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終わったな俺の高校生活始まったな非日常


 窓から入ってくる光に目を擦りながら俺は目覚めた。

ネズミが出てくる海外のアニメや、作品だったらこのあと小鳥と

しゃべったりするんだろうけど俺はそんなことはせずに顔を洗いに

いった。


 そのあと俺は学校へ行く用意をして隣の家に向かう。


 俺の名前は早乙女(さおとめ)実夏(みか)

高校二年生、訳あって隣の家の幼馴染みの世話をしている。


 俺は幼馴染みの母親に挨拶をして、幼馴染みを起こしに行く。

「おーい、起きてるか三奈羽(みなは)

「うーん、おきてるよぉ」


 三奈羽が起きていることを確認した俺はしたに降りて

朝食と弁当の用意をする。


 「実夏君いつも悪いね」

「いえ、気にしないでください。僕が悪いんですよ」

「あんまり気にしないでね、でもそんなに気にしているのだったら

あの娘もらってあげてね」

「いえ、三奈羽はいい人みつけると思いますよ、それでもいなくて俺も独り身だった場合はお願いしますね」

「そんなこと言っちゃって、高校卒業したら結婚しちゃって」

「あはは、そろそろご飯作りますね」


 俺はそういってピンクのひよこがかかれたエプロンを着て

キッチンにたって、料理を作る。

 

 弁当は四人分用意しなくてはならない。

俺と三奈羽それに三つ子の姉と妹の分を作らないといけない。

弁当の中身はふりかけご飯に、卵焼き、タコさんウィンナー

あとは昨日の夜のあまりの唐揚げを入れて完成だ。

最後に手作りのゼリーを凍らせたものを保冷剤代わりに入れて完成。


 次は朝食を作る。

朝は簡単に、トーストにベーコンエッグ。

出来上がり、テーブルに並べていると三奈羽が松葉杖を付いて降りてくる。三奈羽は脚が悪く俺が手伝ったりしている。


 「おはよう、実夏」

「おはよう、朝食できてるから」

「いつもありがとう。いただきます」


 「おいしー」

にこにこしながらトーストを食べている。

少しつり目な黒髪ロングの美少女が俺の幼馴染み

黒崎(くろさき)三奈羽


 「ねぇ、ねぇ、今日の弁当の中身はなぁに」

「内緒、食べるときまでのお楽しみ」

「えぇ」

俺も朝食を食べ始める。


 「「ごちそうさま」」

朝食を食べ終わったら三奈羽の学校へ行く用意をして俺は玄関に

置かれている車椅子を取り出してそこへ三奈羽をのせる。


 「それじゃいってくるね、お母さん」

「行ってらっしゃい、車に気を付けてね」

「いってきます」


 俺と三奈羽はこうして学校へ向かう。

真海(まみ)ちゃんと香代(かよ)ちゃんは部活?」

「なんでも、もう少ししたら大会があるみたいなんだ」

「へぇ、ミカはいいの?」

「何が」

「野球、私のせいでやめちゃったでしょ」

「気にすんな、野球なんかよりお前のほうが大事だ」

「へ、へぇ、私のほうが大事か、えへへ」

「どうしたんだ変な笑いかたして」


 目付きでよく勘違いされがちだが、こいつは結構ほんわかしている。つり目のせいで不良に間違われるけど、超天然でドジなこいつが不良なんかできない


 こいつの脚が悪くなったのも俺のせいだ。

二年ほど前に中学の文化祭の帰りに公園で気に上って降りられなくなっている子猫を見つけた俺は子猫を助けようとした


 結果、俺はドジを踏んでしまいそこから落ちてしまった。

俺をキャッチしようとした三奈羽はそれで脚をけがしてしまい

今の状態になってしまった。


 俺は自分で言うのもなんだが結構有名な野球選手だった。

小学校中学校と野球を続けた結果、あちこちの強豪校から推薦が来たが、俺は野球をやめて三奈羽の介護をしている。


 そして車椅子を押すこと二十分弱でやっと学校についた。

教室まで三奈羽を連れていく。

学校側は俺と三奈羽の関係を知っているためクラスを同じにしてもらっている。


 「おぉ、朝からラブラブだね」

教室に入った途端にちょっかいをかけて来たガッチリした小麦色の肌をしたワイルドなイケメン野郎は俺の中学からの友達というか親友の有坂(ありさか)(しょう)

