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Automatic writing  作者: 半信半疑
43/73

0043

<ノータイトル>


 呆けたカナリヤの声が死んだ。

 想像上の痛みは全て幻想なので、いつまでもしがみつくのは意味が無い。

 赤い眼のウサギは怯えている。

 音が死んだ闇の中で、静かに怯えている。

 水は海を求めて彷徨う。

 言葉は殻であり、器である。

 破壊すればすべてが消失する。

 不機嫌な眉毛は偏りを捉えているはずだ。

 不思議な踊りでバシルーラ。

 カレーはどちらも不倫中。

 急な雨傘の突撃はいつも藍色。

 ほら、天上の花が咲く。

 二人の間にはいつだって、理解できない障壁が立っている。

 脚立の両脇には花弁がおこりん坊。

 暴食の罪は爆発で贖い、

 秘密の底には蜜がつまっている。

 健康に悪いのは重々承知ではあるが、口にする。

 起源を忘れたヒトの炎は揺らめく。

 ゆらゆらくらり、頭が潰れる。

 不遇な幽霊は一人、森の中に沈む。

 睦言の波及は教育委員会に止められた。

 型にはめるのがお好きなんだろう。

 ふざけあって笑いあった経験が不足しているのだ。

 何者にもなれない空白がぼやく。

 それだけは確かで、

 不確かは未来だけだった。

 垣根を超える手段はいつだって、

 藪の中に手をつっこむしかなかった。


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