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15.僕の後先

15.僕の後先


 翌朝、由希子さんは僕を台所に置いてある蓋付きポリバケツに放り込んだ。成る程このためにバケツは置かれていたのかと、感心してしまった。

 蓋が閉められ、真っ暗になる。

 外の音もほとんど聞こえない。

 くぐもった微かな音で、テレビのワイドショーが一昨々日と同じニュースを伝えている。隣の空き地では今日も子供が野球をしている。

 そのまま蓋は開かれることなく、それ以来、何日経ったのかあるいは何年経ったのか、今の僕にはもうわからない。

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