美少女ともうじゅ…あ、なんでもないです。
待ち合わせ場所の鳥居へ行くと、すでにみんな集まっていた。
「ごめんね。待たせたかな?」
「大丈夫。みんな今来たところだから」
「なら、よかった」
念のため確認すると、三人とも今来たところみたいだ。約束していた時間よりも少し早いけど、待たせるのは悪いからね。
今日のお祭りはみんなで浴衣を着てくることになっていたから、三人とも浴衣を着ている。あ、私は甚平だけど問題ないよ。
綾里さんは赤色の布地に黄色やピンクの小さな蝶や花の絵柄の浴衣。茅島さんは紺色の布地に紫の菊や牡丹の花の絵柄の浴衣。岸山くんは薄い水色の布地に青色のトンボの絵柄の浴衣をそれぞれ着ている。
ガールズはとても可愛いよ。これはますます気が抜けませんな。
あ、もちろん岸山くんも似合ってるよ。取ってつけたようだって? いやいや、ちゃんと本心さ。
三人の視線が艶子さんへと注がれる。あれこれ考える前に三人に艶子さんを紹介しますか。ちょうど、艶子さんの視線も痛くなってきたところだしね。
「それじゃあ紹介するね。彼女は葛ノ葉艶子さん。今日は彼女も一緒に回ることになってるからよろしくね」
紹介すると艶子さんは綺麗にお辞儀をして「葛ノ葉艶子です。よろしく」と簡潔に述べた。さんにんもそれぞれ自己紹介をすると、さっそく茅島さんが艶子さんに愛想よく話しかけた。
艶子さんはまさかこんなすぐにフレンドリーに接せられるとは思ってなかったのか、少し面食らった顔で対応していた。綾里さんと岸山くんも、遠慮がちにだけど会話に加わった。
うんうん、なんかいい調子だ。これならすぐに仲良くなれそう。
艶子さん、基本的にクールであまり表情変わらないから学校で「人形」って言われてるみたいだけどとんでもない。艶子さんはただ素直になれないだけで本当は誰よりも友達思いだ。
私が前に艶子さんをビスクドールといったのは、それくらい愛嬌があって綺麗な顔立ちって意味だ。感情がないって意味じゃない。
そこのとこを理解してない愚か者がいるのが解せないけど、三人は大丈夫そうだ。
私は顔には出せないけど微妙に戸惑った様子の艶子さんを微笑ましげに眺めていた。
お祭りの会場は外から見るよりも人が多くて、はぐれないようにするのが大変だ。いやしかし、やっぱりカップル多いなあ。
大半カップルとまではいかないけど、見る方向に必ず何組かいるんだよね。やっぱりこのお祭り、カップルにご利益あるのかな?
そう思って、茅島さんに聞いてみた。
「茅島さん、このお祭り、なんだかカップルが多いね。なにか御利益あるの?」
「ええ。この奥の神社の入り口に大きな輪っかがあるんだけど、そこを恋人同士で手を繋いで通ると永遠に離れないって言われてるの」
「……へえ、そうなんだ」
なんてこったい。お祓いの神事がカップル行事になっているとは。
このお祭り、たぶん「輪くぐりさん」だと思う。茅の輪をくぐって疫病除けしましょうっていうのが本来の目的だね。
輪っかって円のことだから、それと縁をかけたのかな。相手と自分を円(縁)に見立てて、手を繋ぐことで縁(円)を結んで、つまりは永遠に一緒って感じ?
