思ったより発見です!
「さーて、ミリオタ!」
「どうしてそんな言葉知ってるのよ」
「お前の知識を吸収中」
「ガイに向かってこう言え」
「ガイさんちょっといい?」
「どした?姫?」
「この前、話した初代の件なんだけど」
「なんだ?」
「逆らう奴は、全て灰になれー」
「その言葉は、初代の戦闘時に言う言葉!何故姫が?」
「ふぁふぁふぁー、ガイよ、よく覚えてたなー」
「声!?何処から!?」
「ふぁふぁふぁー、逆らう奴は、全て灰になれー」
「この声!?のぶか??一体何処から!?」
「ゴーレム!?」
「本当にのぶなのか?」
「おうそうだ!久しぶりー」
「声は間違いないが随分とちっこくなったな、本当にのぶか?」
「疑うのか?昔、酔っ払って女追いかけて回して・・」
「待てー!あはは、姫まあそのなんだ、のぶだな」
「のぶを借りますぞ、部屋で話をしようぜ!」
「・・・・」
「私も見える範囲で鑑定してみますか」
「んー。使えそうな鉱石鑑定!」
小川沿いに集中してますなー。これは砂金だよね。遠くに見える山の方には何か集中してるね。表示が小さくて見えないわね。ん!?
でも領地は、何処までなのかしら。小川を挟んで他の人のかしら。これは確認しないとね。
「使えそうな資源鑑定!」
ありゃこれは表示が出過ぎ。
取り合えず×印を10本程付けたわ。
さて、お姉ちゃんが言っていた様に鑑定を試すか。
「食べれる物鑑定!」
木が邪魔ね。沢山表示が出てる。んー。一つづつ書いていきますか。
ぶどう、みかん、くり、胡椒、筍、オリーブ、松茸!?
針葉樹系の木が無ければ生えないはず!?
「鑑定」松茸。一年中生えて、オガクスに水分を含ませた中に、刻んだ松茸を入れれば直ぐに生えてくる。
なんじゃそりゃー。エリンギかい!
まさか「1年中収穫可能で食べれる物鑑定」
殆どの収穫可能かーい。はぁー。気を取り直してと。
「生活に役立つ、木以外の植物鑑定!」
麻、竹、シュロ、三叉の4種類か。竹は使っていたわね。他の3種類は、作業場で使ってるのかな。ガイに聞いてみるか。
竹以外は小さな、苗木が有るわね。裏に埋めて観察してみるか。スコップを借りよ。
「あっお母さん」「全部肥料になったわよ」
「森で何か見つけた?」
「これらを見つけたよ」
「ぶどう!?何処にあったの?」
「この木の裏側よ」「採ってくるわ」
ダッシュで行ったけど、お母さんぶどうそんなに好きだったかな?
まあいいか。スコップはと。あったわ。
「お母さーん?ぶどうあったでしょー?」
「あったわよー」
「あっ居た!もうそんなに採ったの??」
「ええ。私は1度、屋敷に戻るわ!また来るわー」
???何でそんなに慌てて???
さてと、掘りますかー。
ふっー。久々の山登りだなー。空気も澄んでいて、気持ちがいいな。もうそろそろ池に着くはずだが。おおー。大きい。湖だな。
さて、辺りを歩いてみるか。水も綺麗だな。飲めるかな?「鑑定」綺麗な水 ◯
丸なら飲めるかな。んー。冷たくて美味しい。
貯水池が作りすい場所は、何処かな。待てよ。さくらが一つづつ鑑定では無く、逆の事を言っていたな。試しに、そうだな。
「貯水池が作りやすい場所鑑定」
うおー。何だ!?光ったぞ!
ん?頭の中に、矢印が出て場所を指してる。
確かにこの場所なら適してるな。
なるほどな。どう設計するかな。
ん?これは、貯水池の設計が実際の空間に、出てるぞ。リアル3Dか!これなら設計書が無くてもその場で設計が出来る!これが私の魔法か!
「貯水池の材料になる物鑑定」
ほうほう。こりゃー便利だ。ん?設計だけでなく、適正な材料も組み合わせる事が出来るのか!
こりゃー便利だ。用水路の配置も適正な表示として出てる!!




