18話 再会
次の日の朝と言うか朝まで飲んでたから今日の朝と言うべきか宿の部屋に帰りそのまま寝て、夕方に目を覚ましてギルドに向かった、
「人間って不便ね睡眠が必要なんて時間がもったいないわ、貴方が居ない間スケ殿と色々お話出来たからいいけど」
と言っているがスケさんは基本頷くか返事しかしてなかったぞ、時々アンの声で起こされてたんだからな、と言いたいのを我慢してそのままギルドの中に入った
夕方なのでそれなりに込んでいたが並んで待ってしばらくして順番が回ってきた
「シルバーのランクアップの依頼はどうなりましたか?」
俺はギルド職員に確認をした
「はい、シルバーランクのパーティが一つ受けてくださいました、ガーズリーを狩ることと内容が決まってたのですが問題ないですよね」
「はい、問題ありません」
そうだったガーズリーを狩れるならってここで依頼を3回受けないで済んでるんだった、ガーズリー狩ってきますとも
「明日の朝にギルドに来て欲しいそうです、問題ありませんか」
「はい、問題ありません」
「では、明日その人たちが朝居ますのでギルドに来てください」
「分かりました、それではまた明日来ます」
そう言って俺は宿に帰り起きたばっかりだったがまた寝ることにした
「さっき起きたのにまた寝るのね、明日はジェスがシルバーにランクアップするらしいですわスケ殿、私たちの主としてもっと頑張って欲しいですわね」
アンの口調がどんどん変わってきてる気がする、もしくわスケさんオンリーで話し方が違うのかもしれない
それにしても俺は依頼を出す側だったり慣れてない人には言葉遣いが変になるな、まあシルバーになれば少しはでかい顔も出来るようになるだろう
そんなことを考えていたら寝ていたらしく、朝を迎えた
「スケさんアン、今日はあまり前に出ない形で頼む俺がガーズリーを倒さないとランクアップできないかもしれないんだ、ガーズリー以外の獣や魔物を頼むよ」
「わかったわ、仕方ないわよねシルバーにランクアップしてもらわないとスケ殿がもっと強くなれる魔物と出会えないものね」
「御意」
スケさんは最近その返事にハマってるのかな、そればっかりだ
「じゃあよろしく頼むよ、じゃあ行こうか」
朝食を終えて宿を後にしてギルドに向かった
「すみません、貴方達が依頼を受けてくれた方でしょうか」
「そうだ、お前がシルバーになる気なのかどう見てもまだ駆け出しの年齢じゃないか」
「年齢をいうのは無しですよ、カイさん俺だってシルバーになったのは16歳で17になる少し前くらいだったじゃないですか」
「ダンカンお前は早いんだよ、さい」「ダンカン!!」
カイさんと呼ばれた男が話を続けようとしていたが俺はダンカンという言葉に動揺してしまった
「俺を知って・・・お前ジェスか」
やっぱりダンカンだったあまり会いたくなかったが同じ国で冒険者をしている以上仕方ないな
「お前ら知り合いか」
カイさんと呼ばれた男は勘違いしているようだ
「同郷だがこいつは薄情者だ」
そうこいつは俺以外のヤツを冒険者に誘いまた誘った奴らと一緒に居ないじゃないか薄情者以外のなんだっていうんだ
「なんだと、弱いお前を置いてくのが薄情だと、ふざけるなよ弱いくせに」
「俺はシルバーのランクアップを受けに来てるんだぞ弱いとかふざけてるのはどっちだ他の4人はどうした薄情者のお前のことだから見捨てたんだろ」
図星だったんだろうかダンカンは急に何も話さなくなったというか殴りかかってきた
「図星だからって暴力か情けない」
俺は敢えてその拳に額を突き出した全体重を乗せて、ダンカンは情けない声をあげた
「ぐあああいてぇぇぇ」
多分手首をやったか手の骨が折れたんだと思う、まあダンカンなら神聖魔法があるから自分で治すだろうが
「ギルドに報告をしなくてはいけないな、ランクアップ試験を受けた冒険者に殴り掛かられたとな」
「おいおいそいつは困るな、確かに殴りかかったのはうちの者だがあんたが嗾けたんだろう」
嗾けたと言われてもな俺だってダンカンには腹が立ってたんだよ