こいつも俺と同じで野球をしていていくつもの強豪校からスカウト

が来たにも関わらずに俺と同じ高校に来た。


 理由を聞いてみると

「俺はピッチャーでお前はキャッチャー、俺はお前以外に球捕らせる気がない、だから俺はお前と同じ高校に来た」

「でも俺はもう野球はしないぞ」

「別にいいさ、だったら打者として頑張る」

「ばか野郎」

「なんとでも言え、俺はお前以外とは組まない」


 こうした理由があった。

「お前もさ、たまには野球部の助っ人来てくれよ」

「だから無理だっつってンだろ」

「なぁ、頼むよ」

「そういえば今日の体育って隣の組と合同の野球だったよな」

「あぁ、そうだけど・・・ってまさか」

「それだったら受けてやる」

「まじか、サンキューじゃあアップしてくる」

「まだ早いって、行っちまった」

「ははは、早いね」


 三奈羽は苦笑いしている。

「こら、そこのバカップル入り口の前で突っ立ってんじゃないわよ」

俺にそう声をかけてきた凛の言葉がよく似合う大和撫子を体現したような美少女は渡辺(わたなべ)冴子(さえこ)

このクラスの委員長をしている。


 もう一人の委員長は俺なんだが

三奈羽と仲がいいことに嫉妬して俺を推薦してきた

それで俺以外いなかったせいで俺になった。


 「悪いな朝の仕事できなくて」

「その事はいいわよ、それよりはい、これ」

「おぉ、ありがとうこれで俺のレシピが増える」

「全く、どこの世界に料理本を欲しがる男子高校生がいるのよ」

「ここにいるじゃん」

「やった、これでもっと美味しいもの食べれるね」

「あぁ、渡辺にも今度スイーツ作ってくるな」

「え、えぇにしてもあんたって本当に女子力高いわよね」

「そんなことないだろ」

「鞄には消毒液に、絆創膏、ガーゼに包帯完備、ポケットには

ハンカチティッシュは勿論、さらには家事万能おかしいわよ」


 渡辺はこめかみを押さえながらそう言った。

「それじゃ料理本のお礼は何を頼もうかしら」

「えっ、お礼はスイーツ」

「嫌々、ちょっと私今ね期限悪いのだからねさっき野球がどうとか

言ってたからね今日の授業でホームラン打って」

「イエーイホームラン」

「なっ、お前俺は二年もブランクがあるんだぞ」


 すると背後から声がした。

「えぇ、実夏がホームラン打つの?」

「ひゃっ、びっくりしたぁ」

「そんなところまで、ほんと女子力高いわね」

「ひゃっって何よ」


 声をかけてきたのは茶髪でポニーテールにしている三つ子の姉スポーツ美少女は早乙女真美(まみ)

「そういえば朝食食ってなかっただろ」

「なんでわかるの?」

「キッチンを見ればわかる」

「それがどうしたの?」

「ほら、昨日クッキー作っといたから食っとけ」

「わぁ、ありがとう。イチゴミルクある?」

「そういうと思ってな、ホラよ」

「ありがとう」

「渡辺と三奈羽もほら」

「ありがとう」

「うわぁー美味しそう」


 俺はそういってドアのほうへ向かう。

「あれ、どこ行くの?」

香代(かよ)にも渡してくる」

「いってらっしゃーい」

香代というのは妹で隣のクラスにいる。


 「おーい、香代いるかぁ」

教室を見渡すと香代が一人の男子生徒と話しているのを見つけた。

その男子は俺も知っている。


 名前は生良(きら)英二(えいじ)

