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その男には気をつけろ(ファティマの予言編)


『まったく…

玉藻は何をしているのか?』

上総が呟いた。


果心が

『僕らは力業は苦手なんだ。主任は

口先の悪魔だから』


『来ますよ!果心!無駄口は舌を噛みますよ!』


カモメが身構える。

三人を衝撃波が襲う。


『グウッ…』


『こんなもの

まともに受けてちゃ身が持たない。

主任!背広がボロボロですよ。


『流石に厳しいな…』


その時…







『急急如律令!』

との声がした。…


早良親王の体が弾け飛ぶ…


『間に合った。

上総!果心!

所定の位置に!


玉藻は早良親王の元へ

我らは全力で援護する。


カモメ、上総、果心、泰成、晴明が


五芒星の頂点に立つ


玉藻を中心にして囲む。


『何をする気だ…お前達は』


カモメは語り始めた。


『古い昔の話です。この世界を神が

創られた時に

全ては光と陰に別れました。


光は陽に影は陰に

姿を変え。

この世を成したのです。


この自然を形成する陰と陽を

木、火、土、金、水の属性に分けたのが

陰陽道です。


今の貴方は

現世に災いを為す

闇です。

闇を消すには。

強い光を当てる必要が有ります。


そこで。

彼に…

阿倍晴明に陰陽師の力を借りる事にしました。


私がやっても良かったのですが…

なにぶん私は悪魔なもので…

光の術は苦手で…』

と苦笑いをした。


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