〇〇少年? 〇〇少年少女?
「〇〇少女がOKなら、〇〇少年もありよね?」
姉の真理亜は良い所に気がついた。
「男女混合で男女混浴にすると〇〇少年少女よね。若しくは〇〇男女混浴よね。」
姉は改めて少年バージョンと少年少女の混合バージョンを模索する。
「問題は、愛は成立するのか? お友達を優先するのかね。」
「それではテイク1です。」
良く出来た妹の楓が助監督である。
「好きだ。真理亜ちゃん。」
姉がへのへのもへじ少年に愛を告白されている。
「ごめんなさい。」
「どうして!? 他に好きな人でもいるの!?」
「違うわ。あなたを彼氏にしてしまうと、友達が一人減ってしまうの! そんなのはダメよ! ダメなのよ!」
「え・・・・・・。」
姉が少年をフル理由。それは友達の数が減ってしまうからだった。
「なんじゃ!? そりゃ!?」
思わず姉でも観客でもツッコミたいほどの下らない理由だった。
「そのうち〇〇少年、〇〇少年少女が実装される日がやって来る日も来るでしょう。登場人物が少女だけは男ファン向け。少年だけは女ファン向け。分かりやすい例えはアイドルモノが当てはまります。男女混合は恋愛要素もあり、一般大衆向け作品だと連想されます。一番のベストはメイドか学校の制服を着た少年少女に機関銃やバズーカ砲を持たせて戦わせる「観これ」方式で、その登場人物にアイドル活動もやらせることです。アハッ!」
現代のアニメファンは、上記のようなシチュエーションを好む傾向にある。そこに売上があるので同じような作品ばかりになっている。多様化でメガヒット作品がなくなり、一部のコアなファン向けのプチヒットを狙う製作アニメなどが増えた。
「これも調整です。失礼します。ペコリ。」
礼儀正しい妹の楓であった。
つづく。