…ちょっと無理がある気がする。
それよりも茅島さん「いいなあ、あたしもいつか……」ってうっとりしてるけど、相手は誰だ。私が思い浮かべた人物で間違いないなら、悪いことは言わないからやめたほうがいいよ。
奴に乙女の夢は理解できないぞ。理解したとしても一緒にやるなんて可愛げがあるようで、やっぱりあいつじゃ気持ち悪い真似なんて死んでもしないよ。
実行したとしてもあいつは輪をくぐる直前で手を離すぞ。断言しよう。絶対する。
その時の相手の反応とか、その後手を離したらどうなるかとか知るためだけにやらかすからな。
私の隣で一緒に話を聞いていた艶子さんがうっとりする茅島さんを見て「彼女、好きな人がいるのね」と言った。私は無言で首を振った。否定ではないよ。相手がダメって意味ね。
艶子さんにならそれだけで十分。それどころか相手まで通じたらしく、途端に半目になった。
艶子さんは黙って茅島さんの肩に手を置いて「黒歴史は誰にでもあるわ」と慰め(?)の言葉をかけた。艶子さんの幽嫌いは相変わらずです。が、間違いではない。
茅島さんは意味が分からないといったていだったけど、笑って誤魔化しておいた。将来、せめて微笑ましい記憶になっていることを願ってます。
さてバ幽のことなんか忘れて、せっかくのお祭りなんだから楽しもうっと。どうしようかとみんなで話し合って、お腹が空いたからなにか食べようってことになった。遊びは腹ごなしの後ってね。
今近くにある屋台は……じゃがバタとリンゴ飴とお好み焼きか。
リンゴ飴は帰りに買っていきたいから、今はいいかな。帰ったら扇兄さんとついでに円と一緒に食べよう。
となるとじゃがバタかお好み焼きか…みんなはどっちにするのかな?
「あたしはじゃがバタにしよーっと。綾里さんはどうする?」
「あ、私もじゃがバタで。岸山くんは?」
「僕はお好み焼きにしようかな。狩矢さんと葛ノ葉さんはどうするの?」
岸山くんに聞かれて、私はガールズと同じじゃがバタにすると答えた。
「ねえ、リンゴ飴ってなんなの?」
艶子さんはというとリンゴ飴の屋台を指さして首を傾げた。リンゴ飴はほとんどお祭りにしか出回らないから、お祭り初体験な艶子さんが知らないのも無理はない。
そうとは知らない三人は艶子さんの言葉に驚いた顔をしていた。…あ、私もお祭り初体験ってことになってるのか。艶子さんと同じ反応をしたほうがよかったかなあ。
らくがき煎餅の時にでもやろうかな。でも買うことになったら絵心がないのがバレるな……やめておくか。
リンゴ飴に興味を示した艶子さんに合わせて、綾里さんが艶子さんについてリンゴ飴を買いに行くことになった。岸山くんはオンリーでお好み焼きを、私と茅島さんは綾里さんの分を含めたじゃがバタを買いに行った。
艶子さん、どんな飴を買ってくるのかな。最近だとリンゴ以外にもいろんなフルーツを使った飴があるから、艶子さんがなにを選ぶのか楽しみだ。
私としては是非ともぶどうを使った某キャラクターを模した飴を買ってきてくれると嬉しい。それを持ってる艶子さんなんて、想像するまでもなく可愛いじゃないか。
期待に胸を膨らませて戻ってみると、艶子さんがその手に持っていたのは某キャラクターを模したぶどう飴ではなくイチゴ飴でした。
うん、わかってた。自分でフラグ立てたときからわかってたよ。でも回収したくはなかったよ、フラグ。
……ま、幸せそうにイチゴ飴を食べる艶子さんも可愛いから別にいっか。それに隣にいる綾里さんが私の希望を実現してくれているから、結果オーライだよ。
