砂糖
とっても久しぶりに書くので違和感、誤字脱字あったらすみません!
「ドレスはもちろんオーダーメイドするとして、雪音は肌の色と俺の瞳に合わせて白く少し青みがかったドレスが似合いそうだな。裾に向かって少し黒を入れても良さそう、大前提として雪音には何色でも合うと思うけどね」
告白に対しての返事もまだしてないというのに、勝手に話を進めるてウィル。
返事はまだいらないと言われたけど、ウエディングドレスって結婚どころか付き合ってもないのに早すぎる話。
「式はやっぱり2回しよう。1回は俺と2人だけ、2回目は仕方ないからお披露目しないとね。本当はそんな可愛い姿をした雪音をみんなに見せたくはないけど、こればっかりは仕方ない。」
後ろを振り返ってみると、目を細め口元はだらしなく緩みながらも、ずっと私の体に抱きついてる腕は熱を帯び逃げられないよう痛くない程度に力が込められている。
「ねぇ、雪音。早く俺の事だけ見てね?」
1人で話してる最中、私の髪を耳にかけ撫でるようにその綺麗な指を滑らせていた。そのまま耳元で、誰にも聞かれないように、私だけに聞かせるように、低く砂糖をドロドロに溶かしたような甘さのある声色でそう言った。
「ほら、明日は8時には迎えに行くらね。その前に軽食用意させるから食べなね」
触られている感覚とその甘ったるい声に心地良さを覚え始めていることは私は気付かない、いや、気付かれないようすぐ話を変えられた。
ただ私の心臓は臨機応変に対応はできなかった。
ウィルや少し離れた所にいるモニカにまで聞こえてしまうのではないのかというくらい、ドキドキしていた。
「わかっ、た」
自分でも聞き取れないくらいの、掠れた小さな声で返事をするのがやっとだった。
「ふふ、いい子だね。今日もお疲れ様、そしておやすみ。俺のお姫様」
「う、ん。おやすみなさい」
私の返事を聞いて満足したのか、惜しげも無くすんなりと離れた。
モニカに何かを伝えて、部屋から出る前に1度私に手を振ってカタンとドアを閉めた。




