ヒャッハー‼豚狩りなのです‼
はい。ライムちゃんの戦闘能力の高さに普通に驚いている私です。リンちゃんです。
只今、【エクレシアのダンジョン】の7階層にいます。フィールドは鬱蒼とした森のようで…非常に視界は悪いし、明かりも乏しいですね。これは、常に気配察知、魔力感知あたりはONにしておきましょう。奇襲され…るかは分かりませんが、先に敵に気付けるのはアドですからね。
しかし、この階層には鼻がよく効く魔物もいるし、暗い故に目が退化して代わりに感覚が鋭敏になっている魔物もいるみたいなので、本当に気をつけましょう。スレッジオークが秀でているのは力のただ一点なので楽なのですが…一応推奨ランクはDランクなので魔物の共闘にも気をつけないといけないのが少々面倒ですね。
そんなこんなで森を彷徨うこと5分くらいでしょうか。む、気配察知に反応がありますね。早速スレッジオークの群れを発見です。
「リーデ、2時の方向200メルトに目標が6匹ずつ居るけど…どうする?」
「…それでは最初は私が行ってもいいですか?ご主人さま。」「いいよ〜。いってらっしゃ〜い。」
「それでは行ってきます!」
そう言ってすぐにスレッジオークの討伐に向かうリーデ。暴れすぎないでね〜。リーデが豚狩りに精を出している間も警戒は怠りません。そういえば…リーデは精霊だから魔法主体の戦い方をすると思っていましたけど、あの子どうやら物理主体のようで、初めて見た時は驚きましたよ。今もオークの首をスパンスパンって刈り取ってますもの。使ってる剣は魔法で生成したものを使っていますが、身体強化で加速しながら木を使って反動で飛び回ってはすれ違いざまに首を刈る…プロの技してますよ…これはちょっと可哀想…かもしれないですね?
リーデが戻ってきました。なんかちょっと恍惚とした表情を浮かべながらオークのドロップ品抱えて。…見た目はいいのに溢れ出る残念感…というか、よくそれ全部持ってこれましたね?まだあるの?私の収納が必要?オーケー。分かりました。行きましょう。
わぁ〜、かなりドロップしたんですね〜。アイテムが散乱してますよ。ダンジョンの魔物は基本的に倒すと死体は残らずにドロップ品が落ちる仕様になっているので解体しなくていいのは楽でいいんですけど…代わりにアイテムのドロップ量が多いと拾うのが大変ですね。
「ご主人さま。見てくださいコレ。超が付くレア物ですよ!」
「そうなの?鑑定して見るから貸して。」「どうぞ‼」
〈鑑定〉!
【スレッジオークの大睾丸】スレッジオークのレアドロ品。普通のスレッジオークの睾丸よりも途轍もない精力を誇り、コレを使った精力剤はかなり強力。その効果は原液で飲むと1週間ほどは収まらないほどだというが、代わりに加工が非常に難しい。
【状態】最高品質
ホントにレア物ですね。なんで一発で落ちるの…?正直羨ま…いや、所詮は睾丸なので羨ましくはないですね。運を使うならもっと別のところで使いたいものです。
「ご主人さま!それよりもこっちも凄いですよ!お肉です!お肉!」
「落ち着いてリーデ。テンション上がってるのは分かるけど…勢いすごすぎてちょっと怖いから…ほら、ライムちゃんも怯えてる。」
「あっ……失礼しました。ライムちゃんも怖がらせてしまったでしょう?ごめんね。」
プルプル。
大丈夫らしいですね。あ〜もう。リーデ、ライムちゃんに嫌われてないと分かったからって抱きつかないの!
それは家でやって!それは別としてお肉も鑑定しましょう。脂が乗っていて美味しいお肉でしょうかね?
〈鑑定〉
【スレッジオークの肉】肉が全体的に何故か固く、あまりおいしくない。食べられないことはないが正直ゴブリンの肉と同等なのでやめた方がいい。錬金術の素材にはなる。
「残念だけどこのお肉はあんまり美味しくないみたいだよ?ゴブリンと同程度だって。」
「そうなのですか…」シュン…
露骨に落ち込んでいる…⁉そんなにお肉に飢えていたの…?
「いえ、珍味だ!って思いまして…正直そこまで執着はないです。食べられたものじゃないならいいです。ライムちゃん食べますか?」
ええ…(困惑)じゃああの勢いは何だったの…リーデさん?あと、ごみを押し付けないの。ライムちゃんは喜んで消化してますけど。
「そういえば、依頼に必要な量っていくつだっけ?」
「…10個らしいですけど、このレアドロップだけで良くないですか?」
「駄目でしょ、流石に…というか効力強すぎるから…お相手側が可哀想になるから…ね?」
「……でも売るんですよね?お金にはなりそうですし、もっと狩りません?」
まぁね?大睾丸は売るよ?持っていたくはないし。でもね、リーデさん。ちょっとまって…お金は今困るくらいにあるから…
「お金は幾らあっても困らないですよ!ご主人さま!」
うん。ソダネ…ないよりは一杯あった方がいいもんね…よし、やろっか、豚狩り。ストレス発散に。
「いいですね。では、お次の集団はおまかせしてもいいですか?」
「任して。むしろ、2人だけ暴れててずるいし。存分に暴れてくるね。」
「…程々に抑えてくださいね?」「善処するよ〜」
さぁ、狩りの時間だ。ってね。
スレッジオーク見つけたはいいんですけど…厄介な組み合わせしてますね。さっき言った視覚以外の感覚が優れているロジカルミミズクもいます。数は合計6体とそう多くはないですけど…ここは久しぶりに弓の出番ですね。弓はちゃんと自前の物なんですよ。距離は大体…300メルトくらいですね。この距離なら、補正込みで届きますね。
矢に付与をしておきます。つけるのは、〈幻惑〉〈加速〉〈重力強化〉ですね。これでミミズクを射ります。一応敵の動きを見てますけど、気づいた様子はないですね。〈隠密〉で気配消して…穿つ‼このときばかりは風がなくて助かりましたね。矢を撃った瞬間にミミズクは気づいて飛ぼうとしたみたいですけど、ギリギリ加速で間に合いましたね。少なくともこれで矢を抜かない限りは動けませんよ。
今のうちに加速してスレッジオーク5体を倒します。〈魔法呼びだし《氷剣生成》〉で剣を生成し…辻斬りです。リーデと同じ動き?そうですよ。真似してみまして…だって、さっきのリーデの動きがかっこよかったのでね、私もやってみたくなりました。でも意外と難しいですね…ミミズクは上手いこと致命傷を与えられたらしく、倒していましたね。
スレッジオークの睾丸が必要数集まったので帰りましょう。今日はもう目的は達成しましたし。…豚狩りたまいんはいいかもしれないですね。ストレス発散にぴったりです。まぁ、スレッジオークってここにしかいないのでそうそう来ないでしょうけどね…
こんな拙い文章にも感想が一件来ていまして…応援ありがとうございます。ちなみにこれで情景描写足りんって言われまして…そういやそうだなぁと思いましたが、まぁこれがノリと勢いで趣味に興じてるアホの末路ですね。これからもこういう事多いと思うのでこいつ…話作んのへったくそだなぁと思いつつ生温かい目で読んでやってください。多分書いてる間はやらかすので…なるべく直しはしますけども…
次回は…何も考えてないですけどよろしくです。m(_ _)m




