第17話 目立たない彼を着飾ったら
洗濯物を干し終えたのは、午前十一時を過ぎた頃だった。
美咲はベランダに立ち、最後のシャツへ皺が残っていないか確認している。
「これで終わりだね」
満足そうに頷き、空になった洗濯籠を持ち上げた。
悠真は窓際へ座り込み、ベランダに並んだ服を眺める。
黒。
灰色。
紺色。
制服のシャツ以外、明るい色の服は一枚もない。
「改めて見ると、暗いね」
美咲が苦笑した。
「汚れが目立たなくていい」
「白い服に色移りした人が言っても、説得力がないよ」
「次から分けて洗う」
「本当に?」
「ああ」
「洗濯ネットも使う?」
「必要な服なら」
「洗濯表示は?」
「見る」
悠真が答えるたび、美咲の表情が明るくなっていく。
「ちゃんと覚えてくれたんだ」
「同じことを何度も言われたくないからな」
「理由はそれでもいいよ」
美咲は洗濯籠を部屋の中へ置いた。
「次は、お昼ご飯だね」
「残りのシチューを食べただろ」
「あれは朝ご飯でしょう?」
「十一時前に食べたんだから、昼でいい」
「朝食を食べてなかったから、遅い朝ご飯だよ」
「腹は減ってない」
「それなら、少し休んでから食べようか」
美咲は当然のようにソファへ座った。
帰るつもりはないらしい。
「一ノ瀬さん」
「何?」
「洗濯は終わったぞ」
「うん」
「自分の部屋に戻らないのか?」
「戻ってほしい?」
美咲の表情が僅かに曇る。
悠真は答えに困った。
帰ってほしいわけではない。
ただ、洗濯が終われば帰るものだと思っていただけだ。
「好きにすればいい」
「それじゃあ、もう少しいるね」
美咲は嬉しそうに目元を緩めた。
「午後は何をする予定?」
「何もない」
「本当に?」
「ああ」
「それなら、一緒に出かけない?」
美咲は少し身を乗り出した。
「どこに?」
「駅前のショッピングモール」
「昨日、買い物へ行っただろ」
「あれはスーパーだよ。今日は水瀬くんの服を見に行くの」
「行かない」
悠真は即答した。
「どうして?」
「必要ないからだ」
「一度、私が選んでみたいって言ったでしょう?」
「そのうち、と答えた」
「今日が、そのうちかもしれないよ」
「違う」
美咲は不満そうに頬を膨らませた。
「明るい色を一着くらい持っていてもいいと思う」
「黒で困ってない」
「でも、雰囲気が変わるよ」
「変える必要がない」
「格好よくなるかもしれないのに」
「余計に必要ない」
悠真が強く断ると、美咲は首を傾げた。
「格好よくなりたくないの?」
「ああ」
「少しくらいは、女の子から格好いいって思われたいでしょう?」
「思わない」
「私からでも?」
美咲が尋ねる。
悠真の返事が、僅かに遅れた。
「……特には」
「今、間があったよね?」
「気のせいだ」
美咲は楽しそうに目元を細める。
「私に格好いいって思われるのは、少し嬉しい?」
「話を勝手に進めるな」
「それなら、確かめに行こう」
「何を?」
「私が選んだ服を着た水瀬くんを、本当に格好いいと思うか」
「確認する必要がない」
「私にはあるの」
美咲は立ち上がり、悠真の背中を押した。
「お昼ご飯を食べたら行こうね」
「行かない」
「昨日、私の好きなものを作ってくれたでしょう?」
「手伝っただけだ」
「今日は、私のお願いを聞いてほしいな」
美咲は悠真の背後から顔を覗かせた。
瞳を少し潤ませ、眉尻を下げている。
「……その顔は演技か?」
「少しだけ」
「自分から認めるのか」
「でも、一緒に行きたいのは本当だよ」
美咲は悠真の背中から手を離し、僅かに俯いた。
「男の子と服を見に行ったこと、一度もないから」
その声に、先ほどまでの強引さはなかった。
初めてのことへ期待しながら、断られるのを恐れている。
そんな気持ちが表情に出ていた。
「分かった」
悠真は小さく息を吐いた。
「見るだけだからな」
美咲の顔が明るくなる。
「うん。見るだけでもいいよ」
「勝手に買うなよ」
「似合うものがあったら考えよう?」
「買わない」
「試着はしてくれる?」
「一着だけだ」
「三着」
「一着」
「二着でお願いします」
美咲は胸の前で両手を合わせた。
「……二着までだ」
「ありがとう」
美咲は嬉しそうに笑った。
交渉を始める前から、二着着せることが目的だったのかもしれない。
◇
昼食を済ませ、二人は駅前のショッピングモールへ向かった。
休日のため館内は多くの客で賑わっている。
