砂金!?
少しでも生産効率を上げないとなー。他には何の作業してるんだ?
作業場には、人が居ないな。裏の大森か?あっ。いたいた。木の伐採か。木材や薪に使うのだろ。おっ。良い感じの枝だ。棍棒を装備した笑、初期設定だなー。そうだった。
「鑑定」木の枝。
加工を加える事によって、優れた品物になる。当たり前だがそのまんまだな。でも何故あの時は、滑車が出たんだ!?「滑車」何も起こらないなー。
「木の刀」
!?木の枝は、木の刀へ変わった!なにーー。待てよ。あの時も手桶を持っていた。手桶には鉄の板を留め金が浮いていた様な気がするな!材料の有無か!?
他の木で試して見るか。
んー。。。あそうか。
「リバーシ」
出来た!変化させるには、材料の有無か!!大収穫だ!
「おーい。若ー!そんな所に座って、土埃だらけじゃねーか。ほら行くぞ!」
「どこへ??」
「屋敷に寄ってから教会だろー?」
「あっそうだね」てか?今が昼なのか?
「みどりー!」
「お姉ちゃん!どうしたの?」
「小川で凄いのを見つけたよ!」
「なに?」
「これよ!これ!」
「これは!稲!」
「間違いない?私の鑑定だと、イネ科イネ属って出ちゃうのよ」
「鑑定!」
名も無き草。実はお米で食べれるよ。
「間違いないよ!お米!何処にあったの?」
「小川で生えてたのよ!育てられる?」
「これだけあれば、大丈夫!まだ生えてた?」
「生えてたよ!」
「後で取りに行こう!」
「他にも凄いの見つけたよ!」
「えー!?砂金!?」
「しーーー!」
「確かにね!」
「みどりは、どうだったの?」
「農具も原始的だったし、無い物もあったは」
「種はどうだったの?」
「裏庭に蒔いたのと同じだったよ」
「収穫は、2倍になるわね」
「そうなんだけど。。」目を瞑って
「うーん。畑がね。。道具が無いせいで、深くまで耕さないの。それに肥料の概念が無いのよ。触ってみてもダメね」
「みどり、ちょちょちょやめて」
「え?なにこれ!?」
畑の土がぐるぐるとかき混ざってた。
「うわー。なんだこれー!?」
はっ。ゼムと他の数人の村人に見られた!?
「お嬢様達、一体今のは!?」
どどどどうしよう!?
「ゼム、今のは見なかった事にして、近々話す事にしますので」
「わかりました。」
「お姉ちゃん今ので誤魔化したつもり?」
「仕方ないじゃん。。思いつかなった。。」
教会前にて。
「お前達、3人泥だらけじゃ無いか!」
「あはは。。」
「2人は、どうだったよ?」
「こっちも色々と発見があったよ」
「お兄ちゃんは?」
「こっちもだ!」
「爺、これで村人全員かな?」
「恐らく」
じゃあ始めるか。
忙しい所中、集まってもらってすまぬ。
まず、私達家族が体調不良で皆に、不安にさせた事を謝罪する!
私達は、死にかけていた。しかしその時である、我々の神「ゼタ」様から御告げあった!
私達家族いや、ここに住む村人全員にだ!
今は、貧しいこの村だが、豊かにする為に我々に力を授けようと!
これからは、ここにいる私や私達の子供、いや「ゼタ」様からの指示と思い話を聞いて欲しいのだ。その中には、意味不明な事もあるだろう、不思議がられる事もあるだろうがだ!更に「ゼタ」様は、こうも言っておられた。私だけ一方的な話すだけは、寂しいと。あなた方達からのも声聞きたいと!なので、何か疑問に思った事や自分達が考えた意見も欲しいと!みな宜しいか?
「おー!」(パチパチ)
まず「ヤン」
「はっ」
再度、農家代表として責任者に命ずる。
「ガイ」
「ははぁー」(パチパチ)
再度、作業代表として責任者に命ずる
。
その他の者は、追って私から声を掛ける。
忙しい所、集まってもらって、再度感謝する!以上解散!
おーーーー!!!
「ジークジ◯ン」兄貴うるさい!(ボッカ!)
「さくらー!いてーぞ!」
ははは。お兄ちゃんもお姉ちゃんも。。。




