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ライムちゃんは本当にただのスライムですか・・・?

3日ぶりです。総合評価が300pt越えててビビりましたよ…(´·ω·`)

こうしてのんびり書くのが性に合ってますわ。

はい。ガマガエルオジサンに再び絡まれるというハプニングも乗り切った私です。

あのガマガエルオジサン。えーと…何でしたっけ?…そうそう。ガエル・クーズだ―ネでしたね。に絡まれてもう大変でしたよ。おかげで事情聴取のために少し拘束されたりと…何なんですかね。直接的にだけでなく、関節的にも被害をだすとかどんな疫病神ですかって話ですよ!(#・∀・)


ま、そこは置いておいて…今日の本来の目的は依頼という体でライムちゃんがどれだけ戦えるのかを確認することですからね。確かにさっきライムちゃんは明らかにやる気満々でしたが…あそこでライムちゃんから手をだすわけにはいきませんでしたし、何よりあのオジサンの前にライムちゃんやリーデを立たせたくなかったですし…最良…かは置いておいてもあの対応で問題はなかったかなと思いますね。


さあ、やって来ましたよ!初心者向けダンジョン!ここのダンジョンは全10階層からなっているダンジョンで、二階層ごとに地形や出現する魔物の種類も変わるような所謂チュートリアルになっています。しかし、流石にダンジョンですので、初めこそF〜Eランクの魔物が多いのですが深層である7層以降は普通にDランクの魔物も登場してきます。なんなら5階層と10階層はボスの階層です。


普通のダンジョンはそこまで激しい地形の変化があるダンジョンはそう多くはないそうですが…ここのダンジョンは本当にチュートリアルのために作られたのではってくらいに親切設計してます。例えば、最初は宝箱の前に罠があったり、隠し通路があったり…下に行くと段々と応用的な知識が必要になったり…とダンジョンの経験を積むにはもってこいなんですよ!さらに親切なのは、宝箱は入るたびに復活、フロアの構造は変わらず、〈徘徊者(ランダムエンカ)〉もいないんですよね。


徘徊者(ランダムエンカ)って言うのはまぁ…アレです。そのままです。その階層にはそぐわない強さを持っておきながら、一定の場所に留まらずフロアをウロウロしているやべぇやつです…会ったら即逃げ安定の敵です。それがいないのも初心者向けと言われる要因ですね。そんなダンジョンでスレッジオークを狩りに8層行きますよ〜。1〜4層はライムちゃんの実力を見るために程々に戦いつつ行きます。


ダンジョンを歩いているとゴブリンが3体出てきました。ライムちゃんのやる気がすごいですね…

「ライムちゃん。気をつけてくださいね!無理はしちゃ駄目ですよ!」


分かってるというように跳ねてから素早い動きでゴブリンを翻弄して、追いつけなくなった時に〈ウィンドカッター〉で一気に仕留めに掛かるライムちゃん。なるほど。ゴブリン3体くらいなら分裂せずともすぐに倒せるんですね…え、強。ただのスライムだと無策で突っ込んで死んでしまう可能性もあるのですけど、ライムちゃんの賢さはかなりのモノみたいですね。


あ、ライムちゃん。素材は食べても食べなくても大丈夫だよ。どうせダンジョンに吸収されて跡形もなく消えるからね。もちろん人だろうがなんだろうが関係なく。


そうして順調に階層を下りていく私達…ここまでリーデと私はほとんど空気でした…思っていた以上にライムちゃんが強いんですもの。しかし油断は大敵…常に戦闘準備は整えておかねばですからね。罠はありますけど、位置自体は既に割れているので今回はそのルート避けて最短ルートを通っています。先駆者様々ですね。ありがとうございます、名前も知らない先駆者の人たち。


さて、気づけばもう5層は目前です。ライムちゃんはEランクの魔物程度ならば難なく倒すことが出来ると分かったのでここからは私達の番ですね!腕が鳴ります。ボス部屋の扉を開けると、ボスが鎮座しています。

〈鑑定〉!


【種族】バーストエイプ

【レベル】20

【HP】578/578

【MP】10/10

【スキル】

・身体強化Lv.3・剛腕Lv.3・震撼Lv.1


【エクレシアのダンジョン】5階層ボス。腕力だけが自慢。知能は低いが力は強く、舐めて掛かると普通に死ぬ。また、感覚がかなり優れている。


なかなかの強敵ですよ。これは。というわけで行きましょうか、リーd…ちょ、ちょっと待って!ライムちゃん⁉危ないよ⁉


「リーデ!ライムちゃんをお願い!私はあっちの相手をするから!」

「はい!お任せください!」


…わたしたちはどうも、完全にライムちゃんも侮っていたようで…何故かは知りませんけど…スキルの使い方が上手ですね?


ライムちゃんが分裂して高速でボスの回りをグルグル周って翻弄して…距離も取ったり近づいたりして余裕がある時に魔法でじわじわ削ってますね。ポ○モンみたいな戦い方してる…しかもそれで何も出来なくなるって…ええ?私もリーデもすぐに片付ける気でいたのに…ほら、リーデも今唖然としているんですけど…


そして…ボスをめっちゃ簡単に倒してしまった…私たちの出番なしです。…ホントにライムちゃんはスライムなんですか?なんかスライムという名の別の種族では…?しかも、私たちが仕込んだにしても使える魔法水魔法、風魔法だけですよ?しかもレベル1。ま、まぁ…ライムちゃんは今日の功労者なのでちゃんと労って挙げましょう。おいで〜ライムちゃん。


ボス部屋は私たちが出ていかない限り次の個体はポップしないのでちょっと休憩。ライムちゃんを可愛がろうの回!開幕です。


どうやらライムちゃんは私とリーデに同時に褒めてもらいたいらしいです。分裂してます。スキルの使い道それでいいの…って私も人(?)のことは言えませんけど。


「ライムちゃんはすごいですね〜。可愛い!賢い!強い!三拍子揃った最強のスライムですよ、これは!」

「ご主人さま、以外と親バカですよね。私もライムちゃんは可愛いとは思いますけど。」

「ものすごくナデナデしながら言われても…私が親バカならリーデもそうでしょ。」

「まぁ、違いないですね。」


そんな感じで5分くらいでしょうか。ひたすらライムちゃんをナデナデしました。ライムちゃんの実力が思った以上なのもしっかり確認出来ましたし、次の階層からはライムちゃんは大人しく見ていてくださいね。ここまで一切戦ってないので、身体を動かしたいんです。いいの?ありがとう。じゃあ、次の階層へそろそろ行きましょう。

ライムちゃんつおい…ちなみにレベル上がってるのでライムちゃんは酸性の液体を飛ばせるようになっていたので実はそれでボスを倒していた。

次回、スレッジオーク逃げて!超逃げて!みたいな回…かな。

次回もよろしくです。m(_ _)m


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