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第ニ季【初めまして】

「ここのドアからアイツらの居る雲にいける」


時東さんの案内してくれたドアの見た目はよく見る自動ドアだ。

ドアの横には顔認証の機械が設置されている。


そういえば今朝受付で顔写真を提出したっけ。


「質問なんですが、この先に行くと空気が薄くなっているとか注意することとかありますか?」


「その手に持っている物は何だ?」


時東さんの指した私の手元には【四季マニュアル】が一冊

そういえば渡されていた


「すぐ読むんで待っててもらっていいですか??」


「無理。」


「え!?」


問答無用でドアを開けた時東さんの後に続き入室するしかなかった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「わぁ…凄い」


中に入ると一面の白い雲に青い空心地のいい風が吹き抜ける

空気が美味しいとはこの事か


「さてと…誰のところから行くか…」


時東さんが何やら考え込んでいる

今のうちに【四季マニュアル】を読みますか



~注意~

1.この雲部屋に入れるのは入室許可を得た四季管理局員のみ

2.管理局員は四季達の機嫌を損ねることなく業務を果たすこと

3.四季の管理が出来ていないと判断された際は管理局員としての業務を剝奪する

4.もしも命の危険を感じた際には

5.この部屋の滞在


「時東さんこれ…破れてるんですが??」


これはマニュアルだよね?

最初の注意事項の時点でページが破れている。


「あ~最近使ってなかったからな。」


「いやいや命の危険って何ですか?過去にそういったことが?」


「多分な。俺も知らん。」


何だこの人は…管理局員ですよね?

こんなにも適当な感じで今までどうしていたのだろう。


「よし、こっちだ。」


急に歩き出す時東さんは呼びかけても止まってくれないので

ついていくしかない。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そういえばこの部屋はどこまで繋がっているんだろう?

そんなことを考えていると


??「あ~~~~~~~暇だ~~~~~なんか面白いことない?」

??「……ない。」

??「俺と筋トレするか!」

??「相変わらず…元気ですわね」


暇だと言いながら雲の上を転げまわる元気そうな女の人に

体育座りでゲームしてる男の人に

ダンベルを軽々持ち上げている男の人に

花を持ってる女の人…?


この人たちが…四季…


「全員揃ってるなんて珍しい」


「「「「時東」」」」


「丁度いい。うちに新しく配属された新人の紹介に来た。」


ポンと背中を押されて前に出る


「は、初めましてこの度四季管理局に配属されました!よろしくお願いします!」


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