第二十二話 今後のためにさらなるスキルアップに励む冒険者たちは嫌いですか?
前回のあらすじ
不本意だが、魔法習得後は街の外の魔獣討伐をすることに。
「着いたよ。ここが支援系魔導書の棚たちだ。」
「こんなにたくさんの種類があるんですか!!?
ここだけで、小さい書店なら全部本が入りそうですよ!?」
大体3センチくらいの厚さの魔導書たちが、ざっと5000冊くらいある、、。
1つの魔法で、9冊魔導書があるって考えたら、550魔法!?
え、この中から今私が覚えるべき魔導書探すの無理だわ。
やっぱ当初の予定通り、ムツミさんに頼ろう。
「ムツミさん。私どの魔法覚えたら良いでしょうかね。」
「ちなみに今持ってる、支援魔法は何がある?」
「ええと、肉体強化、魔力強化、魔法圧強化です。」
(ザ、ワールド!!)
ちなみに、支援魔法は大きく分けると今あげた3つの強化だ。
さらに分けると肉体強化は部位ごとに強化魔法が分かれてるし、さらに筋力を強化するのか、ただ単に怪我をしにくい肉体にアーマーを貼るような強化をするのかの2パターンがある。
魔力強化は、属性や剣や弓や盾、
魔法圧強化も属性や圧の高い低いで分かれている。
大きな括りの肉体強化。という魔法だけ覚えてても全体がちょこっとだけ強くなるだけなので、みんなパートナーに合わせて覚える魔法を決める。
長い説明お疲れ私。
(時動き出す)
「大きな括りの3つを覚えてるなら、今度は細かいところを覚えていこうか。
パートナーさんはどんな魔法を、?」
「今まで見たことあるのは、火と水の弓での攻撃魔法ですね。
あと一応毒の弓矢もあるみたいです。みなことないのですが、、」
一度見てみたいな。今度頼んでみよう。
「じゃあ、ミカコは水属性と火属性、魔法圧上げるのと、圧の少量の調節。
どの組み合わせが一番汎用性があると思う?」
急に下の名前で呼ばれるとびっくりするな、、
嬉しいけど!
「火属性、魔法圧少量調整、ですかね、。火の圧を調整して、少量の火で気づかれないように暗殺してほしいです。」
「そういう使い方もあるね。
でももっと良い使い方もあるんだ。
私も最近図書館に来るようになった冒険者さんから聞いたんだけど、水属性の魔法で、魔法圧の少量調整支援をもらって弓で打つと、通常の威力の3.5倍になるんだ。
少ない魔力を調整していく支援魔法で、
狙撃系統の水魔法を支援すると、ちょっとの水でも強化されて、分厚い鉄板でも貫通できるようになるらしいんだ。」
ごめんなさいムツミさん。
最初に出てきた、最近図書館に来るようになった冒険者さんのことが気になって話が進まない、、。
もしかして仲良いのかな?
私より?
毎日夕方欠かさずきてる私より仲良い人がいるのかな、、?
私は、、独占欲が強いな。
「では私は水属性の魔力強化と、少量の魔法圧調整の魔導書を借りることにします。でもMP使い果たしてしまったので、水属性の方だけ4冊借りていきますね」
「ミカコは覚えるペースが早くて尊敬するよ。勉強熱心なんだね。」
褒めてもらってすごく嬉しいけど、でも私魔王になる予定の魔族なんだよなって気持ちで、なんか申し訳なくなってくる。
「味方の支援も大事なことだと母から教わったので!頑張ります!」
「そっか。またきてね!」
帰宅。
早速自室で入門編を読み始めた。
途中ハル姉とご飯を食べたり、風呂に入ったりして、入門編が読み終わったのは夜10時。
明日は初級中級の2冊は速読で読んで、上級を読みながらハル姉に応用編2を教えよう。
なんか忙しいな。
でもこんなに急ぐのには訳がある、。
「はやくケータイが欲しい!
ムツミさんとLIN○とかしたい!」
私もすっかり現代っ子。
スマホ依存症から8年間。
よく耐えたと思うよ、、。
そして翌日。
ハル姉に応用編を教えてるのだが、、。
「良いですか?創造魔法を使うときのイメージは、原子同士がくっついて分子になるイメージで、砂と砂とか、そこら辺と草とかをくっつけて物体を変化させていくイメージです!」
「げんし?ぶんし?」
「そこで突っかかりますか、、」
たしかに自分の年齢を数えられない人に理科の勉強は難しいか、、
「ぶったいをへんか、、、?」
「そこは普通の日本語でしょう!!?」
ハル姉実はバカキャラなのか?
いや、冒険者やってるから学校行ってないもんな、、しょうがない、。
1時間後。
原子、分子というものを簡単に説明して、そこら辺の砂や雑草などを粘土だと考えて、それでこねて変形させていくイメージで、銃を作るところまで行った。
「余談ですが、火とか土を無から少量創造するのがメインの、創造魔法ですが、空気中には水分がいっぱいあるので、それをかき集めて水を大量生成することもできます。」
「そんなこともできるのね!
創造魔法って汎用性高いわね、、
私も少しやってみたいわ!」
そういうので少しやり方を説明してみた。
「じゃあいくわよ!」
、、、、。
「あれ?できてない、わね。」
と言い、ハル姉が力を抜いた時。
「パシャン!」
私の頭上から水風船が割れたような音とともに水が降ってきた。
「成功ですね。ただ、生成する位置に気をつけましょうね。
クシュン」
「ごめん!今タオル持ってくるから!」
春音は真面目なんだけど、地力が低いんだよな。
生成する位置までイメージしないと、変な場所に生成されちゃうのは話の流れ的にわかんないかな、?
まぁこういう天然なとこもパートナーとして見てて面白いから全然許すが。
さらに2時間後。
「では私があそこに生成した的を撃ち抜いてみたください。」
私がそういうと、無言で構えて打った。
「見事命中しました。
まだ150メートルくらいですが、でもあの的の小ささで当たれば実戦でも使えますね!
では今日はここまでにして帰りましょうか。」
「了解。」
「名探偵○ナン好きなんですねわかります。」
「なんなら赤井秀○さんに憧れて銃を持つ提案をしたまであるわ!」
そう笑いながら自慢げに答えるハル姉は今日一で満足げな顔だった。
そして、帰りにいつも通り図書館に寄り、水属性の応用編以降は飛ばして、今度は魔法圧の少量調整の魔導書を4冊借りた。
そしてハル姉は遠隔爆発系の上級編を借りていた。
そうか、銃が作れて遠隔爆発系も使える、、
「春音さん。明日は少し実験をしましょう。楽しみにしててください!」
「なんかあなたが一番楽しみそうにしてるわよ?」
明日はあの有名な武器、、
グレネードランチャーを作ろう!!
あとがき
今回はミカコと春音の会話を多くしたかったんだが、あんまり多くならなかったね。
次回もミカコと春音の時間だから、もっといろんな会話をしてるところを見て欲しいな!
そして現実世界の僕は、
子供の頃苦手だったレバーを大人になった今なら食べれると思い込み買い物でレバーを買い、案の定食べ切ることができず、ずっと机の上に置いてあります。
どうしようこの肝臓、、
ではまた次回。




