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幕間 神話
まず、初めに「晴れ」と「曇り」と「雨」があった。
一年を通して過ごしやすい気候だった。
しかし、ある時からとても寒い日が稀にやってきた。
人々はその日を「冬」と呼んだ。
「雨」は「冬」の寒さによって氷として落ち、「雪」ができた。
「冬」が突如やってこなくなってから何ヶ月か経つと、とても蒸し暑い日がやってくるようになった。
人々はそれを「夏」と呼んだ。
それが何年も続くと、「冬」と「夏」は大きな括りとなり、間の丁度いい時を「春」と「秋」とした。
やがて、その意味が浸透し、「春」「夏」「秋」「冬」となった。
季節の神たちはそれぞれの季節を呼び、天気の神たちもそれぞれの天気を呼ぶようにしようということになった。
その国の長は金髪と黄金色の眼を天からもらい、長の家族から力を与えられるようになった。
もらったばかりの時はまだその髪と目の色で産まれてくる子孫は少なかった。
しかし、年月が経つに連れ、髪を染めることもできなくなった。
それを見た臣下たちはそれを『呪い』と呼んだ。
ある時、「冬」と「雪」は協定を結んだ。
それが大いなる力をもたらし、寒い日が増えた。
何十年何百年経つと、民の中で選ばれた人間がそれぞれの神の代わりになった。
何千年の時を経て世界には季節と天気ができたのである。




