↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
子供魔法団  作者: saru
PR
7/7

7話 作戦会議

なんと!124PVいきました!

皆様のおかげです!いつもありがとうございます!

私達はギルドを後にした。何となく気まずい空気になっていたが、そんな空気は3秒も続かなかった。そうマコトが急に話を切り出したからだ。

「え~とぉ…いつも通り俺の家行く?」

マコトは皆の顔をザッと見た。

「まぁ良いんじゃない?次の作戦会議とか色々したいし」

そんなソウシの言葉にマコトは一安心してる様子だった。

(マコトさんの家はどこなの?)

私はさっきの一件もあり、自分から話しかけにくかった。少しの間悩んでいると、また肩を叩かれた。

「あ、すみません」

私はとっさに謝ったが、そこにいたのはソウマだった。

「え~とソウマさん?」

私が困惑していると、ソウマはここから見える、ある一軒家を指差した。

「茶色い家……もしかしてあれがマコトさんの家?」

ソウマは2回程頷いてくれた。

(やっぱり。少し変わった人ばっかだけどいい人ばっかだな)

私はソウマに感謝しながらも、マコトの家へと歩いた。

「よし、着いた!」

マコトは家のドアを開け、中へ入っていった。それに続いて、ソウシやケンタも家に入る。

「え~と入って良いの?」

私はそう呟いた。10秒間ぐらいそう悩んでいた。その言葉が聞こえたのかはわからないが、ソウマが私の前を歩いてくれた。そして、手でついてきてとしてくれた。それにつられて、私もマコトの家に入った。


その頃マコト達は――

「団長~ミオさんおいていって良いの?」

ソウシは階段を登りながら問う。

「まぁ、ソウマがいるから大丈夫でしょ」

マコトは玄関をチラッと見て、ミオがまだ来てないことを確認する。

「団長ーソウマーしかーフォローーしてないよー」

どうやら、ケンタはギルドでのソウマの行動にも気付いていたらしい。

「ま、まぁ俺は団長としての仕事をしてるから…」

「自分から子供魔法団に誘っといて」

「無ー責ー任ー」

ソウシとケンタの連携が発動した。


「え~と…お邪魔します…」

私は靴を脱ぎ、周りを見渡した。私の家と変わらない大きさの玄関で、普通の一軒家だった。

(まぁそうだよね…)

目の前には階段があり、左側にはリビングが見える。ソウマが階段を登り始める。私はそのままソウマの後をついていく。

(何か気まずいな。男の子の家入るの始めてだし…)

私はなぜかそわそわしていた。その時だった。

「あ!やっと来たよ団長ー」

ソウシが二階から私達のことを見下ろしている。

「え~と…オッケー」

マコトはそんな返事をした。私とソウマは黙々と階段を登り続ける。登り始めて、10秒ぐらいで二階に着いた。

「こっちこっち!」

ソウシはマコトの部屋らしきところから、顔を出し、教えてくれた。私とソウマは言う通りその部屋に入る。

「失礼しま~す」

私はマコトの部屋に足を踏み入れた。

「ど、どうぞ」

マコトもどこかそわそわしてる気がした。マコトの部屋は、ベッドと椅子と机。そして、杖が二本置いてあった。

(杖?まぁ子供"魔法"団だから、魔法使えるのか……な?)

そんなことを考えてる間にも会議は始まろうとしていた。

「え~と、では会議を始めます」

(あれ?団長じゃなくて、ソウシさんが仕切るんだ)

ギルドの一件から、マコトのことをみる目が変わった気がする。肩書きだけの団長から、ただの団長に変わったのだ。

「あ、あれ?今日はソウシ仕切るの?」

マコトは子供魔法団のメンバーの顔を見た。

「いやだって、ミオさんの前で団長まともに話せないでしょ」

ソウシは小声で言う。

「さらにー団長ーコミュー障ーじゃんー」

とケンタ。

「だから俺はコミュ障じゃない!」

そんないつも通りの子供魔法団を私は、見ていた。

(やっぱこの雰囲気に私が入るのは…)

