光
ピクン!
「どうしたのミカちゃん???」
何だ?陸地を見てるが?何かみえるのか??
「他の者、何か見えるか?」
「いや。何も見えませんが・・・」
「ミヤ!剣を船に刺して!」
「剣を??」
「早く!!」
「ああ??」(ドス)
(カチャカチャカチャカチャ、ピン)
装填!?剣を土台にして、射撃体勢!?
何か見えてるのか!?
(バン!カチャ。バン!カチャ。バン!カチャ。バン!カチャ。バン!)
(カチャカチャカチャカチャ、ピン)
装填も速い!?
(バン!カチャ。バン!カチャ。バン!カチャ。バン!カチャ。バン!)
(カチャカチャカチャカチャ、ピン)
「他の者は、クロスボウセット!」
(バン!カチャ。バン!カチャ。バン!カチャ。バン!カチャ。バン!)
(カチャカチャカチャカチャ)
(バ。バ。バ)
「まだ追ってくるぞ!」
「しつけーなー!」
(うぉー。)(うっ)(ドッカ)
「何だ!?騎兵が倒れていくぞ??」
「はぁはーん!そう言うことかよミカ!のぶ余り、動くなよ!」
「ミカ??何の事だ?」
「ミカが狙撃してるから邪魔するなよ!」
馬鹿な!!ありえん。しかもこの暗闇をだぞ!?
あのK98Kの有効射程距離は、1000mと記憶になってたぞ!!ここだと恐らく1600mとかじゃ無いのか!?
山なりの弾頭をも計算して射撃してる!?のか!?
発砲音が後から聞こえて来るぞ!?
「ルカ!もう追っ手はおらんぞ!!」
「ミカに助けられたなー!」
「ああ!本当にな」
何なのだ!?あのミカは!?
「おーい!」
「良かったです!!早く出ましょう!」
「もう追っ手はおらんぞ!」
「いえ!ミカちゃんがさっき物凄い光を発しましたので!気が付かれると不味いです!」
!?
「この馬も連れてくぞー!!」
「解りましたから早く!!撤収!」
遠くには、真っ赤な炎が見えていた!
篝火が暗い海を照らしてる。
長い夜になりそうだ。
ただ待つだけの時間。精神的に答える。
交代で薪の補充をしいてる。
何事もなく無事に帰ってきて欲しい。。
「2人共、無理しなくていいぞ」
「そう言われてもね」
「同じくー」
「救出隊を信じろ」
「信じてるわよ!」
「そう言えば、兄貴は?」
「まだ寝てるよ。この所、連日徹夜だったからな」
「ん?エンジン音が聞こえてないか?」
「この大きな音はそうだわ」
「暗くて全く見えないね」
「ぉ〜ぃ。ぉ〜ぃ」
戻ってきた!!!砂浜へ乗り上げる。
病人は、いなさそう!
直ちに、上陸してもらって、体調が悪くなった人は、テントへ。
他の人は、冷えた身体を温めるのに、スープを配る。体力が残ってる人は、篝火を長屋まで道しるべ代わりに、付けているので歩いて向かってもらう。現地には、秘書ズに仕切ってもらってる。歩けない人は、ここにテントを張ってるので、休んでもらう。
2番船の到着は、1〜2時間後位か。
その頃の3番船
「無事に、全員救出完了です」
「それは、良かった。はぁー。疲れたの〜。ミカありがとうな!命拾いしたぞ」
「のぶさん、こんか・・」
「ロビトまだ終わっとらん!領地に着くまでが遠足よ」
「??」
「ルカ!ちゃんとその馬見てろよ」
「当たりめーよ。中々良い馬だぞ!」
「しかしおめー、俺を馬から落とそうとしやがって!!」
「聞いたら良いって言っただろー!」
「そんな事すると思わねーだろ!」
「お2人共、船で暴れないで下さい!」
「ミヤ!貸してみー。全速前進!」
「あわわ、のぶ殿、急にスロット上げちゃダメです!」
2番船が到着しまーす!
こちらは、成人の人が多い。手伝える人は、手伝って貰う。
1番船は、篝火を積んで沖で警戒中。
3番船は、1番最後で破壊工作をしてからまだまだ時間が掛かるのかな。
「おー。やっと着くかー!!」
「はい。1番船確認!このまま砂浜へ乗り上げます。上陸準備です」
みんなー!!お帰りないー!!!