お金持ちで容姿端麗で才色兼備、文武両道この学校の全男子の敵だ。


 「あぁ、おにいどうしたの?」

このピョコピョコしている茶髪のボブカットの美少女が香代

「朝食食ってないだろ、ほらクッキー食っとけ」

「ありがとう」

「慌てて食うなよ」

「ゲホッゲホッ」

「いったそばから、ほらイチゴミルク」


 香代は俺の手にあるイチゴミルクを奪うと一気に飲み干した。         

「それじゃ俺はもう行くな、しっかり噛んで食えよ」

「うん、ありがとう」

俺が離れていくと再び生良は香代に話しかけていた。


 教室に戻った俺は提出物の宿題を確認していた。

「ミカ、クッキー美味しかったよ」

「そうか、よかった。でも口にクッキーの欠片がついてるぞ」

「えっ、どこ?」


 三奈羽は手で顔をさわって取ろうとしているが残念だが取れない。

「ちょっと待ってろ」

俺は体を乗り出して三奈羽の口元に付いていた欠片を取って自分の口に放り投げる。


 「ありがとう」

三奈羽はニッコリと笑った。

「おう、女の子なんだから身だしなみには気を付けろよ」

「はぁーい」

「ほんとあんたらって仲いいよね」

「むぅ、実夏はお姉ちゃんとも仲いいよね」

「まぁ、仲はいいんじゃないか。商店街のみんなには仲良しマミカヨ三姉妹・・・って言われてるし」

「仲がいいことは結構だけど学生だからね、健全なお付き合いをしてください」


 苦笑しながら渡辺はそういった。

「別に三奈羽とはそんな関係じゃねぇよ」

「そ、そうだよ、幼馴染みってだけだから」

「ふーん、まぁいいけど」

 

 すると渡辺は三奈羽の耳元に顔を近づけてそっと呟いた。

「あいつって結構女子に人気あるから早くしないと取られちゃうわよ」

「へっ、そうなの?」

「知らなかったの?女子力が高くて顔も結構良い方で運動も出来る、勉強はまぁ普通だけど何にせよ女子力が高いって言うのも

ギャップで女子受けが良いのよ、それに怪我した子がいたら手当てしてくれるって言うところもポイント高いみたい」

「知らなかった」

「まぁ、頑張れ。幼馴染みって言うのは他の人より恋人になれるチャンスがあるからね」


 それだけ言って渡辺は三奈羽から離れた。

「何話してたんだ?」

「別に男には関係ない話だよ」

「さいですか」

「ふふふ、あんたもこの娘大切にしなさいよ」


 妖艶に嗤う渡辺はとても魅力的だった。

「大切にって、まぁ幼馴染みだから大切にしてるだろ」

「えへへ、大切かぁ」

「お姉ちゃんのことも大切にしてよね」

「へいへい、大切にしますよ」


 このやり取りをこのあとも続けてチャイムがなるまで俺たちは仲良く話していた。



 



 授業が進み四校時、授業は体育で野球だ。

「よぉーし、今日はB組とC組合同の野球だ。野郎共は喜べ今日は女子が応援してくれるぞ」

この男勝りな話し方をする女教師は西条(さいじょう)清子(きよこ)今年23の美人教師だ。


 しかし、中身が残念なためなかなか彼氏ができず独身教師だ。

この先生とは結構仲がよく、新作のスイーツを食べてもらったりしている。


 「おーい、早乙女ぇ失礼なこと考えてなかったか?」

ギクッ「なんも考えてませんよ」

「ほんとか、まぁ良いやお前だけグランド五周してから野球しろよ、キャッチボールやってからで良いぞ」

「理不尽だぁぁぁぁぁ」


 これを見た回りの男子女子共にクスクス笑っている。

「全く、早く終わらせろよ俺も早く投げてぇんだから」

「わぁーったよ」


 軽くキャッチボールをした俺はグランドを走り始めた。

一周大体300メートル位だから大体1500メートルだな

ブランクがあるとは言え一応体を鍛えておいた俺は七分ちょっとで終わらせた。


 


