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感動系

6歳の父へ『あさちゃんと、約束の空』

最終エピソード掲載日:2026/02/24
2026年2月。弁護士・松山麻子(35)は、ついに一人の男の無罪を勝ち取った。それは、30年という長い年月をかけた、彼女自身の「闘い」の終結でもあった。
法廷を出た麻子が向かったのは、かつて父・寛が収監されていた刑務所の高い塀の前。冷たいコンクリートを見上げる彼女の脳裏には、ある温かな記憶が蘇る。
帰宅後、6歳の娘・ひかりから「おじいちゃんってどんな人だったの?」と無邪気に問われた麻子は、封印していた少女時代の記憶を静かに語り始める。
1997年。6歳の麻子にとって、父・寛は世界で一番優しい親友だった。寛は知的障害があり、知能は娘と同じ6歳程度。貧しい生活ではあったが、二人は手を取り合い、季節の花を愛で、笑い合って暮らしていた。
しかし、その平穏は一瞬で崩れ去る。近隣で起きた幼児殺害事件。たまたま現場に居合わせ、状況を正しく説明できなかった寛は、捜査機関の誘導に飲み込まれ、容疑者として連行されてしまう。
「あさちゃん、すぐ帰るからね」
その約束は果たされることなく、わずか2ヶ月後の裁判。世間の冷たい視線と不十分な証拠の中、純粋すぎる父に下されたのは、あまりにも残酷な**「死刑判決」**だった。
これは、奪われた父の尊厳を取り戻すため、30年かけて光を追い続けた娘と、彼女の中に生き続ける「6歳の父」の愛の物語。
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