家族連れや友人同士に混じり、高校生くらいの男女も歩いていた。
美咲は私服へ着替えていた。
淡い水色のワンピースに、白い薄手のカーディガン。学校にいるときより柔らかな雰囲気で、通り過ぎる男子が何度か彼女を振り返っている。
「一ノ瀬さん」
「何?」
「見られてるぞ」
「誰に?」
「周りの人」
美咲は辺りを見回した。
悠真と目が合った男子たちが、気まずそうに視線を逸らす。
「私、何か変?」
美咲は不安そうに自分の服を確認した。
「変じゃないから見られてるんだろ」
「どういう意味?」
「似合ってるという意味だ」
美咲の動きが止まった。
「水瀬くん」
「何だ?」
「もう一度言って」
「断る」
「聞き間違いかもしれないから」
「似合ってると言った」
美咲の頬が、一気に赤くなる。
彼女は胸元で鞄の持ち手を握り、恥ずかしそうに視線を落とした。
「ありがとう」
「事実を言っただけだ」
「そういう言い方、ずるいよ」
「前にも聞いたな」
「水瀬くんは、急にそういうことを言うから」
美咲は照れを隠すように、半歩先を歩き始めた。
ただし、その足取りは先ほどより軽い。
少し進んだところで、美咲が振り返る。
「私も、今日の水瀬くんの服、似合ってると思うよ」
「いつもと同じだ」
悠真が着ているのは、黒いシャツと灰色のパンツ。
確かに普段と変わらない。
「うん。だから、もっと似合う服を探そうね」
「今ので十分だろ」
「駄目。今のは準備段階」
美咲は楽しそうに笑い、男性服を扱う店へ入った。
◇
店内へ入るなり、美咲は真剣な表情で服を選び始めた。
白いシャツを悠真の身体へ当てる。
「白は似合いそう」
「汚れが目立つ」
「今度は洗い方を間違えないから大丈夫」
「一ノ瀬さんが洗う前提なのか?」
「あ……」
美咲の頬が赤くなる。
「違うよ。洗い方を教えるって意味」
「そういうことにしておく」
美咲は恥ずかしそうにシャツを棚へ戻した。
次に、淡い青色のシャツを手に取る。
「これもいいかも」
「明るすぎないか?」
「全然。水瀬くんは髪が黒いから、青系も似合うと思う」
そのあとも、美咲は何着もの服を手に取った。
悠真の肩へ当て、少し離れた位置から全体を見る。
合わないと思えば首を傾げ、別の服を探す。
「楽しそうだな」
悠真が言う。
「うん。楽しいよ」
美咲は迷わず答えた。
「水瀬くんに似合う服を探すの、思ってたより楽しい」
「着るのは俺だけどな」
「だから楽しいの」
美咲は淡い灰色のジャケットと白いシャツを組み合わせた。
「これ、着てみて」
「目立たないか?」
「少しくらいなら大丈夫だよ」
「二着までだからな」
「覚えてるよ」
美咲は服を悠真へ渡し、試着室の前まで押すように連れていった。
◇
着替え終え、悠真は鏡の前に立った。
白いシャツ。
淡い灰色の細身のジャケット。
黒いパンツ。
服装自体は派手ではない。
ただし、普段着ているものより身体に合った形だった。
肩や腰の線が綺麗に見え、印象が大きく変わっている。
「着替えたぞ」
試着室のカーテンを開ける。
外で待っていた美咲が振り返った。
その動きが止まる。
「どうした?」
悠真が尋ねても、美咲はすぐに答えなかった。
目を大きく開き、悠真の全身を見つめている。
頬が少しずつ赤くなっていった。
「……一ノ瀬さん?」
「ご、ごめん」
美咲は我に返ったように瞬きをした。
「思ったより、すごく似合ってたから」
「そうか?」
「うん」
美咲は悠真へ近づき、ジャケットの襟へ手を伸ばした。
僅かなずれを直す。
「姿勢もいいし、肩幅もあるから、こういう服が似合うんだね」
距離が近い。
美咲の指が、悠真の胸元に触れている。
彼女自身もそれに気づいたのか、頬の赤みが濃くなった。
「……格好いいよ」
小さな声だった。
「本当に?」
「本当に」
美咲は悠真の顔を見上げた。
恥ずかしそうにしながらも、目を逸らさなかった。
「私が思ってたより、ずっと格好いい」
悠真の胸が僅かに高鳴る。
他人から容姿を褒められたことは、子役時代に何度もあった。
可愛い。
綺麗な顔をしている。
将来は格好よくなる。
それらの言葉を聞いても、何も感じなかった。
役者としての商品を評価されているだけだと知っていたからだ。
けれど今、美咲に褒められると、以前とは違う感情が生まれた。
「……そうか」
悠真は視線を鏡へ向けた。
「顔が赤いよ?」
「店の中が暑い」
「今日は涼しいよ」
