転生者と転移者(ミチル視点)
総合評価500ptありがとうございます‼今回もミチルちゃん視点です。ぶっちゃけノリと勢いで書いたので、多分おかしな点があることでしょうが…生温かい目で流してやってください。
リアルが忙しいのは?って?暇を見つけかつ、出来たら投稿しますとも。
「それで…ミチルさんはあんな森の中で何をしていたんですか?武器も持たずに1人で…」
き、来た…‼どうしよう…?えっとえっと…
「えー…と、その…き、気がついたらあそこに居て…ですね…そのー、それまでの記憶が…なくてですね。名前は覚えてるんですけど…それで迷っていたところをあの狼に襲われまして…皆さんに助けられた次第です。はい。」
これじゃ流石に怪しい…か?いやでもあながち間違ってはないしなぁ。
「なるほど…それは大変でしたね。…記憶が無いってことは行く宛も無いんじゃないですか?良ければ家に居てくださっても全然良いですけど。」
通った⁉もしかしてこの子…チョロイン?もしかして…神様が言ってた保護者(仮)ってリンちゃんのこと⁉話は通しておくって言ってたし、甘えちゃってもいいのかな…?
「え、良いんですか…?迷惑とかじゃ…」「ないです。」
ず、ずいぶん食い気味にきた。おーん…また気まずい無言が…何を話していいかなんてわかんないしなぁ。
そんな葛藤を抱いていると、ノックをする音が聞こえてきた。お茶の準備が出来たのかな?
「失礼します。紅茶の準備が出来ましたのでお持ちいたしました。おかわりも用意してあるのでいつでも言ってください。」
「ありがとう。リーデ。」
「それではごゆっくり。」
おお。流れるようなやり取りだ…!カッコいい…!それにしても紅茶か。私あんまり紅茶って飲んだこと無いんだけど、せっかくだし飲んでみよう。
「あ、美味しい…!」
「そうですか。ミチルさんのお口に合ったようで良かったです。さて…下手に気を遣うのは疲れるので本題、いっちゃってもいいですか?」
さっきまでの話は本題じゃなかったの⁉
「本題…ですか?」
一体何を言われるんだろ。あ、もしかして…私の素性と言うか、目的みたいなものを調べようとしている…⁉もしや私今、警戒されている…⁉
「はい。本題です。確認したいんですけど、ミチルさんは転・移・者・…ですよね?」
「⁉」
ふぁ⁉転移者⁉なんでそんなワードが出てきたの…⁉
「ああ。心配しないでください。私も転・生・者・なので…境遇は似たようなものですよ。」
ええ⁉まさかのカミングアウトぉ⁉ままま、待って?追いつかないって!あ、いやでも、確かにそれなら転移者なんて言葉が出てくるのも納得だけど…どう返せば良いんだよぉ…
「え…リンちゃん…も転生者なの?その…私も転移者…なんだけど…それがどうしたの?」
「いや、そっちはあんまり重要ではないんですよ。個人的に。聞きたいのは胡散臭い神にあの森に送られたのかってことです。」
リンちゃんも合ったことあるのかな、あの神様に。
「うん。話をしていたんだけど、忙しいからって急に落とされちゃって…その…私、あんまり殺伐としたものは苦手だから私を保護してくれるような人もつけて欲しいってお願いしてたんだけど…」
それを聞いた途端にリンちゃんはちょっとうつむいちゃった。何かマズイこと言ったのかな?と思ったけど、どうやらちょっと独り言言ってるみたい。
「うん。あの神一発殴っておけばよかったかな…」
それは不敬なのでは…⁉駄目だよ⁉
「ま、それは置いといて。よくもまぁ咄嗟に記憶が〜ってやつを思いつきましたね、ミチルさん。」
「あ、えっと…これが一番違和感ないテンプレかなって思って。あと、私のことわざわざミチル”さん”なんて畏まった呼び方しなくても…大丈夫…だよ。女の子の友達が出来たのは嬉しいし。あ、友達なんて言いすぎだよね⁉ごめんね⁉」
調子に乗ってつい余計なこと言ってしまったぁ…嘘、私の友達のハードル低すぎ…?
「お友達…良いんですか?私で?前世男だったんですけど。」
ん?今なんて…?男…?O・TO・KO?
「うん!その…よろしく…って、え?男?それ…本当?」
「はい。今はこーんな美少女やってますけど。一般男子でした。」
「ええ⁉全然見えない…」
月まで吹っ飛びそうな衝撃…‼
振る舞いも明らかにそれっぽいのに…⁉異世界マジックってやつ?怖―。ああ、でも…やっぱり顔面偏差値高すぎ…テレ顔やば…尊死案件…だよ…
「大丈夫。ミチルちゃんも可愛い部類に入るよ。」
ハウアッ⁉突然のイケメン発言だ…と?さっきまでのテレ顔はどうしたっていうんだぁ!スッと慈愛の塊のようなイケメンな顔してさらっと…い、威力が高すぎるッ‼このままじゃ私…尊死しちゃうよ!狼とは別の命の危機に直面しているよ…‼
「おうふ…美少女の褒め言葉の破壊力…すご…あ、そういえば…私が何やってたとか聞かないの?その…私が悪い人間かもしれないよ?」
「まぁ。その人が過去に何やってたか、なんてぶっちゃけ興味無いっすね。黒い噂とかある人ならまだしも…自称悪い人間は悪ぶりたいだけのいい人じゃないです?とりあえず、ファンタジー好きな一般JKなのが分かってれば十分。あと、自称悪いやつが悪いやつであった試しが無いですしね。」
一般JK…ふふっ。ホントにそんなこと言う人が居たんだね。…私は、昔からレッテルを貼られて生きてきたけど、辛かったな。どこへ行ってもレッテルのせいで悪人だって決めつけられて…さ。まぁでも、リンちゃんがそれを追求しないのは考えなくても当然のことなんだよね。だって、私たちは初対面だし…知ってるわけないんだもん。でも、過去に興味ないって言葉…酷いように聞こえるようで私にはありがたい言葉だな。今まで会った人は基本的にありもしない虚実の私しか見なかったから…
「ふふっ。あはははは!」
リンちゃんがなにか百面相してる…なんか…どうでも良くなっちゃったな!ウジウジ悩んでいたのが馬鹿みたい。でもきっと、ありのままの今の私を見てくれるような、そんな言葉が私は欲しかったんだ…ここには私のレッテルを知る人も居ない訳だし、頑張ってみよう!私自身を見てもらえるようになるためにも…!
「ごめんね…その…リンちゃんが百面相しているのが面白くなっちゃって。さっき私を助けてくれた時とは全然違ったから…その落差も相まって急に笑えてきちゃって!」
「そんなに私表情変わってましたか⁉…まぁ、ミチルちゃんが明るくなれたっぽいなら万事OKですけども。」
優しいな、リンちゃんは。多分私がトラウマのような過去を持っていることなんて知らないから、狼に襲われた私を気遣ってのことなんだろうけど…それでも、嬉しいものなんだなぁ。
レッテルの件は皆さんの想像におまかせで。この回は途中の男⁉の下りがやりたかっただけですwちなみにですね。当初はこんなに伸ばす気なかったんスよ。4話くらいで終えて、あとはミチルちゃんを連れての日常パートやろうと思っていたんですけどね。次回は…日就パートでは無いですね。お互いの今後を話し合う…みたいな感じです。ではm(_ _)m




