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アナタの寝言が好きなので(歳の差薔薇。年上×年下。菓子職人×元塾講師。トーリー×颯太)
「……──」
「トーリーさん……ダメだ、寝てる」
トーリーさんは、よくソファーで寝落ちする。
軽くゆすっても起きないときは、もう諦めてブランケットをかける。
小柄な僕じゃ、背の高いトーリーさんは運べないから。
それに。
「……ん、そうたさん……」
僕の名前を呼んで、へらりと笑う。
そんな倖せそうな寝顔を見せられて(しかもそれが、自分の出てる夢とわかる寝言付きで!)起こせるはずもない。
しばらくは、倖せな夢の中に居てもらうことにする。
「起きたら、現実の僕にもかまって下さいね」
なんて。
起きているときには絶対言えないけど。
こっそり頬に口付けを落として、僕もフフッと微笑んだ。
END.




