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〈2・1〉 感覚共有的か、自閉的か
わたしは、女性に次のようなことをよく尋ねる。
「女性って、誰かと精神的につながっているという実感がないと生きていけないよね?」
すると、たいていは「そのとおり。」という返事が返ってくる。これに対して、
「男性は、孤独でも生きていける人が多いんだよ。」
という話をすると、女性はビックリした顔をする。
もちろん、感覚共有的な男性もいるし、自閉的な女性もいるので、あくまでも全体の傾向がそうなっているというだけのことである。ここで言っている感覚共有とは、相手が感じたこと思ったことに共感すること、または、自分の感性や思考に共感してもらいたいという欲求のことを指している。感覚共有性は、ひとつの集団の精神を統合するうえで重要な役割を果たすので、この点でも社会の精神構造の基礎を作り上げているのは女性たちだということがわかる。これをもとに男性たちは論理的思考を用いて、宗教や道徳概念の基礎をつくったり、法律をつくったりしている。




