける。このペンダントを身に付けているだけで、勇気が湧いてくる。このペンダントを握りしめると、甘く切なく思いが胸を締め付ける。そしてこのペンダントを見つめると、燻る憎悪に油が注がれ激しく燃え盛る。

 暫くしてから、巨大な門がゆっくりとスライドし、その大口を開き始めた。人一人が通れる程度の隙間が生じた直後、白髪の男性が飛び出てきた。五十嵐健三郎だ。

 私はニヤリと口元を緩め、アクセルを踏み込み、車を急発進させた。反動で座席シートに体が埋もれ、映画演出のように五十嵐健三郎がズームアップ。エンジン音に気付き、彼が振り返った時に見せた表情は、何とも間抜けなものだった。

 ドウンと、大砲が放たれたかのような重い音と共に、五十嵐堅三郎の体が宙を舞い、落下し、無様に転がり、ただの肉塊と化した。私はバックミラー越しに五十嵐健三郎の最後を見届けた。私はアクセルを踏み続ける。バックミラーに映る五十嵐健三郎だったものが小さくなっていき、やがて視界から消えた。

 今しがた人を殺したにも関わらず、私はひどく落ち着いていた。制限速度をきっちり守り、一時停止の標識があれば素直に従い、信号が赤に変われば速度を落とし停止する。ついさっき轢逃げを、人一人の人生を終わらせてきたにもかかわらず、その運転は一切乱れず、模範的なものだった。

 和水一郎を殺したときと同じだ。私は人を轢き殺すことに慣れている。

「後2人……和水二葉、和水三郎。首を洗って待っていろ」

 私は低く冷たい、殺意に満ちた声で、そう呟いた。


 ***


「北ちゃん! 大丈夫か」


 追体験が終わり、東海の気遣う声が脳内に響く。安堵を覚えつつ、自分が倒れる直前のことを思い出し、北山は慌てて体を起こした。


「どれぐらい寝てた? 叫び声は!?」

「寝てたのは5分ぐらい。五十嵐の所へは南地が向かった。それより北ちゃん。また見えたのか。今度は誰が」

「五十嵐健三郎。彼がこの屋敷から逃げ出した直後に轢き殺される。恐らく本物の轢き屋に」

「マジか! っていうかあいつ物置から逃げ出すのか。一体どうやって……」


 北山は口元に握り拳を当て、思考を巡らせる。

 今、自分達が五十嵐堅三郎の元へ向かったとしても、彼が屋敷から逃げ出すという結果は恐らく変えられない。どうやるのかは知らないが、密室から脱出し、しかも圧倒的な運動能力の西空から逃げ切ったのだ。運動能力が遥かに劣る自分達が行った所で、追いつける訳がない。

 ならばどうする。どうすれば五十嵐健三郎の死の未来を変えられる。ようは、彼を屋敷から脱出できなくすればいいのだから……


「二葉さん。案内して欲しい場所があります」

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