廃病院に残された資料より
※同市内の廃病院の取り壊し現場で見つかった、問診票より抜粋したものです
※一部、個人情報保護の為伏せ字にします
※2026年現在、取り壊し作業中のため、現場への立ち入りはできなくなっています
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No.1356839
2001.02.14
氏名:〇〇 〇〇(県外より転入・当地在住4ヶ月)
いつから:3週間ほど前から
どんな症状があるか:
夜、寝ようとすると天井の方からトントンという小さな音が聞こえる気がする。
気のせいだと思って様子を見ていたが、最近少し寝つきが悪い。
本人は「引っ越したばかりで環境に慣れていないせいかもしれない」と話している。
体温:36.2℃
血圧:118/74
備考:症状は軽度。経過観察を提案。
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No.1356852
2001.03.02
氏名:〇〇 〇〇(県外より転入・当地在住7ヶ月)
いつから:1ヶ月ほど前から
どんな症状があるか:
トントンという耳鳴りが、日を追うごとにはっきり聞こえるようになってきた。
音がする時は決まって天井の方角を向いてしまう。
以前は気にならなかった物音にも敏感になり、夜あまり眠れていない。
本人曰く「音に呼ばれているような気がする時がある」とのこと。
体温:36.5℃
血圧:126/80
備考:不眠の訴えあり。睡眠導入剤を処方。次回、症状の変化を確認予定。
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No.1356871
2001.03.29
氏名:〇〇 〇〇(県外より転入・当地在住1年2ヶ月)
いつから:半月ほど前から
どんな症状があるか:
最初は、誰かに見られている気がするという程度だった。
最近になって、夜になるとトントンという耳鳴りが始まり、朝まで止まらない日がある。
音は左耳の奥からするようで、耳を塞いでも変わらない。
本人曰く、「音に合わせて何かが応える」ような感覚があるとのこと。
数日前より、天井を見上げる仕草が増え、家族から指摘されると「呼ばれている気がする」と答えるようになった。
体温:36.4℃
血圧:122/78
備考:問診中、天井の照明を何度も気にする様子あり。付き添いの家族によると、自宅は築年数の古い木造家屋とのこと。
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No.1356903
2001.04.12
氏名:〇〇 〇〇(県外より転入・当地在住2年)
いつから:2ヶ月以上前から(本人の記憶曖昧)
どんな症状があるか:
トントンという音は、もう耳鳴りというより「会話」に近いと本人は主張する。
問診中も度々天井の方を見上げ、小さく頷く仕草を繰り返す。
「そろそろ行かないと」「もう呼ばれてるから」といった発言があり、行き先を尋ねても本人も明確に答えられない。
家族によると、ここ一週間で天井裏に上がろうとする行動が3度あったとのこと。




