第一歩 とりあえず
すべてにおいて才能がなく、努力をしてもせいぜい平均こえるかこえないか。失敗してばかりだった。
そんな自分にあきあきしていた。浮いてるきがした。(物理的にじゃないよ?)
そこで思いついた「死んだら転生できんじゃね?」と、早速死んでみることにした。親も死んでまわりの友人はいない、職場は自分はほかの人の可能性を奪ってしまっていると思い、辞めてしまった。今振り返ってもすべてが黒歴史である。
どう死ぬか、なるべく人に迷惑はかけたくないということで、海外で死ぬことにした。全財産に近い渡航費をはたいていってやった。飛行機の中でどう死のうか考えていたら、着く途中で窓から山が見えたので、そこの近くの崖から落ちて死のうと考えた。
着いた、だいぶ北にした。ターミナルからでれば当然言語は通じなかった。山まで歩くことにした。市街地を通り抜けた先で…。
「えっ…」
お腹が熱い 汗も止まらない 耳もキーンとする・・・
男が向けた銃口からは煙が出ていた。
金品目的で襲われたらしくカバンの中やポケットの中を漁られた当然全財産に近い渡航費を払ったため金が全然ないそれに対して腹をたてたのかもう一発撃たれた痛かった。
だんだん意識が薄れていく……
『自殺は勇気が出せずできなかっただろう』
それと「異世界にいけるかも」と。
目を開けたら草原が広がっていた。ここはどこだろうと思う前に転生した嬉しさに走り叫んだ。走り疲れたあとに、「なんかないのか?」と、女神や天使があーだこーだでスキルが貰えるとか…?
そんなものはなかった。とりあえず人気があるとこまで歩くことにした。
途中で見たことのない動物を見た、見つからないように避けて歩いた。まだ自分の実力がわからないからね。とりあえずそこらへんにある石を投げてみたが地球にいたときと変わらない、走っていた速度も…。
人の声が聞こえた、
その場所に走って行く
どきどきが止まらない。
丘を越えた。
「街だ。」
かなりでかい、大きな街だ。早速どんな人がいるのか街に入った。
「ん?」
なにをいってるのかわからない。何語だ?言葉がわからない。想像していたのと違う。
「まさか言語がつうじないなんて…。」