「ジャケットを着てるからだ」
美咲は嬉しそうに目元を細める。
「照れてる?」
「違う」
「私に格好いいって言われるの、少しは嬉しかった?」
「別に」
「また目を逸らした」
「鏡を見ただけだ」
美咲は悠真の表情を覗き込もうと、一歩近づいた。
悠真は半歩下がる。
「近い」
「もう少し顔を見せて」
「見る必要はない」
「髪も整えたら、もっと似合いそう」
美咲の指先が、悠真の前髪へ触れる。
目元へかかっていた髪を横へ流し、額を少し見せる。
「こうしたら――」
美咲の言葉が止まった。
先ほどよりも大きく目を開き、悠真の顔を見つめている。
「何だ?」
「……似てる」
「誰に?」
「天宮レイくん」
悠真の身体が僅かに強張った。
美咲はその変化に気づかず、髪型を整え続ける。
「やっぱり、目元が似てるのかも」
「前髪を戻してくれ」
「もう少しだけ」
「一ノ瀬さん」
悠真が美咲の手首をつかんだ。
思ったより強く握ってしまった。
美咲の肩が跳ねる。
「……ごめん」
悠真はすぐに手を離した。
前髪を元へ戻す。
「もう着替える」
「あ、うん」
美咲は不安そうに眉を下げた。
「ごめんなさい。嫌だったよね」
「少しな」
「服も?」
「服は悪くない」
「それなら、何が……」
美咲が言葉を止める。
天宮レイに似ていると言ったこと。
前髪を上げ、人から顔が見えやすくなったこと。
どちらを嫌がったのか、彼女には分からないのだろう。
悠真は試着室へ戻ろうとした。
そのとき、近くを歩いていた二人組の女子が、悠真を見て足を止めた。
「ねえ、あの人、格好よくない?」
「モデルかな?」
小さな声だったが、悠真には聞こえた。
別の客も、悠真へ視線を向ける。
店員が笑顔で近づいてきた。
「お客様、とてもお似合いですよ」
次々に向けられる視線。
品定めをするような目。
期待に満ちた声。
悠真の呼吸が僅かに浅くなる。
――レイくん、こっちを向いて。
――笑って。
――その服、とても似合っているよ。
――みんなが君を見ている。
過去の声が、耳の奥に蘇った。
悠真は反射的に俯く。
「水瀬くん?」
美咲の声が近くで聞こえた。
「大丈夫?」
「ああ」
「大丈夫な顔じゃないよ」
美咲は悠真と周囲の客を見比べた。
そこで何かに気づいたらしい。
すぐに試着室のカーテンを開け、悠真の身体を隠すように前へ立った。
「着替えよう」
「一ノ瀬さん」
「もう、見てもらったから十分」
美咲は穏やかに笑った。
「私は似合ってるって分かったから、それでいいよ」
周囲の人間へ見せる必要はない。
そう言っているように聞こえた。
悠真は試着室へ入り、カーテンを閉めた。
◇
元の服へ着替えた悠真が出ると、美咲は先ほどのジャケットを持っていた。
「買うのか?」
「ううん」
「似合ってたんだろ?」
「似合ってたよ」
美咲はジャケットを見つめ、少し寂しそうに微笑んだ。
「でも、水瀬くんが苦しくなる服なら、いらない」
「服のせいじゃない」
「人に見られるのが嫌だった?」
悠真はすぐには答えなかった。
美咲も返事を急かさない。
「……苦手なんだ」
悠真は小さな声で答えた。
「注目されるのが」
「学校でも?」
「ああ」
「だから、目立たない服を選んでるの?」
「そうだ」
「成績も、運動も?」
美咲の問いに、悠真は黙った。
答えたくない。
それでも、以前のようにすべてを否定する気にはなれなかった。
「今は、そこまでしか話せない」
「うん」
美咲はすぐに頷いた。
「話してくれて、ありがとう」
「これだけでいいのか?」
「十分だよ」
美咲はジャケットを棚へ戻した。
代わりに、落ち着いた紺色のカーディガンを手に取る。
「これなら、どうかな?」
「さっきのものより地味だな」
「でも、今の服より少しだけ明るいよ」
濃い紺色で、大きな装飾もない。
目立つ服ではない。
けれど生地や形は良く、悠真にも似合いそうだった。
「水瀬くんが苦しくならない範囲で、少しだけ変えてみない?」
美咲は服を悠真の身体へ当てた。
「無理に格好よくしようとして、ごめんね」
「なぜ謝る?」
「私は見てみたいと思ったけど、水瀬くんの気持ちを考えてなかったから」
美咲は服の襟へ視線を落とした。
「誰かのためだと思うと、止まれなくなる。お母さんが言ってたとおりだね」
「俺も、最初に説明しなかった」
「言いたくなかったんでしょう?」
「ああ」
「それなら、仕方ないよ」