そんな微笑ましい二人の姿は、私の心のメモリー(&ケータイ)にしっかりと保存したよ。もちろん盗撮ではないよ。ちゃんと許可取りましたよ。事後承諾だったけど。
まだ岸山くんが戻ってきていないので、食べながら待つことにした。
うまうま食べている私の横で、食べさせ合いっこをしている綾里さんと茅島さんが可愛いです。
正確には茅島さんの提案で、片手がふさがっている綾里さんが空いている手で箸を持ち、二人分のじゃがバタを持つ茅島さんに食べさせたり自分で食べたりしています。
私も艶子さんとと思ったけど、提案しようものならブリザード級の視線の返答がかえってくることは火を見るよりも明らかだったので、自重して余分に貰ってきた箸を艶子さんに渡して一緒に食べました。
でもでも、お礼にと艶子さんのイチゴ飴を一口もらいました。幸せです。
それにしても、岸山くん遅すぎないかい? そんなに混んでんのかねえ。
お好み焼きの屋台のほうを見ると、岸山くんがその手にお好み焼きを二つ抱えて帰ってくるところだった。
なんで二つ? 岸山くん、草食系男子から肉食系男子にジョブチェンジすんのかな。
肉食系になった岸山くんって、ナノミクロンも想像できないね。
「すみません。ちょっと混んでて……」
そう言って戻ってきた岸山くんの隣には、なぜか間宮くんがいた。岸山くん曰く、お好み焼きの列に並んだら目の前がちょうど間宮くんで、せっかくなので一緒に回ろうと言ったらしい。
艶子さん以外は間宮くんのことを知っていたので、誰も否を唱えることなく彼もメンバーに加わった。
間宮くんにしっかり艶子さんを紹介して、私は彼に最も聞きたかったことを聞くことにした。
「間宮くん、すごいね、それ」
間宮くんは戦利品と思しき品々を腕いっぱいに抱えていた。
まさかの屋台荒らしですか、間宮くん。
「すごいよね。全部射的で取ったそうだよ」
「……得意なんだ」
ちょっと照れくさそうにする間宮くんはレアだが、それよりも気になる。
もしかして一店舗? 一店舗だけで勝ち取ったの? それ。
お店のおじさん涙目どころか下手したらもう店じまいだよ。だって実際には客寄せ用であろうゲーム機器まで彼はゲットしちゃってるからね。
彼は携帯用ゲーム機を自分で買ったことがないらしい。だろうね。
「……たくさんあるから欲しいのがあったら持っていっていいぞ」
そう言って、彼は戦利品を私たちに分けてくれた。
「……私まで貰っていいのかしら」
知り合ったばかりということもあり、遠慮する艶子さんに間宮くんは「気にする必要ない」と言って、にわとりとひよこのぬいぐるみを渡した。
ナイス、間宮くん!
ぬいぐるみを抱きしめながら戸惑いと照れが入り混じった表情でお礼を言う艶子さんを見れるなんて……今日は本当にいい日だね!
間宮くんのおかげで私のメモリーが潤いました。
によによ顔で艶子さんを見ていたら、間宮くんがフードマフラーをくれた。それも犬っぽい耳と後頭部に尻尾がついている。
可愛いよ、可愛いんだけどね。うん、言いたいことが主に三つあるかな。
こんなの射的でどうやって取ったの?
そもそも今、夏だし。可愛いけどかぶってたら暑いし、季節感のない変な人認定されるよ。
そしてなぜ私に渡したの? 私よりも似合いそうな二人がそっちにいるぞ。
「……なんか、そんな感じの顔してた」
「いや、それどんな顔?」
思わず素で聞き返しちゃったよ。
まあ好意だし、ありがたくいただきますが。
ちょっとかぶってみます。今は暑いけど、冬に大活躍しそうだな。ハロウィンにも使えそう。
あと岸山くん。今「そっくり」って言った? 言ったよね?
