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誕生の微意は裏返し 愛と詠が変わった とある日
4月7日
気になるから 水晶を磨いた
水晶の中に写った私の顔は死んでいた
たぶん もう戻ることはない
貴方はずいぶん遠くへ行ってしまった
5月7日
いつも鋭い観察眼を持っている
誰もが見逃してしまうものを
誰もが取りこぼしてしまうものを
全て拾っていくのだ
5月13日
山に霧がかかっていて 下からは頂上が見えなかった
だが、遠くから見たそれは とても綺麗だった
登山者が到底のぼりきれないと、悪態をついている
その姿は容易に想像できた
ただ、遠くから見たそれは とても綺麗だったのだ
5月23日
精神安定剤を飲んだ
私は貴女の精神安定剤になり得ないのに
6月19日
低音が心臓に響いて
張り裂けそうで死ぬかと思った
貴女には到底たどり着けない
6月21日
気になるから 水晶を磨いた
水晶の中に映った僕の顔は笑っていた
予言なんてできなかった
貴方の隣はいつでも 知らないことの発見ばかり
明日は平凡な日だろうか
明日は何もない真っ暗な日だろうか
生と死は繋がっている。
君は誕生の日に死を告知した。
私もそうありたい。




