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「一体エルヴァは何をやらかしたんだッ!!」
父の様子に王都から送られてきた書状に何を書かれていたかは想像容易く、時期的にもそろそろだとある程度覚悟もしていた。
そうならないようにエルヴァにも言って聞かせていたのに何の意味もなかったなんて。
「エルヴァは今どうして、」
「知らんッ」
僕の言葉を遮るようにして父の怒声が響く。
こうなった以上没落は間違いないだろうし、なるようになるしかない。
だけどエルヴァのことだけが気にかかる。
アカデミーに入学して以降何度も手紙でやり取りしていたし、休暇で家に戻れば何か困ったことはないかしつこいほどに聞いた。
その度に「お兄ちゃんが心配するようなことは何もないよ。」と言っていたのに。
「とりあえず私は今から直接陛下と話をしてくる、ハインツお前も来い!」
「は、はい!」
急ぎ支度をして僕たちは王都へと向かった。