どういう意味かしっかりじっくり聞きたいけど、視線を合わせただけで肩を震わせてちょっと真っ青になっちゃったから、それで許してあげるよ。
別に傷ついてなんかいないぞ。いないとも。
間宮くんの射的に刺激されて、みんなで輪投げをやることになった。射的はやらないよ。間宮くんの一人勝ちが目に見えてるから。
「あの、どうせだから対抗戦にしない?」
「えっ」
「いいわね、それ。面白そう!」
思わぬ綾里さんの提案で、輪投げ大会が開催されることになった。何気に好戦的だね、綾里さん。
ルールは適当に二人組を作って、そのペア同士で対戦。より多く景品を獲得したほうの勝ち。負けた人は勝った人になにかを奢ること。
「輪投げ……?」
輪投げを知らない艶子さんは不思議そうな顔をしていたが、すぐに岸山くんがどういった遊びかを説明したので大丈夫だろうたぶん。
輪投げの屋台を探すとその隣にチョコバナナの屋台があり、勝者への賞品はチョコバナナということになった。
輪投げの対戦ペアはじゃんけんの結果、私と間宮くん、綾里さんと岸山くん、艶子さんと茅島さんとなった……が。
私の負けフラグがびんびんに立ってるんですけど!
あ! 嫌なことに気づいた!
さっき貰ったフードマフラー、よく見たらこれ犬じゃなくて狼だ!
赤ずきんを思い出すんだが……最初っから狩られる運命だってこと?
間宮くんは間宮くんでハンターの目で獲物(景品)を凝視してるし……うううっ、勝てる気がしない……。
狼(私)VSハンター(間宮くん)戦、無慈悲にもトップバッターで始まりました。
なんとか大きめのお菓子とかを狙うんだけど、かすりもしない。かすりもしないどころか、なぜか的外れな方向へ飛んでいく。
手持ちの輪っかがなくなるのに比例して、私の手元にもなにも残りませんでした。奢る確定っすね。もういいやい、わかってたさ。
やさぐれ気分全開で隣のハンターを見やると……あれ?
ハンターの手元にもなにも残ってない。
「………苦手なんだ」
そう言う間宮くんは、宿泊学習のクラフト体験の時と同じ哀愁を漂わせていた。そして私も、あの時と同じシンパシーを覚えた。
「……ぶきっちょ同盟、加入する?」
「………する」
ここにぶきっちょ同盟の設立を宣言します!
ぶきっちょ故の虚しさを感じたことがある人は、是非加入してください。連絡待ってます!
私と間宮くんがしんみりと同盟を結成している間に、残りの二グループの対戦が終了していました。
綾里さんVS岸山くん戦は、三対一で綾里さんの勝ち。
私と間宮くんが全部外した輪っかを、綾里さんは全部入れてきたよ。これは勝てなくてもしょうがないね。
続いて艶子さんVS茅島さん戦は、一対二で茅島さんの勝ち。
艶子さんの奢りが決定したけど、茅島さんはチョコバナナを奢ってもらう代わりに後でかき氷を奢るわと言って艶子さんに笑いかけた。
やばいね、茅島さん。めっちゃかっこいいです。
私と間宮くんは引き分けなので互いに奢り合うことにしてたけど、二人を見ていてかき氷もそうしよっかということになった。そしたら綾里さんと岸山くんもそうしようと言い出して、結局輪投げ大会が奢り合いになったけど、これはこれでよかったなと思う。
互いに奢り合ったチョコバナナとかき氷を食べた後は、茅の輪をくぐってその先にある屋台を見て回った。
「みんな、そろそろ花火の時間だよ」
途中、間宮くんが射的の屋台を見つけて射的無双再びをはじめてしまい、みんなで彼の奮闘を見学していたとき岸山くんが私たちに告げた。
「もうそんな時間だったんだね」
「じゃあ移動しましょうか。間宮くん、そろそろ行くわよ!」
「……もう少し」
「これ以上やっても持ちきれなくなるだけでしょう。諦めなさい」
「う……」
艶子さんに言われて、間宮くんは渋々無双に区切りをつけて戻ってきた。よかった。そろそろおじさんの目がキツイよ。
花火は神社の拝所の裏手に回って見るのがベストポジションだそうだ。知る人ぞ知る穴場ってやつだね。
みんなでぞろぞろと移動をはじめる。茅の輪をくぐったこちら、拝所側も多くの屋台が立ち並んでいるので人通りが参道側と比べてもあまり大差ない。
岸山くんが言ったようにもうすぐ花火の打ち上げの時間になるからか、人の往来も激しくなってきた気がする。
「あっ」
なるべく人の流れに逆らわないように歩いていると、反対側で流れに逆らって歩いていたカップルが女の子にぶつかった。女の子はその拍子に倒れてしまったというのに、気づいていないのかカップルはそのまま行ってしまう。
カップルの男のほう爆発しろ。贔屓じゃないぞ。ぶつかったの男のほうだから。
「みんな、ごめん。先に行ってて」
「えっ」
「狩矢さん?」
「すぐに追いつくから!」
知らない場所での単独行動は迷子のもとだけど、ここから拝所も見えるしなんとかなるだろう。たぶん!