美咲は顔を上げ、柔らかく微笑んだ。
「これから、少しずつ教えてくれたらいいから」
「俺が嫌なことを?」
「うん。それから、水瀬くんが好きなことも」
「好きなことは、まだ唐揚げくらいだな」
「私の作った唐揚げね」
美咲は嬉しそうに目元を細めた。
「クリームシチューも好きになった?」
「ああ」
「それも私の作ったもの」
「そうだな」
「ハンバーグは?」
「悪くなかった」
「水瀬くんが作ったものだね」
「一ノ瀬さんと一緒に、だろ」
美咲の表情が止まった。
すぐに、その頬へ温かな笑みが広がる。
「うん。一緒に作ったハンバーグ」
「何だ?」
「水瀬くんから『一緒に』って言ってくれたから、嬉しくて」
美咲は紺色のカーディガンを胸元へ抱いた。
「この服も、一緒に選んだものにできる?」
「買うつもりなのか?」
「水瀬くんが嫌じゃなければ」
悠真はカーディガンを見る。
普段の服より、僅かに明るい。
それでも周囲の注目を集めるほどではない。
「試着だけする」
「うん」
「似合ったら、自分で買う」
「分かった」
美咲は嬉しそうにカーディガンを差し出した。
◇
二着目の服は、悠真にも違和感なく着られた。
美咲は試着室から出てきた悠真を見て、柔らかく笑った。
「似合ってるよ」
先ほどのように大きく反応はしない。
周囲に聞こえないよう、小さな声で伝えた。
「格好いい?」
悠真が尋ねる。
美咲は驚いたように目を丸くした。
「自分から聞くんだね」
「一ノ瀬さんにそう思われるか、確認するんだろ?」
悠真は、先ほど彼女が言ったことを覚えていた。
美咲の頬が、ゆっくり赤くなる。
「うん。格好いいよ」
照れながらも、真っすぐ悠真を見て答える。
「さっきの服も格好よかったけど、こっちのほうが好き」
「どうして?」
「今の水瀬くんに近い気がするから」
美咲は僅かに首を傾けた。
「無理をしてない水瀬くんが、一番格好いいと思う」
その言葉に、悠真の胸が温かくなる。
「なら、これにする」
「本当に?」
「ああ」
美咲の顔が明るくなった。
「今日から着てくれる?」
「学校には制服があるだろ」
「次の休日」
「気が向いたら」
「私と出かけるときに着てほしいな」
美咲は少し恥ずかしそうに言った。
「また出かけるつもりか?」
「嫌?」
「……嫌ではない」
「それなら、約束ね」
「行き先も決まってないのに?」
「今から考える」
美咲は嬉しそうに笑った。
◇
会計を終え、二人は店を出た。
カーディガンの入った袋は、悠真が持っている。
「ありがとう、水瀬くん」
「どうして一ノ瀬さんが礼を言う?」
「一緒に選ばせてくれたから」
「俺が買った服だぞ」
「それでも嬉しいの」
美咲は悠真の隣を歩きながら、何度も袋へ視線を向けた。
「次に一緒に出かけるとき、絶対に着てね」
「覚えてたらな」
「忘れたら、部屋まで取りに戻るから」
「一ノ瀬さんなら本当にやりそうだ」
「やるよ」
美咲は当然のように頷いた。
「だって、私が選んだ服を着た水瀬くんを、もう一度見たいから」
悠真は小さく息を吐いた。
けれど、その口元には僅かな笑みが浮かんでいた。
美咲がすぐに気づく。
「あ、今笑った」
「笑ってない」
「笑ったよ」
「気のせいだ」
「天宮レイくんに似てる笑顔」
その名前を聞いても、先ほどほど身体は強張らなかった。
「……そうか」
悠真が静かに答える。
美咲は驚いたように目を丸くした。
「今日は否定しないの?」
「似てるかどうかは、一ノ瀬さんが決めればいい」
「怒ってない?」
「ああ」
美咲は安心したように微笑んだ。
「それなら、もう少し見せて」
「それは断る」
「どうして?」
「周りに見られるだろ」
悠真が言うと、美咲は辺りを確認した。
それから、悠真へ半歩近づく。
周囲の人から隠すように、彼の横へぴったりと並んだ。
「これなら、私にしか見えないよ」
「近すぎる」
「嫌?」
美咲が顔を覗き込む。
悠真は少し考えたあと、視線を前へ戻した。
「嫌ではない」
美咲の頬が赤くなる。
それでも距離を取ろうとはしなかった。
二人は肩が触れそうな距離で、休日のショッピングモールを歩いていく。
周囲から見れば、仲のいい恋人同士にしか見えなかった。
けれど当人たちは、まだ互いを「大切な隣人」だと思おうとしていた。
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