「おいおいって言いたいのは俺なんだが話聞いてたのか?薄情者の上短絡的な奴がシルバーとはシルバーってのは随分質が悪いんだな」
そう言われてカイって奴は剣を抜いた、ここまだギルド内なんだけど、本当に質が悪いな
「ギルド内で抜刀ですか、益々質の悪いシルバーさんなようだ、ダンカンの仲間なんてしてるくらいだから仕方ないか」
そこまで俺が言うと相手は斬りかかってきた、というか押しつぶす勢いだな
「きゃー、ギルド職員さん、おれころされちゃうよ、たすけてー」
俺は剣を右に避けながら後ろを向いてカウンターに棒読みで助けを呼びかける、カイと呼ばれてた男は床を剣で砕きながら斜めに持ち上げながら俺に攻撃を加えようとする、まあダメージはそんなに喰らわないが衝撃で吹っ飛びそうな強引さだったので俺はそのまま足を踏ん張り前に飛んで避ける
「うわ~、シルバーランクの冒険者がごらんしんだー」
俺ももう煽ってるのかよくわからない感じですっとぼけた声で逃げる
「てめぇ絶対ぶっ殺す」
カイはブチギレちゃったようだ、俺は思いついたかのようにカウンターを飛び越えて
「ギルド職員さんたすけてー」
と声を掛ける、因みにカウンターに向けて縦に攻撃を入れるやつは切れてても早々居ないので、一応上から振り下ろされる可能性も考慮して斜めに避ける、
「うわ~」
と言いながらしゃがむ、そうするとあら不思議俺の目の前のギルド職員さんは、腰から上が消えちゃった
「あ~あ、職員さん殺しちゃって、最悪ですね」
そう言って俺は暴れてる冒険者の頭をスコップで横殴りにした、多分生きてるだろうがかなりの衝撃だから下手したら数時間後に死ぬかもな
ちなみにこのパーティのメンバーはまだ全員揃ってなかったみたいでダンカンとこのカイの二人しか居なかった
「すみませんこの不始末どおしてくれるんですか?一昨日のランドさんは断ってこんな危険な奴らを俺につけるなんて悪意があるとしか思えないんですがえらい人呼んでくれませんかね」
俺はもう一人いた職員に文句を言ったまだ朝早いので二人しか居なかったが一人はカイによって残念なことになっている
「私では判断できませんので、ギルド長が来るのをお待ちください」
「判断出来ないだって目の前であんたの同僚がやられてるのに」
「よくも」
俺が職員と話してる間にダンカンは復活したようだが
「うるさいよ、俺に構う暇があったらそこの冒険者を治してろ、この死んだ職員の分償いをさせないといけないんだからな」
ダンカンは俺に殴りかかろうとしてたが、さすがに目の前の死体を見て冷静になったようだ
「カイさんがそんなことを」
するわけがないとでも言うのか
「そいつの握ってる剣の血は飾りか?」
カイの剣には見事に切り飛ばした時の血がべっとりついていた
「なあ職員さん、ギルドで起こったことは明白だよな、シルバーランクの冒険者が抜刀してギルド職員を切ったんだよなあ」
ギルド職員が首を立てに振っている、声が出せないくらいびびっちゃったみたいだ、その時他の職員とパーティのメンバーだろうか、3人現れた
「これは一体何事ですか」
装備を何も着込んでない職員っぽい人が声をあげていた
「そいつがギルド内で抜刀してこの職員さんを殺しました」
「うそ」
装備を着ている、こいつの仲間らしき女が声をあげた
「そいつはダンカンが治療してるので時期に目を覚ますかとそれよりもギルド長呼んで来てくれませんかね、これは事件ですし、ここに居る職員さんが自分じゃ判断できないと言ってましてダンカンを縛り上げてこの職員さん殺した罪も償ってもらいませんと」
そして出勤したばかりの職員さんは外に向かって走り出す、まあ俺がカウンターに逃げたからこの惨状になったんだけど、俺は前の教訓を生かしただけなんだよね職員って自分達が被害にあわないと抜刀の危険性に気づけないんだよね
皆が何も語れない感じになっている中俺はギルドにある酒場の椅子に座ってギルド長が来るのを待っていた
しばらくしてギルド長が現れた
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