みんなに一言謝って、私は人ごみをかき分けて女の子のもとへ向かった。女の子はまだ地面に手をついて倒れていた。周りの大人も助けなさいよ……。
「キミ、大丈夫?」
女の子に声をかけると、彼女はゆっくりと顔を上げた。
…………おおぅ……これはまたものっそい美少女。
光次第で金髪にも見える薄茶色のふわふわの髪。大きくてくりくりとした空色の瞳。瞳の色と同じ色の浴衣を着た女の子は、私よりも一・二歳ほど年下に見える。
女の子は私の問いに柳眉を下げると、地面についていた手を私に差し出した。掌には細かい傷がたくさんついていて、見るからに痛そう。
「痛そうだね……ちょっと待ってね。僕、バンソコー持ってるから」
懐をごそごそとあさり、出てきましたバンソコー!
出かけるときに扇兄さんが持たせてくれたんだ。さすが扇兄さん! どっかの誰かとは大違いだね!
幸い近くに水道があって、女の子にそこで手を洗ってもらった。水に沁みて痛いだろうけど、ばい菌が入るといけないし。
「はい、これでもう大丈夫」
傷口にバンソコーを貼ってあげると、女の子はようやく目元を和ませた。
「ありがとうございます…………」
そういってふわりと笑う女の子。
美少女の微笑みは威力が半端ないです。
「……なにしてるの、京」
つられてへらへら笑っていると、なぜか後ろに艶子さんが。艶子さんは女の子に気づくと、おもむろに私を見て「誘拐は犯罪よ」と言った。……え!?
「いやいやいや違いますから! 断じて誘拐なんてしてないですよ!!」
虫撃破と意気込んでたら、まさかの私が変質者扱い!
そんなにやばい顔してたの? 変質者と間違われるくらい!?
「…………冗談よ」
「その間はなんですか!?」
マジで泣きますよ、私!!
その時、遠くで「はるかさーん!」と呼ぶ声が聞こえた。その声に女の子が反応する。女の子改め”はるか”ちゃんは振り返って、声の主に手を振った。
私もその人物を”はるか”ちゃんの肩越しに見やると……頭にヤのつく職業っぽい人がものっそい形相でこっちに走ってくるのが目に入った。
思わず、艶子さんと顔を見合わせる。
ほっ保護者の方ですか……?
なっなんともおっとこ前な顔立ちをしてらっしゃいますねえー……べっ別にその顔に刃物でつけられたっぽい傷なんて見えませんよ。見えませんとも。
「あっあの、迎えがきたみたいなのでいきますね。これ、本当にありがとうございました!」
現実逃避をする私に”はるか”ちゃんは最上級の笑みを浮かべてお礼を言うと、保護者さんのほうへ走っていきました。
保護者さんの隣に並んで可愛らしく手を振ってくる”はるか”ちゃんに、私も手を振替しました。顔、めっさ引きつったけど。
並んで去っていく後ろ姿はぶっちゃけ某アニメ映画を彷彿させた。
その後、私を迎えにきてくれたらしい艶子さんと一緒にみんなのところに戻って花火を見た。
…花火はとても綺麗なのに、なんともいえない気持ちになるのはなんでかな。
今生初の夏祭りは、楽しさと虚しさと最後になんともいえなさを私に感じさせました。




