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プロローグ
ープロローグー
「もし僕の愛しのイヴ君は喋れるようになったら、最初に何を話したいんだい?」
『あなたへの罵詈雑言をありったけ』
「僕への愛の告白をしたいんだね。分かるよ」
『本当に死んで欲しい』
「でも、最初に発する言葉はよく考えたほうがいいよ。僕への告白はいつでもいいから。いつまでも待ってるから」
『キリスはまず、人の話をよく読んでほしい』
「大丈夫。僕とイヴ君はツーカーの仲だから読まずとも分かるよ」
『さっきまでの流れで通じ合ってると思っているなら、目の病院に行ったほうがいい。……それはそうと、最初に言う言葉は実は決まってる』
「そうなんだ。何を言う予定なの? やっぱり、僕へのラブのカミングアウト?」
『内緒……』
「ふうん。じゃあ、イヴ君が喋れるようになったら、教えてもらうよ」
『うん、楽しみにしてるといい……。あなたに言いたい暴言ならいくらでもあるから』
「僕へのプラスな言葉はないんだね……。まぁ、楽しみにしてるよ」
『うん、待ってて……』