 「おーい、走ってきたぞ」

「やっと来たか、丁度よかった。キャッチャーやってた奴が怪我しちまってよ」

「ちょっと待ってろ、誰だ怪我した奴は」

「佐藤だ」


 俺にそう伝えた尚は俺が次に言うことが分かっていたみたいで救急箱を持ってきてくれた。

「佐藤大丈夫か?」

「う、うん、擦り傷だから」

「そうか、ほら見せろ」

「大丈夫だよこれくらい」

「それでもだ、ほら早くしろ・・・少し染みるぞ」


 俺は佐藤の擦りむいた傷を消毒して絆創膏を張ってやる。

「ありがとう」

「気にすんな、悪ぃけどキャッチャー変わってくんねぇか」

「良いよ、よろしくね」

「任せろ、それで今は何対何なんだ?」

「3対0で負けてるそれで今は二回の裏で僕たちの攻撃」

「わかった。任せろもう得点は入れさせない」


 このあと、なんとか一人塁に出ることができたがすぐにアウトになってしまいチェンジになった。

「久々だな」

「そうだな、二年ちょっとか」

「あぁ、言うの忘れてたけど5回までらしい」

「へぇ、だったらもう得点は入れさせないな」

「サイン覚えてるよな」

「バッチしだ」

「「よっしゃ試合(ゲーム)を始めようぜ」」


 俺と尚だけの合言葉のようなものを二年ぶりに言って気を引き締める。




 「おぉ、あいつキャッチャーする気になったのか?」

「女子どもはよく見とけよ、高校野球のなかでもトップクラスバッテリーだぞ」

すると女子はマウンドの方へ視線を集めた。


 「プレイ」

審判をしてくれている佐藤が開始の合図を言い放った。


 尚は深呼吸をして俺のサインをみる。

俺が出したサインはチョキ、グー、チョキ意味はストレート

こいつの最高急速は150キロトップクラスの豪速球だ。


 大きく振りかぶった尚はきれいなフォームで俺の方へボールを投げた。

バシンッよく響き気持ちの良い音が鳴った。


 回りの時間が止まった。

「ス、ストラ-イク」

判定を忘れてい佐藤は声を張り上げた。

俺も言う言葉がある。


 「ナイスボォォォォォォォル」

俺も久しぶりにこの言葉を大声で叫んだ。


 バシンッ、バシンッ

あとの二球もストレートで決めた。

「ストライクスリー、バッターアウト」

「ナイスピッチ」

「おうよ、三人で終わらせるぞ」


 この回は九球で終わった。

相手のクラスは何が起きたのかわからずに目を擦っている。


 「ナイスピッチ」

「やっぱ、お前に投げるボールは気持ちいぜ」

「全く、よし次は攻撃だな」

「そうだな、でもピッチャーやってる生良は要注意だな」

「確かに」


 結局その回も点は入らず最終回まで進んだ。

そして今はツーアウトランナー無しバッター生良

サインは出さない。あいつの好きなようにさせる。


 一球目空振り、二球目ファール、三球目ファール。

そして四球目ショートにフライが上がった。

「オーライオーライ」

討ち取った。しかし

「やべっ」

落としてしまった。


 そして生良は一塁に出塁してしまった。

「ドンマイ、ドンマイ気にすんな」

尚はすぐさまフォローする。


 「セカンド絶対にボールから目離すなよ」

「おう、打ってこい」

『打ってこいじゃないんだけどな』


 俺はサインを出す。

グー、グー、グー意味は盗塁を刺す。

ニヤリと笑った尚はど真ん中を狙って投げてくる。


 バシンッとなった瞬間俺は座ったまま全力で二塁へボールを投げる。

「うわっ」

セカンドはビックリしながらもしっかりキャッチして盗塁していた生良をタッチする。


 「ナイスキャッチャー」

すると尚はそう叫んだ。

すると周りの守備も「ナイスキャッチャー」と叫んだ。

こういうときくらいカッコつけても良いよな。

「チームを支えるのはキャッチャーの役目だろ」


