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34話 ”メイド”それは秘密だらけである

俺こと転生者であるソラはサキとマナに連れて行かれた。いや連れて行ってもらった。


その前に俺は父親と母親を火葬した。なぜ火葬なのか?とサキとマナに聞かれた。


この世界では火葬より土葬が主流らしい。火葬もあるけどそんなにしないらしい。


俺が火葬にしたのはまだ日本人だった頃の感覚が残っていたのかもしれない。そして俺は手をあわせる。


これまでありがとうございました。両親にお礼をし俺たちは移動をする。俺は話題を振る。


「あの、あなたたちは何者ですか?」


「見てわからない?ガルトリア帝国の王宮に勤めているメイドさ」


「嘘ですよね?」


俺はサキさんの言葉を否定する。


「いやいや本当でだよ」


「なぜ王都の方で仕事をしている人がこんな辺境の地しかもなぜあんなに強いんですか?」


「見てたんだ。」


「はい。」


「おいー見習い君ちゃんと止めないと」


「え!すいません、、、」


ちなみにこの旅にはもう一人仲間がいる。メイド見習いのランさん。


俺が見たいと駄々をこねて見せてもらったわけでランさんからすれば完全にとばっちりである。


ちなみに旅はこの辺境の街から帝都に着くまで。だいたい一週間ぐらいかな。


元日本人の俺からすれば長いと感じてしまうがこれでも最近速くなったらしい。


これも英雄 ”ヨル グランド”のお陰らしい。一つ言いたいことがる。絶対転生者だ。


街道を整えたり普通は国がやる事なのに個人でやるとかラノベとか漫画とかである前世知識無双だ。


くそ、転生者が俺だけだったらもっと無双できたのに。と心の中で悪態をつきながら俺たちは最初の街につく。


「じゃ、私たち宿屋探してくるね」


といいサキさんとランさんはどっか行った。宿屋か、その間に俺たちは晩御飯を済ませることになった。


マナさんは露骨に嫌な顔をしている。この人多分子供が嫌いなんだな。なんでかは知らない。


でも前世の俺から見ればこの人は15歳ぐらいで子供なんだけど。まあ今は子供だからいいか


「それでどこでご飯を食べますか?」


「そうですね、、、あそこの酒屋でもいきましょうか」


え!俺未成年なんですけど。


「一応言っとくけど未成年でもお酒は飲んでいいんですよ。」


マナさんが言う。


「え、そうなんですか?」


「国としては飲まないのを勧めるくらいの対応です。なので別に飲んでも罰せられませんが今は飲まないようにしましょう。」


「わかりました!」


私は笑顔満点お顔で返事をするがそれがさらに気に入らなかったらしい。どう対応すればいいのか、、、


そして俺たちは酒場に入った。酒場の中での俺たちに対する視線はなんというか下衆な視線だ。


若い女と餓鬼。相手からすると格好の餌食である。そして予想通り一人がこちらにくる。


「おいおい姉ちゃんよ?こんな所にそんなガキと来るなんて、狙ってくれと言っているようなもんじゃねぇか?」


「グヘヘへへ」


周りの男たちもこちらを囲むように集まってくる。こう言うことに慣れているようだ。


マナさんは笑顔で対応する。


「すみません。机に行けないんですが、、、」


「無視してんじゃねえよ!」


最初の男が手をだす。しかしその瞬間男は壁まで吹き飛ばされる。


マスターはヒィイと言いながら机に座ったマナさんに対して接客対応をする。


「な、、、」


周りの男たちは呆気に取られている。


「お前、やってくれたな、、、」


吹き飛ばされた男が立ち上がる。


「やっちまえ!」


そう男が言った瞬間俺とマナさんに男たちが迫る。もちろんマナさんはそれを軽く撃退。俺は魔法で切り抜ける。


「な!このガキ、魔法を使いやがる!」


俺が予想したよりこの男たちの実力は低いようだ。これなら俺たちでなんとかできる。


そして喧嘩は決着がついた。俺はマナさんの隣のカウンター席に座り注文をする。


「えと、スライム炒めください。」


「は、はい!ただいま!」


といいマスターは高速で丁寧に調理をする。


ちなみに俺は最初この世界に来た時スライム料理を見て最初は手間取った。だって見た目が、、、


しかし重要なのは味ということに俺は気づいた。ということでこの酒場でももちろんスライム料理を頼む。


ちなみに俺のお気に入りはスライム炒め。これがマジで美味い。


みんなもこの世界に来たらこれを食べた方がいい。マジ美味。


「お待ちしました」ちなみにマナさんはこのスライム料理を見て少し顔が引きつっている。


スライム料理は好き嫌いが別れる料理だ。マナさんは嫌いなのだろう。


マナさんはコボルトの丸焼きを食べている。あ、皮とかはちゃんと剥いでいるよ?お肉を丸焼きね。


マナさんは食事に関しては結構ワイルドだということが今回わかった。


その後サキさんとランさんも合流し俺たちは宿屋へ向かった。俺はソファーで寝ることになった。


でもこれでもいい方だ。この世界の宿屋はベットが一つしかなく汚い。


その汚いベットにはサキさんが、マナさんとランさんは地面で寝ている。


一応寝袋に入って寝ているけどそれでも床も結構汚い。


なので俺は綺麗なソファーに寝させてもらえているだけで結構いい。


そして俺は少しメイドの秘密について聞いた。それは驚くべき内容ばかりだった。

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