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Automatic writing  作者: 半信半疑
39/73

0039

 フジファブリックさんの曲を聴きながら、そのまま直接打ち込み。

<フジ日ファブ曜リック>


 紅燃ゆる空に落ち着く。

 神無月の夜に、あの人は旅立った。

 もはやいる意味を失ってしまったのだという。

 波の間に泡立つ飛沫に目が眩む。

 個人的な見解を述べていいのなら、

 明日はきっと、おそらく雨模様のガマガエル。

 切立つ朝日に横線を一筋。

 ストライプになりきれなかったシマウマの悲し気な一鳴き。

 橙の憂鬱、紫の戸惑い。

 雨どいを伝う昨日の恨みつらみ。

 聞くだけで良いと言われていたのに、

 いざやる段階になって無理難題無茶無謀の公パレード。

 雑木林でかんなぎが舞う。

 紅白の回転に、さしもの天も怖気づく。

 かんら、かんら。

 星の煌く夜に一人、高台へ行き、

 いざ欲っさん、無常の欲求。

 旧跡は後の祭りである。

 覆水のサンプルは下水溝に投げ捨てられているってさ。世知辛いものだ。

 情報提供者によると、くるみ割り人形は朝に目覚めないらしい。

 ではいつ目覚めるのかというと、

 なんと午後三時過ぎだという。

 おやつが欲しいのだろうね。

 クルミのね。

 未確認のままで、四畳半の神話体系。

「こちら銀河系保安委員会では、人類の行く末を案じております。

 海月との交信は果たせましたか?

 未だならずの状態であるならば、こちらがサポートいたします」

 ゆっくりと沈んでいく現実、虚構だけが真実を奏でていた。

 結局、とどのつまり、

 細部は認識の違いで誤茶道を起こし続ける定め。

 消えゆく灯火に微かな細動を感じるだけで、

 ほらこんなにも揺れてしまう。

 模倣犯が溢れる現実で、虚構は喘いでいる。

 息ができぬ、と嘆いている。

 ほら吹きのラッパを盗んできたよ。これで明日は勝てるね。

 音楽祭の津王朝に夜更けの心配。

 雑巾で搾り取ったカスの虚しさ。

 これにて仕舞いであります。


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