私が子供魔法団に入るのかの答えはまだはっきりしていない。勿論私の中でもだ。だが、この雰囲気に自分が入れるの?と聞かれたら入れないと言うだろう。

「……………」


「まぁ本題に入ります。え~と、ミオさんもそう硬くならず、楽しみながら、いきましょう」

「え?はい」

私以外の皆は、マコトは自分のベットに座っており、ケンタは椅子に座っている。ソウシは仕切るから正座だ。で、私はと言うとソウシの目の前に正座していたのだ。ちなみにソウマは私の隣でお父さん座りをしている。

「まぁ今日のゲストはミオさんなので」

ソウシは照れ臭そうにそう言った。

(やっぱ優しい人ばっかだな)

子供魔法団へのさっきまでの印象は「変人」だったが、今は「優しい人達」や「面白い人達」に変わろうとしていた。だけど、なんとなく気まずかったので、正座のまま座り続けることにした。


「まぁそこは良いでしょう。で本題ですが、いつも通りどうしたら冒険者になれるのかですね」

ソウシは私の方を見て、「あ!」って感じの顔になった。

(これ…私をどう加入させるかの作戦会議だよね)

私はなんとなく、下を向いた。多分ソウシと目を合わせるのが気まずかったからだろう。

「えーとー、ミオさんにー無理やりー入ってもらうーとかじゃーないからねー」

ケンタは空気を読んでそう言葉を付け足した。

「ソウシ!流石に失礼……だけど言い方ムズいか」

マコトはソウシになんとなく共感してる様子だった。

「団長ー今ー共感ーするー」

ケンタはマコトのことを白い目で見ていた。私はふと気になり、隣にいるソウマの方を向いた。ソウマはやはり何も話していない。

(ソウマさんは何で喋らないんだろう)

私が子供魔法団の中で一番疑問に思っていたことは、ソウマの事なのかもしれない。どんな時も、口は開かない。だけど、私が困っていたら、教えてくれる。そんなこんなで、わちゃわちゃしてる空気の中、ソウシは口を開いた。

「まぁ、ミオさんを仲間にする以外の作戦を考えてみよう」

その言葉に場の雰囲気はおとなしくなった。少しの間誰も話さなくなった。

「てか、いつも対応してくれるの副ギルド長だけど、ギルド長ってどんな人だっけ?」

マコトはふと疑問に思ったのかみんなにそんなことを問いかけた。

「え?ギルド長ね……見たことないかもね」

とソウシ。

「確かにー」

とケンタが呟いた。

「ソウマも見たことないよな?」

マコトはソウマの方をみる。ソウマは一度頷き、見たことないとアピールした。

「え~とぉ…ちなみに、ミオさんも見たことないよね?」

「あ、はい」

「だよね…」

マコトは勇気を出して私に聞いてくれた。だけどそこから話が続くことはなかった。

またしても、皆考え込んでしまった。


「あのぉ~お手洗い行っても良いですか?」

先程から誰も話さない時間が続いていた。なので、今ならお手洗いに行けると思ったのだ。

「え~とじゃあ団長。場所教えてあげたら?」

ソウシは少し楽しみながらそう言う。

「何で俺!?」

「団長のー家じゃんー」

ケンタも参戦し、見事マコトが場所を教えることになった。

「え~と、じゃあ付いてきてね」

「はい」

私達はマコトの部屋を後にした。

「絶対気まずくて、団長面白いことになりそう」

ソウシは悪い顔をしていた。

「うんーうんー」

ケンタも何度か頷く。二人の考えは同じだったようだ。

(早く戻りたいな)

隣にマコトはいるが、何も話そうとしてくれない。なんなら、私の目すら見ていない様子だ。私は階段を降り始める。階段の音だけが、耳に聞こえてくる。

(まぁトイレして戻るだけだし、すぐ終わるよね)

私はそんなことを考えながら階段を降りていた。だが、失敗を生かしてなかった。

「やばっ」

私は階段を踏み外した。体は頭から、転がり落ちようとしていた。

(石の時も、余所見していて転んだよね。また失敗しちゃった。今度はまずいかも…)

私は目を瞑った。この一件が私の人生を大きく変えたのかもしれない。

ギリギリ2日に1本のペースは保てそうかな(?)

このペースが無理そうな時はお伝えします


活動報告書でも伝えましたが、ここでも伝えます。

シルバーウィークの間休憩します。9月18日金曜日に投稿予定でしたが、すみません。

(9月18日16時17分 改稿)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。