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私のことで喜ぶ君が、きっと何より尊くて(同棲社会人百合。真顔系クール女子×ダイナマイトマッスルボディ高身長女子)
家に帰ると、恋人がソファーの上で三角座りしていた。
「仕事でミスしちゃった……」
大きな身体を縮こませ、伽羅がしょんぼりしている。
「ドンマイ。まあ、これ食え」
「え、好き。ありがと」
飴一つで「好き」を貰ってしまった。元気出た……ってほどでもなさそう。
「そっちはどうだった?」
「あー、昼休みに新曲フルコン出来た」
私たちが好きなソシャゲの音ゲー。こたびの新曲は、鬼ムズかった。ここ数日の修行の成果が出て嬉しい。いや、落ち込んでる奴にする報告じゃなかったか。
しかし。
「! マ?」
そんな私の報告に、
「すっごいじゃん! おめでとう!」
伽羅は目を輝かせ、そう言った。
ぱぁぁぁ、と顔一杯に笑みが広がる。
青ざめて見えた頬は朱く染まり、下がった口角も元気に上がる。
「何かこっちまで嬉しい。やったね」
さっきまでしょげてたとは思えない、いい笑顔だった。
「……へへっ、やったぜ」
私のことで、伽羅が元気になった。そのことが、本当にたまらなく。
「今日はお祝いにアイス食おう」
「いいねぇ。ピノ開けよーぜ」
END.




