お友達ってなんですか?
「え? お友達。お友達ってなんですか?」
邪な少女クリアは入院した。
「ええー!? 記憶喪失!?」
「はい、以前の記憶がないんです。」
なんと邪な少女は記憶喪失少女になっていた。
「邪な時の記憶がないってことは良いことよ。」
「そうそう。新しい自分で新しい人生を歩めるもんね。」
「おめでとう!」
一緒にお見舞いに来た魔法少女アリアやコンビニオーナー少女のウリア、いいね少女のエリアたちが前向きな意見を述べる。
「ダメー! ダメよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
その時姉の真理亜がキレた。
「記憶喪失ってことは、私と友達だったってことも忘れたってことでしょ!? そんなのはダメー! 私とクリアちゃんはお友達なんだから! 私のことを忘れたなんて、イヤ!」
姉は自己中心的なお友達思想の持ち主であった。
「お姉ちゃん、駄々をこねない。」
「イヤイアイヤイヤ! ダメダメダメダメ!」
「こんな騒がしい姉で申し訳ありません。」
姉の代わりに頭を下げる妹の楓。
「よくできた妹さんだ!?」
〇〇少女たちは楓に感心する。
「あの・・・・・・今から友達になればいいんじゃないかな? アハッ!」
記憶喪失少女のクリアが姉に優しく笑顔で提案する。
「それは名案だ!」
姉も納得する。
「いいの? 私なんかと友達になってくれるの?」
「うん。いいよ。だって真理亜ちゃんが記憶を失う前の私のことを大好きだったんだなっていうのが伝わってきたから。だから私も真理亜ちゃんの友達になりたいなって思ったの。アハッ!」
記憶喪失少女は覚えていない。記憶を失う前は敵味方で戦っていたことを。
「ありがとう! クリアちゃん! 私たちは未来永劫お友達だよ! アハッ!」
「うん。私たちはお友達だよ。」
こうして姉と記憶喪失少女は友達になった。
「でも、ここまで話の中心になってきた「お友達」ってなんなんだろう?」
〇〇少女たちは、お友達の不思議にたどり着いた。
「白いご飯のふりかけみたいなものなんじゃない?」
姉曰く、お友達はご飯のお供らしい。
「それならお菓子のおまけもお友達よね。」
「街頭配布のティッシュペーパーの紙とビーニル袋みたいな関係じゃない?」
「なんだろう? お友達・・・・・・お金の匂いがしてきた! 〇〇少女コンビニで独占販売だ! ウッシッシー!」
邪な〇〇少女たち。
「こんな汚れた少女ばかりでごめんなさい。ペコッ。」
妹は〇〇少女たちに代わり頭を下げる。
「良く出来た妹さんだ!?」
妹に感心する〇〇少女たち。
「見たか! 楓は私の妹よ! キャッハー! アハッ!」
姉の自慢の妹である。
つづく。




