第0話 存在しない転移者
※この作品は第0話であり、予告的な役割を担っています。
異世界に転移した瞬間、俺は“存在しない”と判定された。
ステータスは空白、職業も種族も未登録。
魔物は俺を認識できず、攻撃も魔法もすり抜ける。
だが、存在しないのは“弱さ”ではなく“例外”だった。
世界の法則が俺に適用されないせいで、
触れた魔法は書き換わり、
近づいたダンジョンは構造を変え、
神々でさえ俺の行動を観測できない。
世界は俺を“設定外のバグ”として排除しようと動き出す。
だが同時に、世界の裏側に潜む管理者たちは言う。
「設定外の存在こそ、この世界を救う唯一の鍵だ」
存在しないまま、存在しなければ辿り着けない場所へ。
物語の余白から始まる異世界再構築ファンタジー。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
面白いと思ったら、ページ下の【☆☆☆☆☆】やブックマークで応援お願いします!
この物語は、異世界ものの“当たり前”をひっくり返したくて書き始めました。
勇者でも、賢者でも、チート持ちでもなく、
そもそも“存在しない”ところから始まる主人公って、どうなるんだろう?
そんな疑問から生まれたのが、この作品です。
世界に認識されない主人公が、
世界の外側から物語を揺らしていく。
ちょっと不気味で、でもワクワクするような、
そんな“余白から始まる異世界”を楽しんでもらえたら嬉しいです。
これから主人公がどんなふうに“存在”を獲得していくのか、
あるいは獲得しないまま世界を変えてしまうのか、
書いている僕自身も楽しみにしています。
次回もぜひ読んでください。