 女子にも聞こえたらしく歓声が上がった。




 そしてみんなで円陣を組んでいた。

「この回が最後だ、俺が言いたいことわかってるだろ」

「「「「「絶対に勝つ」」」」」


 なんとか全員頑張ってツーアウトランナー、二三塁

バッターは尚

ピッチャーは生良だ。


 生良はどうも現役の野球部と勝負するのは諦めたらしく

俺と勝負するために敬遠した。

これでツーアウトランナー満塁


 確かにこの戦法は良いと思う。

何せボールを近くに投げたらアウトになるからだ。

これで終わるのは面白くない。

それにホームラン打ってないし。





 「ごめんね、君で終わらせるよ」

生良は爽やかに笑い俺にそう言った。

「確かに終わるな、お前らが」

ピキリと音が聞こえたから怒ったのだろう。


 そこからは何も言わずに投げてくる

一球目、ファール

二球目、空振り

「大丈夫かい?君が終わっちゃうよ」 

「安心しろ、お前が終わるから」


 すると突然

「頑張れー、実夏」

大声で三奈羽がそう叫んだ。


 「応援されちゃ、応えないとな」

俺はグリップを握り締めて深呼吸する。

『よし、行ける』


 「よし来い」

生良は大きく振りかぶる。

そしてボールは俺の得意なインコース低め


 カッキーン気持ちの良い音が響いた。

ボールはそのままセンターの方へいって端の林へ入った。

「はい、ホームラーン」

俺はゆっくりとダイヤモンドを一周した。



 「ナイスバッティング」

「サヨナラだな」

すると佐藤が来た。


 「すごいよ、僕ホームラン初めて見たよ」

興奮しているのか、少し怖い

「スゲーな、早乙女、いつも黒崎さんと一緒だからてっきり」

「まぁ色々あったけど、俺野球してたんだぜ」

「見ろよ、生良が悔しそうにしてるぞ」


 生良は男子から嫌われているためみんなボロカスに言っていた。


 すると女子と西条先生が来た。


 「何サヨナラホームラン打ってんだよ」

「いやぁ、生良のモテ具合にはムカついてましたから」


 俺が言った言葉に同意する男子生徒

「それにしても、流石だな」

先生はドヤ顔をしながら誇らしげに胸を張る。


 「なんで先生がドヤ顔してるんですか」

「いやだって、私って一応お前らの組の副担任だろ、だからな」

「そうですか」


 そしていきなり背中に誰かが抱き着いて来て俺に目隠ししてきた。

「だぁーれだ」

「その声は三奈羽だけど、お前じゃないな・・・香代か?」

「正解、何で分かったの?」

「さぁな、俺がお前の兄だからだと思うぞ?」

「ふーん、それにしてもすごかったね」

「そうか、まぁ、二年もブランクがあったとはいえ何とかなって良かった」

「カッコよかったよ」


 今度は三奈羽が俺の前で目を輝かせてそう言った。

「ホームラン打ってやったぞ」

「うん、見てたよ」

「もう、お姉ちゃんも見てたわよ」

「はいはい」

「なんか私の扱い雑くない?」

「気のせいだよ」


 すると先生は全員に集まるように号令をかけた。

「よぉーし、全員揃ったな、まぁどっちもいい試合だったと思うぞ。

それじゃ今日はこれで終わるぞ」


 先生がそう言った瞬間だった。

地面が光だし特殊な模様が描かれた魔法陣みたいなものが現れた。

「な、なんだこれ」

先生は焦っている。

なんにせよ光が強すぎる。失明でもしてしまうんじゃないかと思うほどだ。






 光が収まった。

うっすらを目を開ける。

そこには・・・・・・・たくさんの人がいた。


 「初めまして今代の勇者の皆様」


 『勇者って、ウソ、これって異世界召喚?』





 



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